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キプロスの大統領

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キプロスの旗 キプロス共和国
大統領
Πρόεδρος της Κυπριακής Δημοκρατίας
(ギリシア語)
Kıbrıs Cumhuriyeti Cumhurbaşkanı
(トルコ語)
大統領章
現職者
ニコス・フリストドゥリディス(第7代)
Νίκος Χριστοδουλίδης

就任日 2023年2月28日
種類元首
政府の長
呼称大統領(公式)
閣下(外交)
所属機関欧州評議会
庁舎大統領官邸
所在地ニコシア
任命直接選挙
任期5年(3選禁止)
根拠法令キプロス共和国憲法
創設1960年8月16日 (64年前) (1960-08-16)
初代マカリオス3世
職務代行者代議院議長
アンニータ・デメトリウ
俸給年額 119,000 [1]
ウェブサイトΠροεδρία της Κυπριακής Δημοκρατίας

キプロスの大統領(キプロスのだいとうりょう、ギリシア語: Πρόεδρος της Κυπριακής Δημοκρατίας, トルコ語: Kıbrıs Cumhuriyeti Cumhurbaşkanı)は、キプロス共和国元首たる大統領である。

選出

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憲法規定では、ギリシャ系キプロス人の中から国民の直接選挙により選出(任期5年)され、トルコ系キプロス人から選出される副大統領と共に行政権を行使することになっている。

しかし1974年以来、キプロスは南北に分断されており、南のキプロス共和国(ギリシャ系キプロス)と北の北キプロス・トルコ共和国(トルコ系キプロス)で住み分けが成されているため、トルコ系が就任する事になっている副大統領職は空席のまま、ギリシャ系の大統領に行政権が集中している。

大統領の一覧

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大統領 所属政党 在任期間 備考
001 マカリオス3世大主教
Μακάριος Γ
無所属 1 1960年8月16日
- 1968年
13年 + 333日
2 1968年
- 1973年
3 1973年
- 1974年7月15日
任期満了前に解任
[注 1]
00 ニコス・サンプソン
Νίκος Σαμψών
進歩戦線 1974年7月15日
- 1974年7月23日
8日 臨時大統領
在任中に辞任
[注 2]
00 グラフコス・クレリデス
Γλαύκος Ιωάννου Κληρίδης
統一党 1974年7月23日
- 1974年12月7日
137日 大統領代行
代議院議長
0(1) マカリオス3世大主教
Μακάριος Γ
無所属 1974年12月7日
- 1977年8月3日
2年 + 239日 大統領復職
在任中に死去
00 スピロス・キプリアヌ
Σπύρος Κυπριανού
民主党 1977年8月3日
- 1977年9月3日
31日 大統領代行
(代議院議長)
[注 3]
002 1977年9月3日
- 1978年2月28日
10年 + 178日
4 1978年2月28日
- 1983年2月28日
5 1983年2月28日
- 1988年2月28日
003 ゲオルギオス・バシリウ
Γιώργος Βασιλείου
民主連合 6 1988年2月28日
- 1993年2月28日
5年 + 0日
004 グラフコス・クレリデス
Γλαύκος Ιωάννου Κληρίδης
民主運動 7 1993年2月28日
- 1998年2月28日
10年 + 0日
8 1998年2月28日
- 2003年2月28日
005 タソス・パパドプロス
Τάσσος Παπαδόπουλος
民主党 9 2003年2月28日
- 2008年2月28日
5年 + 0日
006 ディミトリス・フリストフィアス
Δημήτρης Χριστόφιας
労働人民進歩党 10 2008年2月28日
- 2013年2月28日
5年 + 0日
007 ニコス・アナスタシアディス
Νίκος Αναστασιάδης
民主運動 11 2013年2月28日
- 2018年2月28日
10年 + 0日
12 2018年2月28日
- 2023年2月28日
008 ニコス・フリストドゥリディス
Νίκος Χριστοδουλίδης
無所属 13 2023年2月28日
- (現職)
1年 + 267日

大統領の年表

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Nikos ChristodoulidesNicos AnastasiadesDemetris ChristofiasTassos PapadopoulosGlafcos CleridesGeorge VasiliouSpyros KyprianouMakarios III

脚注

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注釈

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  1. ^ クーデタにより失脚。
  2. ^ ギリシャ軍事政権が崩壊したため。
  3. ^ 代行は8月31日までであったとする資料あり。

出典

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参考文献

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関連項目

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外部リンク

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