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キャプテン・ファンタスティック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『キャプテン・ファンタスティック』
エルトン・ジョンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1974年6月 - 7月
コロラド州、カリブ・ランチ
ジャンル ロック
時間
レーベル DJM Records(イギリス)
MCAレコード(アメリカ)
プロデュース ガス・ダッジョン
チャート最高順位
  • 2位(イギリス)
  • 1位(アメリカ)
エルトン・ジョン アルバム 年表
グレイテスト・ヒッツ
(1974年)
キャプテン・ファンタスティック
(1975年)
ロック・オブ・ザ・ウェスティーズ
(1975年)
テンプレートを表示

キャプテン・ファンタスティック』 (Captain Fantastic & the Brown Dirt Cowboy) は、1975年に発表されたエルトン・ジョンのアルバム。

『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』において、158位にランクイン[1][リンク切れ]

解説

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エルトンとバーニーが、デビューするまでの思い出をモチーフにしたコンセプトアルバム。タイトルの「キャプテン」がエルトンを、「カウボーイ」はバーニーを示している。

Billboard 200ビルボードのアルバムチャート)において、初登場1位になった史上初めてのアルバムでもある。アルバムジャケットは絵本のような豪華さで、彼らの幼少期のものから当時のものまでのツーショット写真がふんだんに使用されている。冒頭に「Dogs In The Kitchen」という歌詞が掲載されているが、実際レコーディングされたものかは不明。

ちなみに、「僕を救ったプリマドンナ」の詞の内容は、当時の友人、ロング・ジョン・ボルドリーの勧めで婚約を破棄した思い出で、邦題とは意味が違ってしまっている。

2006年に続編アルバム『キャプテン・アンド・ザ・キッド』がリリースされた。

リマスター盤CD発売の際、ボーナストラックが追加された。前年に発売されたジョン・レノンとレコーディングしたシングル両面と、「フィラデルフィア・フリーダム」である。後者は友人であるテニス選手、ビリー・ジーン・キングとテニスチーム「フィラデルフィア・フリーダムズ」のために製作したもの。

収録曲

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特記を除いてすべてバーニー・トーピン作詞、エルトン・ジョン作曲

Side 1
  1. キャプテン・ファンタスティックとブラウン・ダート・カウボーイ(エルトン、バーニーの華麗な夢) - Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboy
  2. バベルの塔 - Tower of Babel
  3. 苦しみの指先 - Bitter Fingers
  4. 汽笛が鳴ったらおしえて - Tell Me When the Whistle Blows
  5. 僕を救ったプリマドンナ - Someone Saved My Life Tonight
Side 2
  1. ミール・チケット - (Gotta Get A)Meal Ticket
  2. 僕に迫る自殺の誘惑 - Better Off Dead
  3. ライティング(歓びの歌をつくる時) - Writting
  4. 幼き恋の日々 - We All Fall in Love Sometimes
  5. ベールの中の遠い想い出 - Curtains

ボーナストラック

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  1. ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ - Lucy in The Sky With Daiamonds (John Lennon, Paul McCartney)
  2. ワン・デイ - One Day at a Time (John Lennon)
  3. フィラデルフィア・フリーダム - Philadelphia Freedom

デラックス・エディション

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2005年9月13日に、2枚組として発売された。ボーナストラックにB面曲が追加され、同作のツアーライブCDが特典として同梱された。

追加ボーナストラック

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  1. ハウス・オブ・カーズ - House Of Cards
「僕を救ったプリマドンナ」B面曲。

ボーナスCD

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1975年6月21日、ウェンブリー・スタジアムでのライブ。

  1. キャプテン・ファンタスティックとブラウン・ダート・カウボーイ(エルトン、バーニーの華麗な夢) - Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboy
  2. バベルの塔 - Tower of Babel
  3. 苦しみの指先 - Bitter Fingers
  4. 汽笛が鳴ったらおしえて - Tell Me When the Whistle Blows
  5. 僕を救ったプリマドンナ - Someone Saved My Life Tonight
  6. ミール・チケット - (Gotta Get A)Meal Ticket
  7. 僕に迫る自殺の誘惑 - Better Off Dead
  8. ライティング(歓びの歌をつくる時) - Writting
  9. 幼き恋の日々 - We All Fall in Love Sometimes
  10. ベールの中の遠い想い出 - Curtains
  11. ピンボールの魔術師 - Pinball Wizard
  12. 土曜の夜は僕の生きがい - Saturday Night's Alright for Fighting

アルバム参加ミュージシャン

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オリジナル盤

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  • エルトン・ジョン - Vocal, Piano, Electric Piano:1,4,5,8曲目, Clavinet:4,6曲目, Arp String Ensemble Synthesizer:5曲目, Harmonies:8曲目, Harpsicord:9,10曲目, Mellotron:9,10曲目
  • デイビー・ジョンストン - Electric Guitar:1〜4,6,9,10曲目, Acoustic Guitar:1,5〜10曲目, Leslie Guitar:5曲目, Mandolin:1曲目, Piano:8曲目, Backing Vocal:3,5〜10曲目
  • ディー・マレイ - Bass:1曲目, Backing Vocal:3,5〜10曲目
  • ナイジェル・オルソン - Drums:1曲目, Backing Vocal:3,5〜10曲目
  • レイ・クーパー - Shaker:1,5,8曲目, Conga:1,3,4,9,10曲目, Gong:1曲目, Jawbone:1曲目, Tambourine:1〜6,9,10曲目, Bell:3,9,10曲目, Belltree:3曲目, Cymbal:5曲目, Triangle:7,8曲目, Bongo:8曲目

ライブ盤

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  • エルトン・ジョン - Vocal, Piano
  • レイ・クーパー - Percussion
  • デイビー・ジョンストン - Guitars
  • Roger Pope - Drums
  • Caleb Quaye - Guitars
  • Jeff"Skunk"Baxter - Guitar, Steel Guitar
  • Kenny Passarelli - Bass
  • James Newton Howard - Keyboards
  • Donny Gerrard, Brian Russell, Brenda Russell - Background Vocals

製作

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  • ガス・ダッジョン - Producer
  • ジェフ・ガーシオ(Jeff Guercio) - Engineer
  • バーニー・トーピン - Graphic Concept & Art Direction
  • デヴィッド・ラーカム - Graphic Concept & Art Direction & Package Design
  • アラン・エルドリッジ(Alan Aldridge)&ハリー・ウィロック(Harry Willock) - Album Cover Design & Illustration

脚注

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  1. ^ [1]

外部リンク

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