コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

キャロル・リンレイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャロル・リンレイ
Carol Lynley
キャロル・リンレイ Carol Lynley
1965年撮影
本名 Carole Ann Jones
生年月日 (1942-02-13) 1942年2月13日
没年月日 (2019-09-03) 2019年9月3日(77歳没)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク
配偶者 Michael Selsman (1960年 - 1964年)
主な作品
枢機卿
バニー・レークは行方不明
ポセイドン・アドベンチャー
テンプレートを表示

キャロル・リンレイCarol Lynley1942年2月13日 - 2019年9月3日[1])は、アメリカ合衆国女優

日本では、キャロル・リンレー、またはキャロル・リンリーとも表記される。

来歴

[編集]

アメリカ合衆国ニューヨーク州マンハッタン生まれ。父親はアイルランド人、母親はニューイングランド出身で、イギリス人ドイツ人ネイティブ・アメリカンの血を引く。始めはキャロライン・リーの芸名で少女モデルとして活動。15歳の時、『ライフ』誌の表紙モデルに起用されたことがきっかけで、女優としての活動をスタートするが、既に同姓同名の女優が存在したことから、キャロル・リンレイに名を改めた。

1959年に、10代の妊娠を扱った舞台『Blue Denim』で、ブランドン・デ・ワイルドと主役のカップルを演じて注目され、同年の映画版(邦題『ゆきすぎた遊び』)でもブランドンと共演し、ゴールデン・グローブ賞の新人賞(現在は廃止)にノミネートされた。

映画での代表作は、『青春の旅情』(1961年)、『ガン・ファイター』(1961年)、『ヤム・ヤム・ガール』(1963年)、『枢機卿』(1963年)、『バニー・レークは行方不明』(1965年)、『ポセイドン・アドベンチャー』(1972年)などが挙げられ、『ポセイドン~』ではキャロルによる劇中歌「The Morning After」がアカデミー歌曲賞を受賞している(ただし、実際に歌っていたのはモーリン・マクガヴァン)。

テレビドラマの出演も多く、『事件記者コルチャック』のパイロット版『魔界記者コルチャック/ラス・ベガスの吸血鬼』(1972年)に主演した他、『ヒッチコック劇場』、『0011ナポレオン・ソロ スラッシュの要塞』、『バークレー牧場』、『刑事コジャック』、『ハワイ5-0』、『チャーリーズ・エンジェル』など、数多くの作品にゲスト出演している。

主な出演作品

[編集]

映画

[編集]
  • 開拓者の血 The Light in the Forest (1958)
  • リオの若い恋人たち Holiday for Lovers (1959)
  • ゆきすぎた遊び Blue Denim (1959)
  • 青春の旅情 Return to Peyton Place (1961)
  • ガン・ファイター The Last Sunset (1961)
  • 七月の女 The Stripper (1963)
  • ヤム・ヤム・ガール Under the Yum Yum Tree (1963)
  • 枢機卿 The Cardinal (1963)
  • 残虐療法 Shock Treatment (1964)
  • マドリードで乾杯 The Pleasure Seekers (1964)
  • バニー・レークは行方不明 Bunny Lake Is Missing (1965)
  • 太陽の爪あと The Shuttered Room (1967)
  • 謀略ルート Danger Route (1967)
  • 死刑台に接吻 Once You Kiss a Stranger (1969)
  • 悪夢のウィークエンド/恐怖の尼僧誘拐 Weekend of Terror (1971)
  • 人喰いアメーバの恐怖2 Beware! The Blob (1972)
  • ポセイドン・アドベンチャー The Poseidon Adventure (1972)
  • ギャロマ '88 Bad Georgia Road (1977)
  • 遺言シネマ殺人事件 The Cat and the Canary (1978)
  • みにくいアヒルの子 A Light in the Forest (2003)

テレビ

[編集]

※年度は出演した年

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]