キ89 (航空機)
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キ89は、大日本帝国陸軍が計画した爆撃研究機。実機は製作されていない。
概要
[編集]1943年(昭和18年)頃に急降下爆撃の研究を目的として計画された軽爆撃機で、川崎航空機工業への開発指示が予定されていた。三菱「ハ214」空冷星型18気筒(離昇2,500 hp)エンジンを搭載する単発機で、開発指示前に計画中止となったが、1945年(昭和20年)には仕様が類似するキ119の試作指示が川崎に対して行われており、キ119を復活したキ89だとする見方も存在する[1]。
脚注
[編集]- ^ 『決定版 日本の陸軍機』 70頁。
参考文献
[編集]- 佐原晃『日本陸軍の試作・計画機 1943〜1945』イカロス出版、2006年、192頁。ISBN 978-4-87149-801-2。
- 歴史群像編集部 編『決定版 日本の陸軍機』学研パブリッシング、2011年、70,87頁。ISBN 978-4-05-606220-5。
- 粟野誠一ほか編『日本航空学術史(1910-1945)』日本航空学術史編集委員会、1990年、417頁。全国書誌番号:90036751。