ゲンコツの海
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ゲンコツの海 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 長坂秀佳、上条逸雄ほか |
演出 | 斉藤秀夫ほか |
出演者 |
渡辺篤史 泉晶子 児島美ゆきほか |
オープニング | 「海はいつでも」(渡辺篤史) |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデューサー | 前田満州夫(国際放映) |
制作 | 北日本放送、国際放映 |
放送 | |
放送チャンネル | 日本テレビ系列 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1973年1月10日 - 同年6月27日 |
放送時間 | 水曜19:30 - 20:00 |
放送枠 | 日本テレビ水曜7時30分枠連続ドラマ |
放送分 | 30分 |
回数 | 25 |
特記事項: 吉田工業(現・YKK)一社提供。 |
『ゲンコツの海』(ゲンコツのうみ)は、1973年1月10日から同年6月27日まで日本テレビ系列の毎週水曜19:30 - 20:00(JST)に放送された、北日本放送制作のテレビドラマである。全25回。吉田工業(現・YKK)の一社提供。
概要
[編集]南海の島の小さな学校・海原高校にモーターボートで赴任した、新任教師・山中大助の物語[1][2][3]。海洋部の部長に就任した大助は、部活動を通じて生徒に接していく[4]。
NNN系列の1つである北日本放送が制作した初のゴールデンタイム・全国ネットの番組。その関係で、東日本高等学校カッター選手権大会の開催地が氷見の海岸とされていたり[5][6]、劇中に実在の学校である富山商船高専が登場する[7]など、北日本放送の所在する富山県も度々舞台として登場した。
しかし前番組のアニメ『新・オバケのQ太郎』のイメージが強すぎ、更に1週遅れて開始した円谷プロ特撮番組『ジャンボーグA』(毎日放送制作・NET系列)[注 1]に人気を奪われて低迷した。
なお、日本テレビ系列の地方局制作(日本テレビ、読売テレビ、中京テレビ以外)のゴールデンタイム(19・20時台)のレギュラー番組は2023年現在に至るまでこの1本のみである[8]。
出演者
[編集]- 山中大助:渡辺篤史[9][10]
- 白水和子:泉晶子[11]
- 森田知佐子(生徒、校長の娘):児島美ゆき
- 相場真弓:田中美恵子[12]
- 谷山肝太(海洋部員):うえずみのる[11]
- 野村豪一(海洋部員):笠井久男[9][13]
- 工藤明(海洋部員):島もとき[14]
- 片桐和也:水谷豊
- (富山商船高専に在学していた時キャプテンだったが、東日本高等学校カッター選手権大会を怪我のため欠場。第19話で大助のクラスに転入してくる。)[7]
- 野村豪造(豪一の父):高品格[13]
- 工藤耕作(明の父):谷村昌彦[14]
- 鎌田治郎(数学教師):松村達雄[15]
- 源心和尚:江戸家猫八[9]
- 森田校長:加藤嘉[11]
ほか
- ゲスト
ほか
スタッフ
[編集]主題歌
[編集]放映リスト
[編集]話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 |
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1 | 1973年 1月10日 |
先生、もえてるゥ!! | 上条逸雄 | 下村堯二 |
2 | 1月17日 | そのオールを拾え | ||
3 | 1月24日 | あわびの片思い | ||
4 | 1月31日 | オールと長髪 | 桜井康裕 | 新津左兵 |
5 | 2月7日 | 先生の血は赤い | ||
6 | 2月14日 | とび込んだ花嫁! | 長坂秀佳 | 斉藤秀夫 |
7 | 2月21日 | 男の借りは体で返せ | ||
8 | 2月28日 | 合宿はもぐりの訓練 | 桜井康裕 | 小山幹夫 |
9 | 3月7日 | 男はそこであきらめない | ||
10 | 3月14日 | カンニングとラブレター | 長坂秀佳 | 新津左兵 |
11 | 3月21日 | 大地は友情を育てる | ||
12 | 3月28日 | 貝は海の宝物 | 加瀬高之 | |
13 | 4月4日 | 北の海に立つ男 | 桜井康裕 | |
14 | 4月11日 | 飛び込んで来た応援団 | ||
15 | 4月18日 | 内ゲバ!?海洋部 | 長坂秀佳 | 小山幹夫 |
16 | 4月25日 | 出航!太陽とロマンの島へ | ||
17 | 5月2日 | オキナワ・初恋・恋仇 | ||
18 | 5月9日 | 恋のとりこオキナワ | ||
19 | 5月16日 | 北の海から初恋が来る | ||
20 | 5月23日 | 海を捨てた男の唄 | ||
21 | 5月30日 | ピエロと孫悟空 | 新津左兵 | |
22 | 6月6日 | いざ、おれたちの舟を! | ||
23 | 6月13日 | 目標!前方のオヤジ | 小山幹夫 | |
24 | 6月20日 | 鬼の目にナミダあり | ||
25 | 6月27日 | 海のロメオとジュリエット | 新津左兵 |
放送局
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 北日本放送(制作局):水曜 19:30 - 20:00[17]
- 札幌テレビ:水曜 19:30 - 20:00[18]
- 青森放送:水曜 19:30 - 20:00[19]
- テレビ岩手:水曜 19:30 - 20:00[19]
- 秋田放送:水曜 19:30 - 20:00[19]
- 山形放送:水曜 19:30 - 20:00[19]
- 宮城テレビ:水曜 19:30 - 20:00[19]
- 福島中央テレビ:水曜 19:30 - 20:00[19]
- 新潟総合テレビ:土曜 19:00 - 19:30[20]
- 日本テレビ:水曜 19:30 - 20:00
- 福井放送:水曜 19:30 - 20:00[17]
- 静岡放送:月曜 19:00 - 19:30[21]
- 名古屋テレビ:火曜 19:00 - 19:30(1973年1月9日 - 同年3月27日)[22] → 水曜 19:00 - 19:30(1973年4月4日 - 同年4月25日)[22][注 2]
- 読売テレビ:水曜 19:30 - 20:00
- 日本海テレビ:水曜 19:30 - 20:00[23]
- 西日本放送:水曜 19:30 - 20:00[24]
- 広島ホームテレビ:平日 11:00 - 11:30(本放送終了後の1977年に放送)[25][注 3]
- 山口放送:水曜 19:30 - 20:00[26]
- 四国放送:水曜 19:30 - 20:00[27]
- 南海放送:水曜 19:30 - 20:00[26]
- 高知放送:水曜 19:30 - 20:00[26]
- 福岡放送:水曜 19:30 - 20:00[28]
- テレビ大分:水曜 19:30 - 20:00[29]
- 熊本放送:水曜 19:30 - 20:00[30]
- 鹿児島テレビ:土曜 19:00 - 19:30[31]
コミカライズ
[編集]- 「原案:国際放映/画:望月あきら」名義で、「少女フレンド」(講談社刊)に連載された。
- 単行本は、1973年4月8日に第1巻、同年5月28日に第2巻が、それぞれ「講談社コミックス」から発売された(いずれも絶版。未文庫本化)。それぞれの表紙カバーには、ドラマの出演者が写されていた。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『社報復刻版』北日本放送、1983年9月20日、290頁。NDLJP:12275415/154。
- ^ 『社報復刻版』北日本放送、1983年9月20日、296頁。NDLJP:12275415/157。
- ^ 週刊TVガイド 1973年1月19日号 p.106 本作の紹介記事
- ^ 週刊TVガイド 1973年2月2日号 p.106 本作の紹介記事
- ^ 京都新聞 1973年4月4日付朝刊、テレビ欄での本作の紹介記事
- ^ 週刊TVガイド 1973年4月13日号 p.105 本作の紹介記事
- ^ a b 週刊TVガイド 1973年5月18日号 p.106 本作の紹介記事
- ^ なお、特別番組に関してはプロ野球ナイター中継『広島 vs 巨人』が1985年まで広島テレビ主幹制作だった例がある。
- ^ a b c d 京都新聞 1973年1月10日付朝刊、20面テレビ欄での本作の紹介記事
- ^ 週刊TVガイド 1973年1月12日号 p.106 本作の紹介記事
- ^ a b c 週刊TVガイド 1973年4月20日号 p.110 本作の紹介記事
- ^ 週刊TVガイド 1973年2月9日号 p.106 本作の紹介記事
- ^ a b 週刊TVガイド 1973年6月8日号 p.108 本作の紹介記事
- ^ a b 週刊TVガイド 1973年6月15日号 p.106 本作の紹介記事
- ^ 週刊TVガイド 1973年6月22日号 p.105 本作の紹介記事
- ^ a b 京都新聞 1973年5月9日付朝刊テレビ欄での本作の紹介記事
- ^ a b 『北國新聞』1973年6月6日付朝刊テレビ欄より。
- ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1973年(昭和48年)3月、テレビ欄。
- ^ a b c d e f 『河北新報』1973年4月4日 - 4月25日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『新潟日報』1973年7月テレビ欄。
- ^ 『静岡新聞』1973年7月テレビ欄。
- ^ a b c 『中日新聞』1973年1月9日 - 同年6月27日各日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『山陰中央新報』1973年6月テレビ欄。
- ^ 『山陽新聞』1973年6月テレビ欄。
- ^ 中国新聞、1977年10月3日(月曜日)、テレビ・ラジオ欄
- ^ a b c 『愛媛新聞』1973年6月テレビ欄。
- ^ 『徳島新聞』1973年2月テレビ欄。
- ^ 『熊本日日新聞』1973年2月テレビ欄。
- ^ 『大分合同新聞』1973年2月テレビ欄。
- ^ 『熊本日日新聞』1973年7月テレビ欄。
- ^ 『宮崎日日新聞』1973年7月テレビ欄。
日本テレビ系列 水曜19時台後半枠 【当番組のみ北日本放送制作枠、当番組よりドラマ】 |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ゲンコツの海
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守れ!ジャングル
※再びNTV制作 |