グランゼーラ
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒920-8203 石川県金沢市鞍月4丁目133番地 KCビル8階 北緯36度35分45.8秒 東経136度37分28.3秒 / 北緯36.596056度 東経136.624528度座標: 北緯36度35分45.8秒 東経136度37分28.3秒 / 北緯36.596056度 東経136.624528度 |
設立 | 2011年4月 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 8220001015125 |
事業内容 | コンシューマゲームソフトの企画・開発・販売 |
代表者 | 代表取締役 名倉 剛 |
資本金 | 1850万円 |
主要子会社 |
株式会社グランゼーラ・オンラインエンターテイメント 株式会社グランゼーラ・ゲームファクトリー 株式会社Gzスタジオ |
関係する人物 | 九条一馬 |
外部リンク | https://www.granzella.co.jp/ |
株式会社グランゼーラ(英: Granzella Inc.)は、石川県金沢市に本社を置く家庭用ゲームソフトウェアの企画、制作、販売を主な事業内容とする企業。コンピュータエンターテインメント協会正会員。
概要
[編集]2011年4月、九条一馬などアイレムソフトウェアエンジニアリング(以下アイレムと表記)から独立したスタッフによって設立。社長の名倉剛は、かつてアイレムの通販サイト「アイレム横丁」で責任者を務めていた。社名はアイレムより発売されたゲーム『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』に登場する「グランゼーラ革命軍」が由来である。なお、「グランゼーラ」以外の社名候補も『R-TYPE』シリーズに由来する物だった[1]。設立後、しばらくは独立前から手がけていたPlayStation Home向けコンテンツの開発をメインに活動していた。
2014年6月30日にビジュアル制作部門を「株式会社グランゼーラビジュアル」、海外向けゲーム制作・スマートフォンアプリ制作部門を「株式会社グランゼーラ・オンラインエンターテイメント」へ分社化した[2]。
2014年12月、かつて九条がアイレム在籍時に中核的存在として開発していた『絶体絶命都市』シリーズタイトル(新規タイトルを含む)に関する全世界でのIPおよび販売権を取得[3]。『絶体絶命都市4』の開発再開が発表され、歴代シリーズはゲームアーカイブスなどのダウンロード流通で販売されている。
2015年9月、バンダイナムコエンターテインメントとの共同プロジェクト『プロジェクト巨影都市(仮)』を発表。タイトルは後に『巨影都市』に決定。上記の『絶体絶命都市』シリーズとは別の作品として扱われる。
2015年11月、制作部門を「株式会社Gzスタジオ」として分社化したことを発表[4]。
2017年3月、初の自社パブリッシングタイトルとなるスマートフォン用アプリ『SOCCER LOVE』をリリース[5]。
沿革
[編集]- 2011年
- 4月 - 会社設立。
- 7月 - PlayStation Homeに特設ラウンジ第一弾「南の島の隠れ家」を設置[6]
- 2014年
- 6月30日 - 株式会社グランゼーラビジュアル、株式会社グランゼーラ・オンラインエンターテイメントを設立、事業の分社化。
- 10月30日 - 初の自社IPタイトルとして『マンガ・カ・ケール』を発表。
- 12月 - 『絶体絶命都市シリーズ』の版権を取得。
- 2015年
- 7月 - ゲーム制作部門を株式会社Gzスタジオとして分社化。
- 11月 - 音楽レーベル「Granzella Music」立ち上げ[7]。
- 2017年
- 5月2日 - 株式会社グランゼーラビジュアルを株式会社グランゼーラ・ゲームファクトリーに商号・所在地変更。
- 11月 - 本社を石川県野々市市に移転。
- 2019年7月9日 - 本社を石川県金沢市に移転。
開発タイトル
[編集]発売日(日本) | タイトル | プラットフォーム | 備考 |
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2017年3月30日 | SOCCER LOVE | iOS / Android | 2018年7月27日サービス終了 |
2017年10月19日 | 巨影都市 | PlayStation 4 | 発売元:バンダイナムコエンターテインメント |
2018年1月26日 | マンガ・カ・ケール | PlayStation Vita | 発売元:グランゼーラ |
2018年6月19日 | PlayStation 4 | ||
2018年11月22日 | 絶体絶命都市4Plus -Summer Memories- | 発売元:グランゼーラ 海外版発売元:NIS America | |
2019年9月26日 | Nintendo Switch | ||
2020年4月7日 | Windows | ||
2018年4月26日 | 不如帰 大乱 -1553 竜虎相搏つ- | Nintendo Switch | 発売元:グランゼーラ |
2021年4月29日 | R-TYPE FINAL2 | PlayStation 4 | |
Nintendo Switch | |||
Xbox One | |||
Xbox Series X/S | |||
2021年5月1日 | Windows | ||
2023年3月23日 | R-TYPE FINAL 3 EVOLVED | PlayStation 5 | |
2025年 | R-TYPE TACTICS I・II COSMOS[8][9] | Nintendo Switch | |
PlayStation 5 | |||
PlayStation 4 | |||
Xbox Series X/S | |||
PC | |||
時期未定 | 絶体絶命都市5[10] | 未定 | |
FZ:フォーメーションZ[11] | PlayStation 5 | 共同開発・発売元:シティコネクション |
事業拠点
[編集]- 野々市スタジオ、Gzスタジオ - 石川県野々市市末松三丁目570番いしかわ大学連携インキュベータ3階
- 名古屋スタジオ、グランゼーラ・ゲームファクトリー - 愛知県名古屋市昭和区福江二丁目9番33号名古屋ビジネスインキュベータ白金
ゲーム開発以外の活動
[編集]かつてアイレムホームページ上で連載されていた「ふる里4コマ小唄」及び日記「開発者の館」は、それぞれ「ずっこけ4コマ革命軍」「ずっこけ革命戦士たちの奮闘日誌」と名を変えて連載が開始されている。また、新コーナーとして金沢の名所などを紹介する「金沢ライフマップ」の連載も行われている。
また、アイレムが力を入れていたエイプリルフールイベントも実施している。2012年は準備が間に合わず実施出来なかったが、2013年から無事に開始された。しかし2015年は会社のソフト開発が本格始動に乗り始めたばかりであった為、2016年は準備はしていたが「従来の枠組みを超えるものには及ばなかった」という判断により中止となった。こうした現状についてエイプリルフール実行委員長の九条は「イベントのあり様や提供手段を一から見直す」と語っている[12]が、それ以降イベントは行われていない。
協賛
[編集]地元金沢市をホームとする、日本プロサッカーリーグ所属ツエーゲン金沢を応援する体制をとっており、スペシャルマッチパートナー[13]としてホームゲームに度々協賛[14][15]している。また、ツエーゲン金沢の壁時計アプリをAndroid向けに開発、配布していた[14][16]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 社名について3 - Twitter / kazuma_kujo 2011年6月27日
- ^ “グランゼーラ 事業分社化”. 株式会社グランゼーラ. 2014年6月30日閲覧。
- ^ “グランゼーラ、絶体絶命都市の版権を取得”. 株式会社グランゼーラ. 2014年12月25日閲覧。
- ^ “グランゼーラが制作部門を分社化、新会社“Gzスタジオ”を設立”. エンターブレイン. 2015年11月10日閲覧。
- ^ 当初は2014年に発表した『マンガ・カ・ケール』を自社IP第1弾タイトルしていたが、同タイトルは開発遅延により2018年1月リリースとなっている。
- ^ 最終的に5つのラウンジが設置されたが2015年3月、サービス終了に伴い閉鎖された。
- ^ グランゼーラ、音楽レーベル「Granzella Music」立ち上げ&音楽配信のお知らせ
- ^ 『R-TYPE タクティクス』1&2がリメイク制作決定。発売日、対応ハードなどは未定。「開発をお伝えしたかった」(九条一馬氏) - ファミ通.com(2022年4月29日閲覧)
- ^ “『R-TYPEタクティクスI・IIコスモス』発売延期が決定。“2024年秋”予定が“2025年”に再度延期へ”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2024年9月6日). 2024年9月6日閲覧。
- ^ 『絶体絶命都市5』はオープンワールド。舞台は『絶体絶命都市』の3年後で、『1』と『2』のあいだの話になる。シリーズ旧作のキャラクターも登場。 - ファミ通.com(2022年4月16日閲覧)
- ^ 「フォーメーション Z」の新作となる「Project: FZ」(仮称)の制作を発表。1984年の傑作シューティングゲームがパワーアップして帰ってくる - 4Game.net(2022年10月24日閲覧)
- ^ 『グランゼーラエイプリルフール2016』 中止のお知らせ
- ^ パートナー - ツエーゲン金沢オフィシャルサイト 2014年9月9日(2015年6月13日閲覧)
- ^ a b 「ツエーゲン金沢×グランゼーラ ライブ壁紙時計2014」配信のお知らせ - ツエーゲン金沢オフィシャルサイト 2014年9月9日(2015年6月13日閲覧)
- ^ 娯楽の革命軍グランゼーラPresents ツエーゲン金沢VSコンサドーレ札幌のお知らせ - グランゼーラオフィシャルサイト 2015年4月28日(2015年6月13日閲覧)
- ^ グランゼーラがプロサッカーチーム“ツエーゲン金沢”J2昇格祈願の壁紙時計を配信 - ファミ通 2014年9月9日(2015年6月13日閲覧)