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グラバー号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グラバー号 (名鉄バスの車両)
グラバー号 (長崎自動車の車両)

グラバー号(グラバーごう)は、かつて長崎県長崎市長崎新地ターミナル)と愛知県名古屋市名鉄バスセンター)を結んでいた夜行高速バスである。長崎市から最も遠くまで行く高速バスであった。また、1990年に福岡 - 東京線「はかた号」が開設されるまでは本路線が「日本一長い距離を走る高速バス」とされていた。近年の利用者減少と深刻な乗務員不足の影響により2018年11月30日をもって廃止された。

路線愛称は、幕末に長崎市で活躍した商人グラバーと、彼の邸宅跡で長崎市の観光名所として知られるグラバー園に由来する。

概要

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運行会社

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2社による共同運行が行われており、両社が隔日で交互に担当した。

運賃・乗車券類

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沿革

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運行経路

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廃止時点での経路と停車停留所。太字は客扱いを行う場所。長崎県内のみの利用不可。

長崎新地ターミナル - 大波止 - 長崎駅前南口 - ココウォーク茂里町 - 大橋 - 昭和町 - (長崎バイパス) - 長崎多良見IC - (長崎自動車道) - 諫早インター - 大村インター - (長崎自動車道・九州自動車道関門橋中国自動車道山陽自動車道広島岩国道路・山陽自動車道・名神高速道路新名神高速道路東名阪自動車道名古屋高速5号万場線2号東山線) - 白川出入口 - 名鉄バスセンター
  • ココウォーク茂里町は、上りはみらい長崎ココウォーク内、下りは国道206号沿いのバス停に停車していた。
  • 上りの長崎新地ターミナル・ココウォーク茂里町ともに4番ホームより発車していた。
  • 下りの名鉄バスセンターは3階7番乗り場より発車していた。

途中休憩など

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あくまでも一例であり、時季や続行便との調整などで休憩場所が変更となることがある。

車両

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車内設備

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  • 3列独立シート ※続行便が2台以上出る場合、3号車以降は4列シートになることもあった。
  • 化粧室
  • テレビ(BS放送・長崎バス便のみ)・ラジオ(長崎バス便のみ) ※音楽放送は廃止された。
  • 毛布
  • サービスコーナー(長崎バス便のみ)
    • コーヒー・緑茶・おしぼり ※名鉄バス便は2011年6月限りで廃止し、代替として紙パックの緑茶を配布している(おしぼりは従来通り)。
    • 冷蔵庫(紙パックジュース入り)
  • 通路側カーテン
  • プラズマクラスターイオン発生機(名鉄バス便のみ)
  • プレミアムワイドシート(名鉄バス便のみ)
  • コンセント(名鉄バス便のみ)
  • 仕切りカーテン
  • Wi-Fi(名鉄バス便のみ)

関連項目

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