キャロル・クリーヴランド
キャロル・クリーヴランド Carol Cleveland | |
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2009年10月18日、マンハッタンにて | |
生年月日 | 1942年1月13日(82歳) |
出生地 | イギリス、ロンドン |
職業 | 女優 |
配偶者 | Peter Brett (1971年 - 1983年) |
キャロル・クリーヴランド(Carol Cleveland, 1942年1月13日 - )は、イギリスの喜劇女優。ロンドン生まれ。
人物
[編集]『空飛ぶモンティ・パイソン』に重要な役回りで出演した唯一の女性演技者として著名である。彼女はまた『Spike Milligan』、『The Two Ronnies』、『The Persuaders!(ダンディ2 華麗な冒険)』、その他のテレビ番組・映画にも出演した。彼女はモンティ・パイソンの、4つのシーズン全てと、4本の映画全てに出演した。別のパイソンズから秘かにCarol Cleavage(谷間のキャロル)と呼ばれていたように、彼女は典型的なブロンド美女を演じた。彼女が出た最初のスケッチのト書きでは、"a blonde buxom wench in the full bloom of womanhood"(色気全開の、ブロンドでぴちぴちの娘っこ)と表現されていた。彼女は自らをglamour stooge(グラマーなボケ役)と呼んでいた。
1955年、クリーヴランドは『Fist of Fun』のシリーズ1のエピソード3に少しだけカメオ出演をした。このBBC製コメディはスチュアート・リーとリチャード・ヘリングに焦点を当てたもので、クリーヴランドが出演した最初の(そして唯一の)パイソンでないスケッチ番組であった。
略歴
[編集]彼女は幼年期に母親・義父とともにアメリカ合衆国に移住し、はじめはテキサス州サン・アントニオで、次にはカリフォルニア州パサデナで育った。家族と一緒にロンドンに戻ったのは1960年である[1]。彼女は元ミス・カリフォルニア海軍であり、MADマガジン(en:Mad Magazine)のミス・ティーン・クイーンとして15歳でデビューした。彼女はまた王立演劇学校の出身者でもあり、現在はワン・ウーマン・ショー『キャロル・クリーヴランドは全て暴露する』をやっている。
母親は『モンティ・パイソン』に数回登場したことがある。一度は頭に斧を食い込ませた精神病患者として出演した。
主な出演作品
[編集]- 伯爵夫人 A Countess from Hong Kong (1967年)
- 空飛ぶモンティ・パイソン Monty Python's Flying Circus (テレビシリーズ、1969年 - 1974年)
- モンティ・パイソン・アンド・ナウ And Now for Something Completely Different (1971年)
- モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル Monty Python and the Holy Grail (1975年)
- ライフ・オブ・ブライアン Monty Python's Life of Brian (1979年)
- モンティ・パイソン・ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル Monty Python Live at The Hollywood Bowl (1982年)
- 人生狂騒曲 Monty Python's Meaning of Life (1983年)
- アニー2 Annie: A Royal Adventure! (1995年)
- モンティ・パイソン ノット・ザ・メシア Not the Messiah (He's a Very Naughty Boy) (2010年)
- モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 グレアム・チャップマン自伝 A Liar's Autobiography: The Untrue Story of Monty Python's Graham Chapman (2012年)
よく引用される言葉
[編集]- "But it's my only line!"(でも私の台詞ってこれだけなのよ!)…モンティ・パイソンのあるスケッチの落ち。この中で彼女が放ったジョークはあまりうまく行かなかった。