クリス (競走馬)
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クリス | |
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欧字表記 | Kris |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
生誕 | 1976年 |
死没 | 2004年11月19日(28歳没) |
父 | Sharpen Up |
母 | Doubly Sure |
生国 | イギリス |
生産者 | Lord Howard de Walden |
馬主 | Khalid Abdullah |
調教師 | Henry R.A.Cecil |
競走成績 | |
生涯成績 | 16戦14勝 |
獲得賞金 | 195,667ポンド |
クリス (Kris) とは、イギリスの競走馬、種牡馬である。マイル以下の競走で安定した成績を残し、生涯の連対率は100パーセントを誇る。また、種牡馬としても優秀な成績を残した。
戦績
[編集]デビューから4連勝でホーリスヒルステークス(G3)を制し、重賞初勝利をあげる。更に翌年初戦のグリーナムステークス (G3) も制し、無敗のまま2000ギニーに出走する。しかし、ここでは前年にナショナルステークス (G2) を勝ったタップオンウッドに半馬身差の2着に惜敗し、初めての敗北を喫することになった。ただ、ここから巻き返し、サセックスステークス (G1) やセントジェームズパレスステークス (G2) などを含む9連勝で一気にマイル戦線の王者に立った。だが、引退レースとなったクイーンエリザベス2世ステークスではノウンファクトのクビ差の2着と惜敗し、引退レースを飾ることはできなかった。
年度別競走成績
[編集]- 1978年(4戦4勝) - ホーリスヒルステークス (G3)
- 1979年(8戦7勝) - サセックスステークス (G1) 、セントジェームズパレスステークス (G2) 、クリスタルマイル (G2) 、クイーンエリザベス2世ステークス (G2) 、チャレンジステークス (G3)
- 1980年(4戦3勝) - ロッキンジステークス (G2)
種牡馬入り後
[編集]引退後は種牡馬入りし、イギリス牝馬三冠馬のオーソーシャープ、ブルードメアサイアーとしては2003年に皐月賞と東京優駿を制した日本のネオユニヴァースや名種牡馬インヴィンシブルスピリットを輩出するなど成功した。ただ、活躍馬が全体的に牝馬に偏っており、後継種牡馬も少なく、父系の存続には苦戦している。
代表産駒
[編集]※レース名は全てG1競走
- Oh So Sharp - 1000ギニー、オークス、セントレジャーステークス
- Unite - オークス、アイリッシュオークス
- Rafha - ディアヌ賞
ほか多数
血統表
[編集]クリスの血統(ネイティヴダンサー系 / Deiri 5x5=6.25%) | (血統表の出典) | |||
父 Sharpen Up 1969 栗毛 イギリス |
父の父 *エタン1961 栗毛 アメリカ |
Native Dancer | Polynesian | |
Geisha | ||||
Mixed Marriage | Tudor Minstrel | |||
Persian Maid | ||||
父の母 Rocchetta1961 栗毛 イギリス |
Rockefella | Hyperion | ||
Rockfel | ||||
Chambiges | Majano | |||
Chanterelle | ||||
母 Doubly Sure 1971 鹿毛 イギリス |
Reliance 1962 鹿毛 フランス |
Tantieme | Deux-pour-cent | |
Terka | ||||
Relance | Relic | |||
Polaire | ||||
母の母 Soft Angels1963 栗毛 アイルランド |
Crepello | Donatello | ||
Crepuscule | ||||
Sweet Angel | Honeyway | |||
No Angel F-No.2-o |
脚注
[編集]- ^ “名種牡馬クリス死亡”. netkeiba ニュース. netkeiba.com (2004年11月20日). 2011年5月31日閲覧。