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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平仮名
文字
字源 より
JIS X 0213 1-2-25
Unicode U+309F (ゟ)
片仮名
文字
字源 ヨリ
JIS X 0213 -
Unicode -
言語
言語 ja
ローマ字
ヘボン式 yori
訓令式 yori
JIS X 4063 yori
発音
IPA jor̥i
種別

(より)、ヨ𐌠|(ヨリ)は、仮名の一つである。

字源

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」は「」の合字である[1]

」は「」の合字である。

用例

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」は近世以降の日本で使用される[1]

  • 「ペテロフサマ シブヤにて アナタノトヨ子」『街』(宮本百合子[2]
  • 明治時代以前には手紙の差し出し人の表記に「山田太郎ゟ」、起点を説明する場合に「東京駅ゟ徒歩10分」のように使用されていた[3]
  • 現在では新聞三行広告(スペースが極端に少ない求人や不動産などの広告)で、「○○駅(より)△分」の形で見られる場合がある。ほか、相撲や歌舞伎の会場にあるのぼりなどでも見られる[3]

符号位置

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記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+309F 1-2-25 ゟ
ゟ
より

脚注

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  1. ^ a b 酒井憲二 2014.
  2. ^ 『街』:新字新仮名 - 青空文庫
  3. ^ a b 鶴田初芽 (2023年2月11日). “生まれて初めて見た…「ゟ」はなんと読む? ビジネスメールでは使える?”. Oggi.jp. 小学館. 2023年2月20日閲覧。
  4. ^ The Unicode Standard, Version 3.2” (PDF) (英語). Hiragana Range: 3040-309F. Unicode, Inc. (2002年3月). 2012年8月3日閲覧。

参考文献

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  • 芝野耕司『増補改訂JIS漢字字典』日本規格協会、2002年5月31日、798頁。ISBN 4-542-20129-5 
  • 酒井憲二「合字」『日本語大事典』 上、朝倉書店、2014年11月6日、755頁。ISBN 978-4-254-51034-8 

関連項目

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