ケリー・ハンセン
ケリー・ハンセン Kelly Hansen | |
---|---|
ケリー・ハンセン(2016年) | |
基本情報 | |
生誕 | 1961年4月18日(63歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州ホーソーン |
ジャンル | ハードロック、ヘヴィメタル、グラム・メタル |
職業 | 歌手、ソングライター、ミュージシャン |
担当楽器 | ボーカル、ギター、キーボード、パーカッション |
活動期間 | 1985年 - |
共同作業者 | ハリケーン、フォリナー |
ケリー・ハンセン(Kelly Hansen、1961年4月18日 - )は、アメリカの歌手で、2005年からロック・バンド、フォリナーのリード・シンガーを務めていることで最もよく知られている[1][2][3]。
ハンセンは、独立系スタジオ・シンガーとしてキャリアをスタートした。その後、ギタリストのロバート・サーゾとベーシストのトニー・カヴァーゾ(それぞれ、クワイエット・ライオットで有名なルディ・サーゾとカルロス・カヴァーゾの兄弟)と出会い、1984年にハードロック・バンド、ハリケーンを結成した。ハリケーンは、1980年代中期から後半、そして1990年代にかけて、ある程度の商業的成功を収めた。しかし、ハリケーンのレコード・レーベルが1991年に倒産し、その後すぐにバンドは解散した。ハンセンは音楽制作を続け、スラッシュズ・スネイクピット、ファーギー・フレデリクセン、ドン・ドッケン、ブルジョワ・ピッグスなど、数多くのプロジェクトでゲスト・シンガーやセッション・シンガーとしてレコーディングを行った。1998年、ハンセンはボーカリストのマーシー・フリーに代わってバンド、アンルーリー・チャイルドに加入。アンルーリー・チャイルドでは1999年初頭にリリースされたアルバム『ウェイティング・フォー・ザ・サン』をレコーディングした。2001年にはハリケーンが、メンバー構成を変えてニュー・アルバム『リキフリー』で復活。2003年、ハンセンはファブリツィオ・V・ジー・グロッシと手を組み、パーフェクト・ワールドというバンド名でセルフタイトル・アルバムをレコーディングした。
ハンセンは2005年にフォリナーへ加入。ルー・グラムはミック・ジョーンズとの対立が続いたため2003年に脱退していた。ハンセンはフォリナーの3人目のリード・シンガーで、ルー・グラムとジョニー・エドワーズがハンセンの前任者である。
ハンセンはロサンゼルスの2つの家で時間を分けて暮らしている。1つはカラバサス、もう1つはマリブにある。
ハンセンはコロラド州オーロラのスモーキーヒル高校に通った。
ディスコグラフィ
[編集]リーダー・アルバム
[編集]- Into the Light (2000年) ※with ティム・ドナヒュー
ハリケーン
[編集]- 『TAKE WHAT YOU WANT』 - Take What You Want (1985年)
- 『オーバー・ジ・エッジ』 - Over the Edge (1988年)
- 『スレイヴ・トゥ・ザ・スリル』 - Slave to the Thrill (1990年)
- 『リキフリー』 - Liquifury (2001年)
アンルーリー・チャイルド
[編集]- 『ウェイティング・フォー・ザ・サン』 - Waiting For The Sun (1998年)
パーフェクト・ワールド
[編集]- 『パーフェクト・ワールド』 - Perfect World (2003年)
フォリナー
[編集]- Extended Versions (2006年) ※ライブ
- 『コンプリート・ベスト~ノー・エンド・イン・サイト』 - No End in Sight: The Very Best of Foreigner (2008年) ※コンピレーション
- 『キャント・スロー・ダウン』 - Can't Slow Down (2009年)
- Can't Slow Down...When It's Live! (2010年) ※ライブ
- Extended Versions II (2011年) ※ライブ
- Acoustique: The Classics Unplugged (2011年) ※ライブ
- Jukebox Heroes (2012年) ※コンピレーション
- An Acoustic Evening With Foreigner (2013年) ※ライブ
- I Want To Know What Love Is - The Ballads (2014年) ※コンピレーション
- 『ザ・ベスト・オヴ・フォリナー4・ライヴ&モア』 - The Best of 4 & More (2014年) ※ライブ
- Greatest Hits Live (2015年) ※ライブ
- In Concert - Unplugged (2016年) ※ライブ
- 『40 -40ヒッツ・フロム・40イヤーズ ベスト・オブ・フォリナー』 - 40 - Forty Hits From Forty Years: 1977-2017 (2017年) ※コンピレーション
- 『フォリナー・ウィズ・21世紀シンフォニー・オーケストラ&コーラス〜ライヴ・イン・スイス 2017』 - Foreigner with the 21st Century Symphony Orchestra & Chorus (2018年) ※ライブ
- Double Vision: Then And Now - Live Reloaded (2019年) ※ライブ
参加アルバム
[編集]- エア・パヴィリオン : 『サラフ・コフ』 - Sarrph Cogh (1994年)
- エア・パヴィリオン : 『リヴァー・ザ・ライフ』 - The River / The Life (1999年)
- スチュアート・スミス : 『ヘヴン・アンド・アース』 - Heaven and Earth (1999年)
- Various Artists : A Tribute to Guns N' Roses - Appetite for Reconstruction (1999年) ※「Anything Goes」で参加
- Various Artists : 『デフ・レパード・トリビュート』 - A Tribute to Def Leppard - Leppardmania (2000年) ※「Rock of Ages」で参加
- Various Artists : 『スコーピオンズ・トリビュート〜feat.ジョージ・リンチ』 - A Tribute to The Scorpions - Covered Like a Hurricane (2000年) ※「Here I Am (Rock You Like A Hurricane)」で参加
脚注
[編集]- ^ “Foreigner to Release Can't Slow Down in March”. Blabbermouth (January 28, 2010). February 12, 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。May 11, 2010閲覧。
- ^ “Foreigner Behind the Scenes” (英語). Rolling Stone (2013年1月22日). 2022年4月7日閲覧。
- ^ Greene, Andy (2019年8月1日). “Foreigner Launching Las Vegas Mini-Residency in 2020” (英語). Rolling Stone. 2022年4月7日閲覧。