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キャレット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
‸ ⁁
縦棒型のキャレット

キャレット脱字符号[1]: caret)は、校正で、脱字の挿入を指示する記号。挿入位置の下(縦書きでは横)に山形を書き、その下に挿入したい文字を書く。なお、単なる脱字でなく長い語句を挿入したいときは、キャレットの代わりにブレースを使う。

コンピュータの文字入力画面で、入力文字の挿入位置、つまり、カーソルとしても使われる。言葉どおりキャレット型のもののほか、点滅する縦棒などさまざまな形式のものがある。また、制御文字を表現するのに、キャレットとアルファベットを使ったキャレット記法が用いられる。

また、ASCIIの5E「^」(サーカムフレックス)や、数学記号論理積外積を表す「∧」(ウェッジ)を、字形の類似からキャレットと呼ぶこともある。

符号位置

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記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+2038 - ‸
‸
キャレット
CARET
U+2041 - ⁁
⁁
Caret Insertion Point

脚注

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出典

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  1. ^ HP 2007, p. 40.

参考文献

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関連項目

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