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プラチナゲームズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プラチナゲームズ株式会社
PlatinumGames Inc.
本社が入居する梅田スカイビル
本社が入居する梅田スカイビル
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
531-6108
大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番30号
梅田スカイビルタワーウエスト8階
北緯34度42分19.2秒 東経135度29分22.6秒 / 北緯34.705333度 東経135.489611度 / 34.705333; 135.489611座標: 北緯34度42分19.2秒 東経135度29分22.6秒 / 北緯34.705333度 東経135.489611度 / 34.705333; 135.489611
設立 2007年10月1日
業種 情報・通信業
法人番号 2120001116459 ウィキデータを編集
事業内容 ゲームソフトの企画・開発・販売
代表者 代表取締役社長 稲葉敦志
資本金 15億500万円
従業員数 323名(2024年11月1日現在)
関係する人物#所属クリエーター」参照
外部リンク www.platinumgames.co.jp ウィキデータを編集
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プラチナゲームズ株式会社: PlatinumGames Inc.)は、日本ゲームメーカーコンピュータエンターテインメント協会正会員。

マッドワールド』『ベヨネッタ』をはじめとしたアクションゲームを得意分野としているほか、『メタルギア ライジング リベンジェンス』『スターフォックス ゼロ』『ニーア オートマタ』など他社シリーズの開発も手掛ける[1]

社名は「化学的に極めて安定、酸化されにくく、融点が高い」というプラチナ劣化しにくい性質に着目して付けられた。

沿革

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  • 2006年(平成18年)2月 - 有限会社ODDを設立。
  • 2007年(平成19年)
    • 7月 - 株式会社化し、現住所に本社所在地を移転。
    • 10月1日 - SEEDS株式会社と合併し「プラチナゲームズ株式会社」に商号を変更。
  • 2008年(平成20年)5月 - セガとの業務提携を発表。
  • 2009年(平成21年)1月 - ブランドロゴを変更。
  • 2016年(平成28年)3月 - 創業者で初代代表取締役社長の三並達也が退任。後任として佐藤賢一が新代表取締役社長に就任。
  • 2020年(令和2年)
    • 1月 - 中国テンセントとの資本提携を発表し、同社の出資を受け入れるとともに、これまで同社で行なっていなかった、自社開発作品の販売に着手する事が発表された[2]
    • 5月19日 - 同社初の自社開発、販売タイトルThe Wonderful 101:Remasteredがリリース。
  • 2022年(令和4年)1月 - 代表取締役社長の佐藤賢一が退任。後任として稲葉敦志が新代表取締役社長に就任[3]

開発作品

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発売年 作品名 ディレクター 発売元 プラットフォーム
2009年 マッドワールド 西河繁範 セガ Wii
無限航路 河野一二三 ニンテンドーDS
ベヨネッタ 神谷英樹 Xbox 360PlayStation 3
Wii UNintendo Switch
Xbox One
(Xbox 360後方互換)
WindowsSteam配信)
2010年 VANQUISH 三上真司 PlayStation 3、Xbox 360
Windows(Steam配信)
2012年 マックス アナーキー 山中雅貴 PlayStation 3、Xbox 360
2013年 メタルギア ライジング リベンジェンス 齋藤健治 コナミデジタルエンタテインメント PlayStation 3、Xbox 360
Windows(Steam配信)
The Wonderful 101 神谷英樹 任天堂 Wii U
2014年 ベヨネッタ2 橋本祐介 Wii U、Nintendo Switch
ザ・レジェンド・オブ・コーラ[4] 白浜英郎 Activision PlayStation 3、PlayStation 4
Xbox 360、Xbox One
Windows(Steam配信)
2015年 TRANSFORMERS DEVASTATION 齋藤健治
2016年 スターフォックス ゼロ 林悠吾
橋本祐介
任天堂 Wii U
スターフォックス ガード 林悠吾
小西輝彰
Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutants in Manhattan 白浜英郎 Activision PlayStation 3、PlayStation 4
Xbox 360、Xbox One
Windows(Steam配信)
2017年 ニーア オートマタ ヨコオタロウ スクウェア・エニックス Nintendo Switch、PlayStation 4、Xbox One
Windows(Steam配信)
2018年 WORLD OF DEMONS 酒部遼也 DeNA iOSApp Store
2019年 ASTRAL CHAIN 田浦貴久 任天堂 Nintendo Switch
2020年 The Wonderful 101 Remastered 神谷英樹
佐藤貴宣
プラチナゲームズ Nintendo Switch、PlayStation 4
Windows(Steam配信)
2021年 World of Demons – 百鬼魔道 酒部遼也 iOS(Apple Arcade
2022年 ソルクレスタ 神谷英樹
佐藤貴宣
Nintendo Switch、PlayStation 4
Windows(Steam配信)
バビロンズフォール 齋藤健治
杉山高尚
スクウェア・エニックス PlayStation 4
PlayStation 5
Windows(Steam配信)
ベヨネッタ3 宮田祐輔 任天堂 Nintendo Switch
2023年 ベヨネッタ オリジンズ:セレッサと迷子の悪魔 ティナリ・アビビ
未公表 LOST ORDER 松野泰己 Cygames iOS(App Store)
AndroidGoogle Play

開発協力等

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発売年 作品名 ディレクター 開発元請 発売元 プラットフォーム 備考
2023年 ファイナルファンタジーXVI 高井浩 スクウェア・エニックス第三開発事業部 スクウェア・エニックス PlayStation 5 開発協力[5]
2024年 グランブルーファンタジー リリンク 福原哲也
梶泰幸
プラチナゲームズ → 大阪Cygames Cygames PlayStation 4
PlayStation 5
Windows(Steam配信)
当初開発担当はプラチナゲームズと発表されていたが、2019年2月に開発契約が終了したと発表され、以降はCygames単独での開発となった[6][7]

開発中止

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  • スケイルバウンド(発売元:Microsoft、プラットフォーム:Xbox One、Windows)

所属クリエーター

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現在

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  • 稲葉敦志 - 代表取締役社長、スタジオヘッド[3]
  • 大森亘 - 執行役員、チーフテクノロジーオフィサー[8]
  • 佐藤賢一 - 顧問[3]
  • 田平誠悟 - 顧問[3]
  • 西村栄次郎 - プロデューサー/アニメーター[9]
  • 齋藤健治 - ディレクター[10]
  • 山中雅貴 - ディレクター[10]
  • 田浦貴久 - ディレクター/ゲームデザイナー[10]
  • 山口裕史 - コンポーザー
  • 田中直人 - コンポーザー[11]
  • 原田尚文 - コンポーザー[12]
  • 黒川仁美 - コンポーザー[13]
  • 五十嵐聡 - コンポーザー[14]

過去

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脚注

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  1. ^ 「特集 プラチナゲームズ10周年」『週間ファミ通 1417号』KADOKAWA、196-197頁。 
  2. ^ 佐藤賢一(プラチナゲームズ代表取締役社長) (2020年1月7日). “テンセント社との資本提携について”. プラチナゲームズ. 2020年1月7日閲覧。
  3. ^ a b c d 役員体制の変更について”. プラチナゲームズ株式会社. 2022年2月9日閲覧。
  4. ^ プラチナゲームズ新作『The Legend of Korra』が発表!
  5. ^ 『FF16』制作にはプラチナゲームズや『キングダム ハーツ』チームも関わる。プレローンチイベントで明らかに”. ファミ通.com (2023年6月12日). 2023年6月12日閲覧。
  6. ^ 『グランブルーファンタジー Relink』プラチナゲームズとの開発契約が終了、今後はサイゲームス一社での開発体制に移行しプロジェクトは継続”. ファミ通.com (2019年2月5日). 2019年2月5日閲覧。
  7. ^ 『GRANBLUE FANTASY Relink』開発契約の終了について”. プラチナゲームズ公式ブログ. プラチナゲームズ (2019年2月5日). 2019年2月5日閲覧。
  8. ^ 新しい技術にトライしていく“先行者” 大森 亘 インタビュー”. PlatinumGames Inc.. 2021年4月5日閲覧。
  9. ^ 『アストラルチェイン』発売記念18ページ総力特集! 『モンハンワールド:アイスボーン』情報総まとめ&『MOTHER』シリーズ30周年特別企画!(2019年8月29日発売号)”. ファミ通.com (2019年8月29日). 2019年9月19日閲覧。
  10. ^ a b c 「特集 プラチナゲームズ10周年」『週間ファミ通 1417号』KADOKAWA、192-193頁。 
  11. ^ MADWORLD 開発ブログ”. PlatinumGames Inc.. 2019年9月19日閲覧。
  12. ^ ミュージックコンポーザー インタビュー “音楽でゲームに命を吹き込む仕事””. PlatinumGames Inc.. 2016年4月13日閲覧。
  13. ^ 黒川仁美さんインタビュー|CROSS HAL”. 専門学校 HAL. 2016年4月13日閲覧。
  14. ^ 『ASTRAL CHAIN』らしさを象徴する、ハイブリッドサウンドの音楽設計(リードコンポーザー 五十嵐)|ASTRAL CHAIN 開発ブログ”. PlatinumGames Inc.. 2019年9月19日閲覧。
  15. ^ 『ベヨネッタ』シリーズなどを開発したクリエイター・橋本祐介氏がプラチナゲームズを退職”. ファミ通.com (2019年2月15日). 2019年2月15日閲覧。
  16. ^ 『ベヨネッタ』神谷英樹プラチナゲームズ副社長が退社を発表。今後は「自分らしい物作りを目指します」とゲーム作りは続ける意向”. ファミ通.com (2023年9月25日). 2023年11月26日閲覧。
  17. ^ ゲームクリエイター神谷英樹氏、10月12日をもってプラチナゲームズを退職へ。「信念に基づいた」決断だとして”. AUTOMATON (2023年9月25日). 2023年11月26日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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