プラチナゲームズ
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本社が入居する梅田スカイビル | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒531-6108 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番30号 梅田スカイビルタワーウエスト8階 北緯34度42分19.2秒 東経135度29分22.6秒 / 北緯34.705333度 東経135.489611度座標: 北緯34度42分19.2秒 東経135度29分22.6秒 / 北緯34.705333度 東経135.489611度 |
設立 | 2007年10月1日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 2120001116459 |
事業内容 | ゲームソフトの企画・開発・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 稲葉敦志 |
資本金 | 15億500万円 |
従業員数 | 323名(2024年11月1日現在) |
関係する人物 | 「#所属クリエーター」参照 |
外部リンク |
www |
プラチナゲームズ株式会社(英: PlatinumGames Inc.)は、日本のゲームメーカー。コンピュータエンターテインメント協会正会員。
『マッドワールド』『ベヨネッタ』をはじめとしたアクションゲームを得意分野としているほか、『メタルギア ライジング リベンジェンス』『スターフォックス ゼロ』『ニーア オートマタ』など他社シリーズの開発も手掛ける[1]。
社名は「化学的に極めて安定、酸化されにくく、融点が高い」というプラチナの劣化しにくい性質に着目して付けられた。
沿革
[編集]- 2006年(平成18年)2月 - 有限会社ODDを設立。
- 2007年(平成19年)
- 7月 - 株式会社化し、現住所に本社所在地を移転。
- 10月1日 - SEEDS株式会社と合併し「プラチナゲームズ株式会社」に商号を変更。
- 2008年(平成20年)5月 - セガとの業務提携を発表。
- 2009年(平成21年)1月 - ブランドロゴを変更。
- 2016年(平成28年)3月 - 創業者で初代代表取締役社長の三並達也が退任。後任として佐藤賢一が新代表取締役社長に就任。
- 2020年(令和2年)
- 1月 - 中国・テンセントとの資本提携を発表し、同社の出資を受け入れるとともに、これまで同社で行なっていなかった、自社開発作品の販売に着手する事が発表された[2]。
- 5月19日 - 同社初の自社開発、販売タイトルThe Wonderful 101:Remasteredがリリース。
- 2022年(令和4年)1月 - 代表取締役社長の佐藤賢一が退任。後任として稲葉敦志が新代表取締役社長に就任[3]。
開発作品
[編集]発売年 | 作品名 | ディレクター | 発売元 | プラットフォーム |
---|---|---|---|---|
2009年 | マッドワールド | 西河繁範 | セガ | Wii |
無限航路 | 河野一二三 | ニンテンドーDS | ||
ベヨネッタ | 神谷英樹 | Xbox 360、PlayStation 3、 Wii U、Nintendo Switch Xbox One (Xbox 360後方互換) Windows(Steam配信) | ||
2010年 | VANQUISH | 三上真司 | PlayStation 3、Xbox 360 Windows(Steam配信) | |
2012年 | マックス アナーキー | 山中雅貴 | PlayStation 3、Xbox 360 | |
2013年 | メタルギア ライジング リベンジェンス | 齋藤健治 | コナミデジタルエンタテインメント | PlayStation 3、Xbox 360 Windows(Steam配信) |
The Wonderful 101 | 神谷英樹 | 任天堂 | Wii U | |
2014年 | ベヨネッタ2 | 橋本祐介 | Wii U、Nintendo Switch | |
ザ・レジェンド・オブ・コーラ[4] | 白浜英郎 | Activision | PlayStation 3、PlayStation 4 Xbox 360、Xbox One Windows(Steam配信) | |
2015年 | TRANSFORMERS DEVASTATION | 齋藤健治 | ||
2016年 | スターフォックス ゼロ | 林悠吾 橋本祐介 |
任天堂 | Wii U |
スターフォックス ガード | 林悠吾 小西輝彰 | |||
Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutants in Manhattan | 白浜英郎 | Activision | PlayStation 3、PlayStation 4 Xbox 360、Xbox One Windows(Steam配信) | |
2017年 | ニーア オートマタ | ヨコオタロウ | スクウェア・エニックス | Nintendo Switch、PlayStation 4、Xbox One Windows(Steam配信) |
2018年 | WORLD OF DEMONS | 酒部遼也 | DeNA | iOS(App Store) |
2019年 | ASTRAL CHAIN | 田浦貴久 | 任天堂 | Nintendo Switch |
2020年 | The Wonderful 101 Remastered | 神谷英樹 佐藤貴宣 |
プラチナゲームズ | Nintendo Switch、PlayStation 4 Windows(Steam配信) |
2021年 | World of Demons – 百鬼魔道 | 酒部遼也 | iOS(Apple Arcade) | |
2022年 | ソルクレスタ | 神谷英樹 佐藤貴宣 |
Nintendo Switch、PlayStation 4 Windows(Steam配信) | |
バビロンズフォール | 齋藤健治 杉山高尚 |
スクウェア・エニックス | PlayStation 4 PlayStation 5 Windows(Steam配信) | |
ベヨネッタ3 | 宮田祐輔 | 任天堂 | Nintendo Switch | |
2023年 | ベヨネッタ オリジンズ:セレッサと迷子の悪魔 | ティナリ・アビビ | ||
未公表 | LOST ORDER | 松野泰己 | Cygames | iOS(App Store) Android(Google Play) |
開発協力等
[編集]発売年 | 作品名 | ディレクター | 開発元請 | 発売元 | プラットフォーム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023年 | ファイナルファンタジーXVI | 高井浩 | スクウェア・エニックス第三開発事業部 | スクウェア・エニックス | PlayStation 5 | 開発協力[5] |
2024年 | グランブルーファンタジー リリンク | 福原哲也 梶泰幸 |
プラチナゲームズ → 大阪Cygames | Cygames | PlayStation 4 PlayStation 5 Windows(Steam配信) |
当初開発担当はプラチナゲームズと発表されていたが、2019年2月に開発契約が終了したと発表され、以降はCygames単独での開発となった[6][7] |
開発中止
[編集]- スケイルバウンド(発売元:Microsoft、プラットフォーム:Xbox One、Windows)
所属クリエーター
[編集]現在
[編集]- 稲葉敦志 - 代表取締役社長、スタジオヘッド[3]
- 大森亘 - 執行役員、チーフテクノロジーオフィサー[8]
- 佐藤賢一 - 顧問[3]
- 田平誠悟 - 顧問[3]
- 西村栄次郎 - プロデューサー/アニメーター[9]
- 齋藤健治 - ディレクター[10]
- 山中雅貴 - ディレクター[10]
- 田浦貴久 - ディレクター/ゲームデザイナー[10]
- 山口裕史 - コンポーザー
- 田中直人 - コンポーザー[11]
- 原田尚文 - コンポーザー[12]
- 黒川仁美 - コンポーザー[13]
- 五十嵐聡 - コンポーザー[14]
過去
[編集]- 三並達也 - 元代表取締役社長
- 三上真司 - ディレクター
- 橋本祐介 - プロデューサー/ディレクター[15]
- 上田雅美 - コンポーザー
- 神谷英樹 - 元取締役副社長、ディレクター/ゲームデザイナー[16][17]
脚注
[編集]- ^ 「特集 プラチナゲームズ10周年」『週間ファミ通 1417号』KADOKAWA、196-197頁。
- ^ 佐藤賢一(プラチナゲームズ代表取締役社長) (2020年1月7日). “テンセント社との資本提携について”. プラチナゲームズ. 2020年1月7日閲覧。
- ^ a b c d “役員体制の変更について”. プラチナゲームズ株式会社. 2022年2月9日閲覧。
- ^ プラチナゲームズ新作『The Legend of Korra』が発表!
- ^ “『FF16』制作にはプラチナゲームズや『キングダム ハーツ』チームも関わる。プレローンチイベントで明らかに”. ファミ通.com (2023年6月12日). 2023年6月12日閲覧。
- ^ “『グランブルーファンタジー Relink』プラチナゲームズとの開発契約が終了、今後はサイゲームス一社での開発体制に移行しプロジェクトは継続”. ファミ通.com (2019年2月5日). 2019年2月5日閲覧。
- ^ “『GRANBLUE FANTASY Relink』開発契約の終了について”. プラチナゲームズ公式ブログ. プラチナゲームズ (2019年2月5日). 2019年2月5日閲覧。
- ^ “新しい技術にトライしていく“先行者” 大森 亘 インタビュー”. PlatinumGames Inc.. 2021年4月5日閲覧。
- ^ “『アストラルチェイン』発売記念18ページ総力特集! 『モンハンワールド:アイスボーン』情報総まとめ&『MOTHER』シリーズ30周年特別企画!(2019年8月29日発売号)”. ファミ通.com (2019年8月29日). 2019年9月19日閲覧。
- ^ a b c 「特集 プラチナゲームズ10周年」『週間ファミ通 1417号』KADOKAWA、192-193頁。
- ^ “MADWORLD 開発ブログ”. PlatinumGames Inc.. 2019年9月19日閲覧。
- ^ “ミュージックコンポーザー インタビュー “音楽でゲームに命を吹き込む仕事””. PlatinumGames Inc.. 2016年4月13日閲覧。
- ^ “黒川仁美さんインタビュー|CROSS HAL”. 専門学校 HAL. 2016年4月13日閲覧。
- ^ “『ASTRAL CHAIN』らしさを象徴する、ハイブリッドサウンドの音楽設計(リードコンポーザー 五十嵐)|ASTRAL CHAIN 開発ブログ”. PlatinumGames Inc.. 2019年9月19日閲覧。
- ^ “『ベヨネッタ』シリーズなどを開発したクリエイター・橋本祐介氏がプラチナゲームズを退職”. ファミ通.com (2019年2月15日). 2019年2月15日閲覧。
- ^ “『ベヨネッタ』神谷英樹プラチナゲームズ副社長が退社を発表。今後は「自分らしい物作りを目指します」とゲーム作りは続ける意向”. ファミ通.com (2023年9月25日). 2023年11月26日閲覧。
- ^ “ゲームクリエイター神谷英樹氏、10月12日をもってプラチナゲームズを退職へ。「信念に基づいた」決断だとして”. AUTOMATON (2023年9月25日). 2023年11月26日閲覧。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- プラチナゲームズ - 公式WEBサイト
- プラチナゲームズ公式アカウント (@platinumgames_j) - X(旧Twitter)
- プラチナゲームズ株式会社 (platinumgames.jp) - Facebook
- PlatinumGames公式チャンネル - YouTubeチャンネル