クリーンプラザよこて
クリーンプラザよこて | |
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情報 | |
用途 | 一般廃棄物処理施設 |
施工 | 荏原環境プラント・横手建設・伊藤建設工業共同企業体 |
事業主体 | 横手市 |
管理運営 | 株式会社よこてEサービス |
敷地面積 | 90,061 m² |
着工 | 2013年6月 |
竣工 | 2016年3月 |
所在地 |
〒013-0054 秋田県横手市柳田字中村126番地 |
座標 | 北緯39度16分56.1秒 東経140度33分04.1秒 / 北緯39.282250度 東経140.551139度座標: 北緯39度16分56.1秒 東経140度33分04.1秒 / 北緯39.282250度 東経140.551139度 |
市場情報 | 非上場 |
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本社所在地 |
日本 〒013-0054 秋田県横手市柳田字中村126番地 |
設立 | 2015年10月5日(法人番号指定日) |
法人番号 | 5410001010076 |
事業内容 | 一般廃棄物処理施設の運転および保守管理 |
代表者 | 菊地昭彦 |
純利益 | 332万9000円(2021年7月) |
総資産 | 3億0878万9000円(2021年7月) |
決算期 | 7月 |
主要株主 | 荏原環境プラント(100%) |
クリーンプラザよこては、秋田県横手市柳田にあるゴミ処理施設[1]。主に熱回収施設とリサイクルセンターから構成される施設で、家庭ゴミや事業系ゴミの自己搬入が可能である[2]。
概要
[編集]横手市全域をカバーするゴミ処理施設で、同市の家庭ゴミと事業系一般廃棄物の受け入れを行う[3]。焼却能力は1日当たり90tで、処理方法はストーカ炉。リサイクルセンターの処理能力は1日当たり30t。[2]
熱回収施設では、可燃ゴミを焼却した際に発生した熱で蒸気を作り、蒸気タービンを利用して発電を行っている。ここで発電された電気は、施設内で利用されるほか、市内の小・中学校でも利用される[4][2]。リサイクルセンターでは、回収した各種資源ゴミを処理し、再生工場へ搬出している[4]。
ゴミ回収の取り組みとして、家庭から出た古紙・衣類ゴミを出すことができる「常設型資源回収ステーション」を市内に設置している[5](横手市役所大雄地域局、クリーンプラザよこての2箇所[注 1])。回収ステーションは8:30 - 17:00の時間で利用可能(クリーンプラザ内の回収ステーションは16:30まで)。水銀製品・蛍光灯・電池類は大雄地域局内の回収ステーションのみで回収している[注 2]。
施設内の見学を予約制で受け付けている。見学できるは平日のみで、1日2回実施(10:00からと14:00からの2回)、所要時間は約60分[7][4]。
県内では初となるデザイン・ビルド・オペレート(DBO)方式での運用となっており、荏原環境プラント・横手建設・伊藤建設工業の共同企業体によって設計・施工が行われ、稼働後の施設管理・維持を、荏原環境プラント出資の特別目的事業体、よこてEサービスが20年間行う契約となっている[8]。
歴史
[編集]現行の横手市は、2005年(平成17年)10月1日の市町村合併にて誕生した。当時、横手市のゴミ処理施設は、横手平鹿広域市町村圏組合が設置した「東部環境保全センター[9]」(1984年開設、処理対象地域は横手、山内)、「南部環境保全センター」(1992年開設、処理対象地域は増田・平鹿・十文字)、「西部環境保全センター」(1991年開設、処理対象地域は大森・大雄・雄物川)の焼却施設を合併後も運用していた[10]。
秋田県のゴミ処理広域化計画において、「横手市・平鹿郡ブロック」とされる地域は合併後の新・横手市全域の範囲に相当し、ゴミ処理施設の統合を実施することでこの広域化計画が完了することができることと、3施設の老朽化が進行しており、耐用年数を超えていることなどから、市内3か所のゴミ処理施設(東・南・西部環境保全センター)は1つの施設(後のクリーンプラザよこて)に統合されることとなった[11]。
2012年(平成24年)9月11日に都市計画を決定[12]。2013年(平成25年)より新しいゴミ処理施設の建設工事がはじまり、2016年(平成28年)4月1日に「クリーンプラザよこて」として供用が開始された[2]。
なお、運用が終了した市内3箇所の環境保全センターは、2018年(平成30年)より撤去工事がはじまり、2020年(令和2年)に撤去を完了している[13]。東部環境保全センターの跡地については「横手第一雪捨場」として活用されている[14]。
年表
[編集]- 1984年(昭和59年)3月:「東部環境保全センター」を睦成字七日市41番地に開設。1日当たり80tのゴミを処理可能。[11][9]
- 1991年(平成3年)3月:「西部環境保全センター」を大森町猿田字坊ヶ沢56番地1に開設。1日当たり40tのゴミを処理可能。[11]
- 1992年(平成4年)3月:「南部環境保全センター」を十文字町腕越字石倉33番地に開設。1日当たり60tのゴミを処理可能。[11]
- 2013年(平成25年)6月:クリーンプラザよこて着工[2]。
- 2016年(平成25年)4月1日:「クリーンプラザよこて」稼働開始[2]。
- 2018年(平成30年):環境保全センターの撤去工事開始[13]。
- 2020年(令和2年):環境保全センター撤去工事完了[13]。
施設
[編集]クリーンプラザよこての主な施設[2]。
- 計量棟:ゴミの搬入、持ち込み時の受付を行う。
- 管理棟:施設見学等の施設利用に関する受付を行う。
- リサイクルセンター:不燃ゴミ、粗大ゴミからの資源物回収や資源ゴミの中間処理を行う。
- 熱回収施設:ゴミの焼却によって生じる熱を回収して電気に変換する「廃棄物発電」を行う。
営業時間
[編集]- ゴミ受け入れ可能時間:8:00 - 16:30(祝日を含む)
休業日
[編集]- 日曜日(毎月第3日曜日を除く)
- 年始(1月1日から1月3日)
アクセス
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “横手市廃棄物の処理及び清掃に関する条例”. 横手市. 2021年12月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g “施設紹介”. クリーンプラザよこて. 2021年12月5日閲覧。
- ^ “クリーンプラザよこて(ごみ処理施設)の利用案内”. 横手市 (2021年11月19日). 2021年12月5日閲覧。
- ^ a b c (日本語) 17 よこてEサービス, YouTube 2020年12月5日閲覧。
- ^ “いつでも古紙・衣類を出せる常設型資源回収ステーションをご利用ください”. 横手市 (2021年10月25日). 2021年12月5日閲覧。
- ^ a b “いつでも古紙・衣類を出せる常設型資源回収ステーションをご利用ください”. 横手市. 2023年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月20日閲覧。
- ^ “施設見学について”. よこてEサービス (2021年10月25日). 2021年12月5日閲覧。
- ^ “秋田県横手市向け 一般廃棄物処理施設 「クリーンプラザよこて」の建設”. エバラ時報 No.252 (2016年10月). 2023年3月20日閲覧。
- ^ a b “東部環境保全センター施設概要”. 横手市. 2016年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月28日閲覧。
- ^ “横手市地域循環型社会形成推進地域計画”. 横手市 (2007年2月14日). 2021年12月5日閲覧。
- ^ a b c d “横手市地域循環型社会形成推進地域計画(第二次計画)”. 横手市 (2013年1月9日). 2021年12月5日閲覧。
- ^ “横手市ごみ処理統合施設「クリーンプラザよこて」の都市計画決定について”. 横手市. 2016年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月28日閲覧。
- ^ a b c “環境保全センター解体工事に関する情報”. 横手市 (2021年9月28日). 2021年12月5日閲覧。
- ^ “市報よこて No.289(p.4)”. 横手市 (2017年11月1日). 2021年12月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式サイト
- クリーンプラザよこての利用案内 - 横手市
- ごみの分け方・出し方 - 横手市
- 横手ごみ分別アプリ - 横手市