デビッド・キャッシュ
キッド・キャッシュ | |
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プロフィール | |
リングネーム |
キッド・キャッシュ デビッド・キャッシュ デビッド・ジェリコ デビッド・タイラー クロウ デイビー・モートン デイビー・モートン・タイラー・ジェリコ デイビー・パザーノ |
本名 | デビッド・キャッシュ |
ニックネーム |
ミスターTNA ノートリアス・キッド |
身長 | 175cm |
体重 | 92kg |
誕生日 | 1969年7月31日(55歳) |
出身地 |
アメリカ合衆国 バージニア州ウェインズボロ |
トレーナー |
リッキー・モートン ティム・オーナー |
デビュー | 1990年 |
デビッド・キャッシュ(David Cash、1969年7月31日 - )は、アメリカ合衆国のプロレスラー。バージニア州ウェインズボロ出身。キッド・キャッシュ(Kid Kash)のリングネームで知られる[1]。
来歴
[編集]キャリア初期
[編集]1990年、ロックンロール・エクスプレスで有名なリッキー・モートンに師事し、プロレスラーデビューを果たす。リングネームを多種に渡り使用するがデビッド・ジェリコ(David Jericho)名義で落ち着きメリーランド州を拠点とするMCW(Maryland Championship Wrestling)、サウスカロライナ州を拠点とするPWF(Pro Wrestling Federation)などのアメリカ東部のインディー団体で活動。
ECW
[編集]1996年10月、ECWに入団するが勝利に恵まれず1998年4月に活動の舞台をWWFに移しWWFライトヘビー級王座戦線に加わりWWFライトヘビー級王者であるTAKAみちのくへの挑戦、トゥー・マッチ(ブライアン・クリストファー & スコッティ・2・ホッティ)と短期抗争するが故障により早い期間で出場機会を失い退団。
1999年6月、ECWに復帰。9月よりリングネームをキッド・キャッシュ(Kid Kash)へと変更。田尻義博、スペル・クレイジー、リトル・グイドーといったレスラー達と小兵ながらも無尽蔵に動き回る3wayダンスで一躍観客からの支持を得る。タッグ戦線でもノヴァ、クリス・チェッティとトリオユニットを結成してダップス、ダニー・ドーリング & ロードキルと抗争を展開。2000年8月26日、ECW on TNNにてECW世界TV王座を保持するライノに挑戦して勝利し、ベルトを奪取。王座戴冠後、9月9日、ECW Hardcore TVにてライノにベルトを奪取され抗争へと発展するが2001年1月、ECWは崩壊する事になった。
TNA
[編集]ECW崩壊後、WCWやフロリダ州のXWF(X Wrestling Federation)などに転戦。
2002年8月、TNAと契約を交わし入団。TNA X王座戦線においてECW時代の経験からラダーマッチやイリミネーション・テーブルマッチなどのハードコアマッチに適応して活躍。2003年2月12日、TNA X王座を保持するソニー・シアキに挑戦して勝利し、ベルトを奪取した。
2004年2月、ダラスとタッグを結成して3月24日より開始されたNWA世界タッグ王座争奪トーナメントに出場。決勝まで進出し、クリストファー・ダニエルズ & ロウ・キーと対戦して勝利し、優勝と同時に王座を戴冠した。4月14日、ディーロ・ブラウン & グラン・アポロに敗戦してベルトを奪取されるも同月21日に再戦を行い勝利してベルトを奪い返した。タッグ戦線のトップとして活躍していたが、TNAに対する批判が多かった事により2005年4月19日、TNAから解雇となった[2]。
WWE
[編集]TNA解雇後、5月にWWEと契約を交わし入団。6月10日にはWWEがECW One Night Stand 2005を開催する前にアンチテーゼを唱えたシェーン・ダグラスが先手を打って開催したECWリユニオンイベントであるHardcore Homecomingに参戦。2・コールド・スコーピオと対戦するが敗戦した。同月19日、WWEの前座番組であるHEATにてタジリと対戦するが敗戦。9月より傘下団体であるDSWへと降格。10月にWWEへと昇格後、SmackDown!のロースターへと登録されWWEクルーザー級王座戦線で活動。12月18日、PPVであるArmageddon 2005にてWWEクルーザー級王座を保持するフベントゥに挑戦して勝利し、王座を奪取した。
2006年3月、ジェイミー・ノーブルとピットブルズ(Pitbulls)なる狂犬タッグチームを結成し、SmackDown!の前座番組であるVelocityで活動するが素行不良により9月27日にWWEから解雇された。
インディー団体
[編集]WWE解雇後、2007年よりアイルランドのIWW(Irish Whip Wrestling)、テネシー州の(United States Wrestling Organization)、SAW(Showtime Allstar Wrestling)に参戦。2010年8月8日、TNAのECWリユニオンPPVであるHardcore Justiceにてサイモン・ダイアモンド & ジョニー・スウィンガーと組んでFBI(グイドー・マリタート & トニー・ルーク & トレイシー・スマザーズ)と対戦するが敗戦した。
TNA
[編集]2011年6月、TNAと再契約を交わして復帰。TNA X-Division王座戦線にてオースチン・エリーズとベルト争いを展開するが奪取するに至らなかった。2012年11月15日、TNA X-Division王座を保持し、ECW時代の盟友であるロブ・ヴァン・ダムに挑戦するがベルトを奪取するに至らなかった。
その他
[編集]- リングネームであるキッド・キャッシュ(Kid Kash)の由来としてアメリカのミュージシャン、キッド・ロックに容姿が似ている事からこのリングネームになった。またキャッシュの入場曲もキッド・ロックの代表曲である"Bawitdaba"に似せている。左腕に「過心」のタトゥーがある。
得意技
[編集]- フィニッシャー。垂直落下式ブレーンバスター
- WWE時代初期のフィニッシャー。ダブルアームパイルドライバー。
- WWE時代終盤のフィニッシャー。筋肉バスター。
- ボストンクラブ。正式な名称はキャッシュ・オン・デリバリー
- コークスクリュー・セントーン
- クレイドル・パイルドライバー
入場曲
[編集]- Bawitdaba
- Fuck That
- KK Rocks
- Kash Money
- Misfit
- Order of Chaos
- Sound of Madness
獲得タイトル
[編集]- TNA
- TNA X王座 : 1回
- NWA世界タッグチーム王座 : 2回(w / ダラス)
- WWE
- WWEクルーザー級王座 : 1回
- ECW
- ECW世界TV王座 : 1回
他、アメリカのインディー団体を中心に多数のベルトを獲得。
脚注
[編集]- ^ “Kid Kash”. Online World of Wrestling. 2014年4月28日閲覧。
- ^ “Kid Kash released from TNA”. SLAM! Wrestling. 2004年4月20日閲覧。
- ^ “Kid Kash does a 180 on whether he is still working for TNA, TNA heading back to NC”. SLAM! Wrestling. 2013年2月2日閲覧。