金田久美子
Kumiko KANEDA | |
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基本情報 | |
名前 | 金田 久美子 |
生年月日 | 1989年8月14日(35歳) |
身長 | 166 cm (5 ft 5 in) |
体重 | 51 kg (112 lb) |
出身地 | 愛知県名古屋市 |
経歴 | |
プロ転向 | 2008年12月 |
成績 | |
優勝回数 | 日本女子:2回 |
初優勝 | フジサンケイレディスクラシック(2011年) |
世界ランク最高位 | 52位(2011年)[1] |
賞金ランク最高位 | 19位(2011年)[1] |
2023年12月16日現在 |
金田 久美子(かねだ くみこ、1989年8月14日 - )は、愛知県名古屋市出身[2]の女子プロゴルファー。スタンレー電気所属。クラーク記念国際高等学校卒業[3]。石井忍に師事。得意クラブはウェッジ、パター。ニックネームで「キンクミ」と呼ばれる[4][5]。血液型A型[3]。
略歴
3歳でゴルフを始める。8歳の時には「世界ジュニアゴルフ選手権」(女子10歳以下の部)を制し、タイガー・ウッズに並ぶ記録を作った[6]。
2003年-2004年の日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権中学女子の部を2連覇。その後も「日本ジュニア」、「世界ジュニア」、「中部女子アマチュア」などの数々のアマチュアの大会で優勝[7]。
アマチュア時代に出場した日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ツアーのトーナメントでは2002年にリゾートトラストレディスで最年少予選通過記録(12歳9か月)を作った[8]。2004年はゴルフ5レディスで3位タイ、2006年はニチレイPGMレディスで4位タイ、2007年はベルーナレディースで4位タイに入った[7]。
2008年度はプロテストで1打足りず不合格。年末に行われたクオリファイングトーナメントでトップ通過を果たし、ツアーへの参戦資格を得る[9]。
2010年5月22日、第28回中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン(愛知県豊田市・中京ゴルフ倶楽部石野コース)2日目の12番ホールにて自身初のホールインワンを達成[10][注 1]。
2011年4月24日、第30回フジサンケイレディスクラシック最終日に前日の8位から5打差を逆転してツアー初優勝[14]。
2012年以降は勝利から遠ざかるも安定した戦いで、2014年を除き2016年まで賞金シードを確保していた[15]。
2022年10月30日、埼玉県の武蔵丘ゴルフコースで行われた樋口久子レディスゴルフトーナメントにて、2日目に5アンダーを叩き出し2位と3打差の首位に躍り出ると最終日には4バーディー、4ボギーの72で回り、通算9アンダー、前週にマスターズGCレディースで優勝を飾り2週連続優勝を狙っていた川﨑春花の追撃を2打差をつけて逃げ切り、2011年のフジサンケイレディス以来のツアー2勝目。実に11年189日ぶりのブランク優勝は中嶋千尋の9年297日[注 2]を更新する最長記録[注 3]となった[16][8][17]。
2023年はシーズン前から元競泳選手でフィットネストレーナーの山田沙知子の指導を仰ぎ、体力面の強化に取り組む。同年のヤマハレディースオープン葛城では21位に入り、生涯獲得賞金3億円に到達した[18]。
人物
- タイガー・ウッズに憧れ、また、「辻村明須香のような強くておしゃれなゴルファーになりたい」と語る。そのため、他の女子プロゴルファーと比較してもきらびやかなメイクを施し、ネイルアートやギャルファッションでコーディネートしているため「ギャル + ゴルファー」でもじってギャルファーと自称している[9]。また、へそピアスを開けている[10]。
- 2020年6月27日に自宅を荒らされ窃盗被害に遭う。2021年11月15日に犯人が逮捕された[19]。
戦績
ツアー優勝
JLPGAツアー (2)
No. | Date | Tournament | スコア | 2位との差 | 2位(タイ) |
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1 | 2011年4月24日 | フジサンケイレディスクラシック | -5(70-75-66=211) | 2打差 | 李知姫 |
2 | 2022年10月30日 | 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント | -9(68-67-72=207) | 2打差 | 川﨑春花 |
作品
- DVD
- 金田久美子の魅せるゴルフ(2012年5月17日、竹緒)[20]
- 女子プロに学ぶ100を切るGOLF 金田久美子プロ×石井忍コーチのスタイル自分流(秘)スコアメイク(2013年8月2日、オールインエンタテインメント)[21]
脚注
注釈
- ^ 以後、2014年のNEC軽井沢72ゴルフトーナメント[11]、2018年のKKT杯バンテリンレディスオープン[12]、2022年のCATレディースでホールインワンを達成している[13]。
- ^ 中嶋千尋は1988年のダンロップ・レディースでのプロ初勝利から9年後の1998年の健勝苑レディース・道後で2勝目を挙げるまで9年297日を要した。
- ^ ただし、1988年のツアー制度施行前に池渕富子が1985年の富士通レディースから1997年のヤクルトレディースに優勝するまで11年210日を要したのが日本女子プロゴルフ史に残る最長ブランク優勝記録である。
出典
- ^ a b 金田久美子 2011年度スタッツ/ランキング ゴルフダイジェスト・オンライン 2023年12月16日閲覧
- ^ “金田 久美子 プロフィール詳細”. JLPGA. 2020年5月30日閲覧。
- ^ a b “金田久美子プロフィール”. ALBA (2020年3月20日). 2020年5月30日閲覧。
- ^ “キンクミが石川遼に熱視線”. ALBA (2010年9月30日). 2020年5月30日閲覧。
- ^ “キンクミ、契約フリーになる。「一番飛ばせるものを選びました」というドライバーが、市販品とちょっと違う!?”. みんなのゴルフダイジェスト (2019年3月20日). 2020年5月30日閲覧。
- ^ 【“キンクミ”復活へ】#1「壊れてみて初めて自分のスウィングと向き合うように」 Myゴルフダイジェスト 2022年10月20日
- ^ a b 金田 久美子選手のプロフィール JGA 日本ゴルフ協会 2023年5月10日閲覧
- ^ a b "「キンクミ」金田久美子11年189日ぶり優勝 亡きキャディーに捧げるツアー2勝目涙止まらず". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 30 October 2022. 2022年10月30日閲覧。
- ^ a b “ビジュアル系“ギャルファー”金田久美子 ゴルフ界の個性派No.1”. 産経ニュース. (2009年5月30日) 2023年4月16日閲覧。
- ^ a b キンクミ「最高ぽー」平成生まれ初ホールインワン スポニチアネックス 2010年5月23日
- ^ 2014年 大会結果 : 歴代優勝者 : NEC軽井沢72ゴルフトーナメント NEC 2023年6月1日閲覧
- ^ <速報>アン・シネは予選通過危うし 金田久美子が今大会3人目のホールインワン ALBA Net 2018年4月13日
- ^ 金田久美子、ホールインワンのグリーン上で見せたマナーに称賛の声「最後のぺこりが可愛い」「お辞儀がいいね~」 CoCoKARAnext 2022年8月19日
- ^ “キンクミがプロ初優勝”. 産経ニュース. (2011年4月24日) 2023年4月16日閲覧。
- ^ 【23年女子ツアー①】開幕から注目! 金田久美子、永井花奈、福田真未…、22年復活&初シード組選手を改めておさらい! みんなのゴルフダイジェスト 2023年1月8日
- ^ “金田久美子、11年ぶり「最長ブランクV」…「やめようというよりやめたいと」”. 読売新聞オンライン (2022年10月30日). 2022年10月30日閲覧。
- ^ "キンクミ偉業達成! 11年ぶり"最長ブランク"V 33歳、優勝パット後に大粒の涙 2位に2差". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 30 October 2022. 2022年10月30日閲覧。
- ^ "キンクミ ツアー15年、401試合目で生涯獲得賞金3億円に到達! 最終日に意地の3アンダー". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 2 April 2023. 2023年4月2日閲覧。
- ^ 女子ゴルフ・金田選手宅で窃盗か、男2人逮捕 愛知 産経ニュース 2021年11月15日
- ^ 金田久美子のレッスンDVDが発売、4/23にはイベントも! ALBA Net 2012年4月12日
- ^ とにかく落とす場所だけに集中して打つ! ゴルフダイジェスト・オンライン 2013年6月27日
外部リンク
- レプロエンタテインメントによるプロフィール
- 金田久美子(日本女子プロゴルフ協会のプロフィール)
- 金田久美子(日本ゴルフ協会のプロフィール)
- 金田久美子 (@kinkumiringo) - X(旧Twitter)
- 金田久美子 (@kinkumiringo93) - Instagram
- 金田久美子オフィシャルブログ - Ameba Blog(2009年3月4日 - 2016年12月20日)