キモグリバエ
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(キモグリバエ科から転送)
キモグリバエ科 | ||||||||||||||||||||||||
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Cetema cereris
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Chloropidae | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
grass flies | ||||||||||||||||||||||||
亜科 | ||||||||||||||||||||||||
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キモグリバエは、ハエ目(双翅目)キモグリバエ科(Chloropidae)に属する種の総称。世界で約160属2000種が記録されている。一部の種の幼虫がイネやムギなどの植物を食害するため、農業害虫として扱われることもある。
特徴
[編集]小型のハエで、成虫の体長は約1.5-5.0mm[1]。体色は黒、黄、赤などで、黒や赤の縞模様がある場合もある[1]。額の単眼三角区が非常に大きく艶がある種が多い[1]。
食性は非常に多様で、腐食性、植食性、肉食性、虫こぶを作る種、さらには寄生性の種など多岐にわたる[1]。中でも、幼虫がイネを利用するイネキモグリバエ Chlorops oryzae 、ムギを利用するムギキモグリバエ Meromyza nigriventris などは農業害虫として扱われる[2]。
分布
[編集]世界中に分布する。知られている種だけで約160属2000種がある。日本では、Kanmiya (1983) で52属145種が記録されている[3]。
脚注
[編集]- ^ a b c d Curtis W. Sabrosky (1989) Family CHLOROPIDAE. pp.650-665. In. Catalog of the Diptera of the Australasian And Oceanian Regions: Bishop Museum Publication
- ^ 平尾 重太郎, 長谷川 勉 (1958) ムギキカラバエに関する研究 : (予報) 日本応用動物昆虫学会誌 2(3), 215-222
- ^ K. Kanmiya (2005) Chloropidae (Diptera) from the Akasaka Imperial Gardens, Tokyo. Memoirs of the National Science Museum 39, 337-345