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ケビン・ホッジス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ケヴィン・ホッジスから転送)
ケビン・ホッジス
Kevin Hodges
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ヒューストン
生年月日 (1973-06-24) 1973年6月24日(51歳)
身長
体重
193 cm
91 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1991年 MLBドラフト8巡目
初出場 MLB / 2000年4月24日
NPB / 2001年8月1日
KBO / 2004年4月4日
最終出場 MLB / 2000年9月30日
NPB / 2005年8月28日
KBO / 2004年
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ケビン・ジョン・ホッジスKevin Jon Hodges[1], 1973年6月24日 - )は、アメリカ合衆国出身の元プロ野球選手投手)。

弟は2004年阪神タイガースに在籍したトレイ・ホッジス。なおケビンは2004年には韓国プロ野球に在籍していたため、兄弟が同時に日本でプレーしたことはない。

経歴

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メジャー時代

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1991年カンザスシティ・ロイヤルズからドラフト8巡目指名を受ける。ロイヤルズ時代はマイナーリーグで6年間プレーしたが、メジャーリーグ登板がないまま自由契約。ヒューストン・アストロズを経て、1999年6月19日、マット・ミースキーとのトレードでシアトル・マリナーズへ移籍。2000年にメジャーリーグ初登板。

2001年6月29日ヤクルトスワローズへの入団が発表される。外国人投手の故障や不振などで先発投手が不足したための緊急補強の意味合いが強く、当時の支配下選手登録期限の6月30日を目前とした入団となった。

ヤクルト時代

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入団したこの年は8月からの実働2ヵ月間であったが5勝を挙げ、チームのリーグ優勝に貢献した。日本一のかかった日本シリーズ第5戦では、5回持たず2失点でKOとなり、先発投手としての役割は果たせなかったが、試合は勝利し、チームは日本一に輝いた。

2002年はシーズンを通して先発ローテーションの軸として活躍して17勝を挙げ、上原浩治と同数で最多勝のタイトルを獲得した。打者として本塁打を2本打っている(2号は4月25日の神宮球場巨人戦でジョン・ワズディンからソロ本塁打)。

2003年は外国人としてはテリー・ブロス以来球団2人目となる開幕投手を務めたが、年間を通して不安定な投球が続き9月にシーズン限りでの退団が決定する。退団にあたっては、監督の若松勉が球団から「(ホッジスに)最後にもう1度神宮で投げさせてほしい」と言われていたことから、9月19日の神宮での広島東洋カープ戦で「さよなら登板」の機会が与えられた(6回から2番手で登板、2回1失点)。結局5勝9敗、防御率5.90と前年より大幅に成績を落としてシーズンを終了。

韓国時代

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ホッジスは日本国内でのプレー続行を希望していたが獲得に名を挙げる球団はなく、2004年韓国プロ野球サムスン・ライオンズに入団。主に先発として9勝を挙げた。

楽天時代

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2005年は新規参入の東北楽天ゴールデンイーグルスにテスト入団し、日本球界に復帰。岩隈久志以外に計算できる先発投手がいないチーム事情の中で2002年にセ・リーグ最多勝を獲得するなど日本での実績があることから、先発ローテーションを任されたが、シーズンに入ると背信投球を繰り返した。登板機会は多く与えられたが、調子が上向く気配は一向になく、8月28日西武戦で1回5失点KOされると、監督の田尾安志は試合後の会見で「もう使うことはない」と事実上の戦力外を明言。その後は登板機会はなくこの年は登板18試合で2勝12敗、防御率6.44と大きく期待を裏切る成績でシーズンを終了。そしてこの年限りで解雇された。

楽天退団後

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2006年は、独立リーグであるアトランティックリーグブリッジポート・ブルーフィッシュでプレーし、現役を引退。

2012年1月1日付で埼玉西武ライオンズ編成部渉外担当(アメリカ駐在)に就任[2]。2023年時点の役職は国際スカウト(駐米)。

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2000 SEA 13 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 73 17.1 18 4 12 0 2 7 1 0 10 10 5.19 1.73
2001 ヤクルト 12 12 0 0 0 5 3 0 -- .625 293 66.1 73 5 34 1 4 30 0 0 29 28 3.80 1.61
2002 32 32 0 0 0 17 8 0 -- .680 848 200.2 183 15 67 2 17 132 6 2 82 76 3.41 1.25
2003 20 19 0 0 0 5 9 0 -- .357 455 100.2 119 15 39 1 8 48 5 1 74 66 5.90 1.57
2004 サムスン 30 27 0 0 -- 9 10 0 0 .474 719 163.1 158 15 81 1 21 123 9 1 91 77 4.24 1.46
2005 楽天 18 18 0 0 0 2 12 0 0 .143 446 95.0 116 12 51 1 9 42 3 1 73 68 6.44 1.76
MLB:1年 13 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 73 17.1 18 4 12 0 2 7 1 0 10 10 5.19 1.73
NPB:4年 82 81 0 0 0 29 32 0 0 .475 2042 462.2 491 47 191 5 38 252 14 4 258 238 4.63 1.47
KBO:1年 30 27 0 0 -- 9 10 0 0 .474 719 163.1 158 15 81 1 21 123 9 1 91 77 4.24 1.46
  • 各年度の太字はリーグ最高

タイトル

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NPB

表彰

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NPB

記録

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NPB投手記録
NPB打撃記録

背番号

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  • 58 (2000年 - 2004年)
  • 54 (2005年)

脚注

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  1. ^ ウェイン・グラシック『2002 JAPAN PRO BASEBALL - 英語版 日本プロ野球メディアガイド』日本洋書販売、2002年、ISBN 9784901178778
  2. ^ 人事のお知らせ”. 埼玉西武ライオンズ (2011年12月7日). 2011年12月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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