コガタノゲンゴロウ
コガタノゲンゴロウ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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コガタノゲンゴロウ成虫の生体
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保全状況評価[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
絶滅危惧II類(環境省レッドリスト) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Cybister tripunctatus lateralis (Fabricius, 1798)[10][11] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コガタノゲンゴロウ[1] |
コガタノゲンゴロウ (Cybister tripunctatus lateralis) は、コウチュウ目ゲンゴロウ科ゲンゴロウ亜科ゲンゴロウ属の水生昆虫[12]。
特徴
[編集]-
コガタノゲンゴロウ成虫(メス個体)の標本
-
コガタノゲンゴロウ成虫(メス個体)の標本裏面
ゲンゴロウ Cybister chinensis と同属で、背面側から見ると酷似している。しかし名前の通りゲンゴロウより小型で、本種の腹面は黒褐色(ゲンゴロウは黄褐色主体)であるため容易に区別可能である[13]。
体長24 - 29ミリメートルで、体形は比較的平たい長卵型で、背面は緑色か黒褐色で強い光沢がある[12]。頭楯・上唇・前胸背・上翅側縁部はゲンゴロウと同様に黄色から黄褐色で、この上翅の黄色帯は側縁から側片に達し、翅端部で釣り針の先端のように広がる[12]。頭部は細かくまばらに点刻され、前頭両側と複眼内縁部に浅いくぼみがある[12]。前胸背はオスメスともに前縁部・側縁部などに点刻があるほかは、なめらかで光沢があり、上翅には3条の点刻列があり、オスメスともに滑沢で、上翅の長さは前胸の長さの5倍以上ある[12]。触角・口枝は黄褐色、前脚・中脚は黄褐色で中跗節は暗色となり、後脚は暗赤褐色である[12]。腹面は暗赤褐色で光沢が強く、腹部第3節から第5節の側方に黄褐色の小さな紋があるが、メスでは紋が目立たない個体もある[12]。オスの交尾器中央片は先端後方でややくびれ、先端部は二又状で丸みがあり、深く湾入している[12]。
分布
[編集]日本では本州(関東地方以西)・四国・九州・対馬・南西諸島・小笠原諸島に分布し[14]、国外では台湾・中国(中華人民共和国)・朝鮮半島に分布する[12]。
生態
[編集]池沼・放棄水田などに生息し[12]、水生植物が豊富な浅い止水域を好むが、水生植物がない水たまりや河川の岸際の植生帯でも見られる[14]。
成虫寿命は2年 - 3年で、4月 - 7月にかけて水草の茎に産卵し[1]、幼虫は主に初夏に確認されるが[14]、条件次第では10月末ごろまで産卵が続き[13]、孵化後約2か月で成虫となる[1]。蛹室の直径は約28ミリメートル[15]・幼虫上陸 - 蛹化までの前蛹期は7日 - 12日程度、蛹化 - 羽化までの蛹期は8日 - 12日程度である[16]。幼虫・成虫ともに肉食性であるが成虫は水草も食べる[1]。
分類
[編集]Cybister tripunctatus 種の1亜種で、基亜種 C. t. tripunctatus (Olivier, 1795)[10] はアジア・アフリカ・オーストラリアの熱帯・亜熱帯・温帯域に極めて広い分布域を持つ[17]。
2015年発行の『環境省レッドデータブック2014』では C. t. orientalis Gschwendtner, 1931 として掲載されている一方[1]、2018年版環境省レッドリストおよびITISでは C. t. lateralis (Fabricius, 1798) として掲載されている[18][11]。Nilsson (2015) によると、C. t. orientalis は C. t. lateralis のシノニムとされている[10]。
保全状況
[編集]かつては日本各地の平地 - 低山地で普通に見られたようだが[12]、農薬の大量使用とほぼ同時に多くの地域で絶滅した[注 3][19]。近年は本州では生息地はわずか数か所に残るのみとなったほか、四国・九州でも局所的に残存するのみで減少が著しく[1]、2018年現在は絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)に指定されている[18]。各都道府県のレッドデータブックにも以下のように掲載されている[17]。
- 東京都(本土部および伊豆諸島)[注 4][20][21]・神奈川県[19]・長野県[23][24][注 5]・愛知県[25][26]・和歌山県[27]・大阪府[28]・佐賀県[29][注 6]では都道府県別レッドデータブックで「絶滅種」に指定されているか「絶滅したと考えられている」状態である。
- 南西諸島では普通種で[14]、現在でも比較的多く見られる場所が残っており灯火に飛来する姿も観察されている[12]。
このように、個体数が回復傾向にあり、分布にも再拡大の傾向が見られる。2012年度公表のレッドリストでは大型ゲンゴロウ類で唯一ランクが下方修正された(絶滅危惧I類→絶滅危惧II類)[42]。その要因としては地球温暖化により南方系の種である本種が生息可能な地域が拡大したことに加え、成虫がゲンゴロウ・クロゲンゴロウより活発に飛翔し移動分散能力が高いため、過去に絶滅・減少した地域に再定着している可能性が指摘されている[43]。
前述の三重県、京都府、兵庫県、島根県での再発見のほか、石川県でも再定着していることが報告[44]されている。さらに、千葉県でも2例の報告[45]があり、高い飛行能力を背景に全国的に分布を再拡大していると見られる。
人間との関係
[編集]飼育下における寿命は2年 - 3年程度で飼育は比較的容易だが、窮屈な環境を嫌うため小さな飼育容器では死亡しやすい難点がある[13]。また産地を問わず通常の飼育セットで越冬させようとすると低温時に溺死しやすいため、厳冬期は10℃ - 15℃程度に保温して越冬させることが望ましい[13]。
中国(広東省・広西チワン族自治区)ではゲンゴロウ類(本種ほかゲンゴロウ・フチトリゲンゴロウ・トビイロゲンゴロウなど)やガムシ類が昔から広く食用にされており、中でも本種は塩水で煮てから乾燥させて保存食にされている[46]。食べる際には翅・脚をむしり取って残りの部分を食べる[46]。
- 江崎悌三は「風味は干しエビのようなもの。異様な臭気があるが、慣れると病みつきになる旨さで、常用すれば体が温まり寝小便が治るほか催淫効果もある」と評している[46]。
- 三橋(2012)では過去の昆虫食研究家たちの評価を引用して「中国広東省・広州市産の本種を塩茹でにして乾燥させたものはするめのような味がして酒の肴に向く」「焼いたり油で揚げたりしたゲンゴロウ・ガムシは脂っこい魚の燻製に近く、臭い魚油に似たにおいが鼻につく」「醤油で煮ても味はカスっぽく、それほど旨くはない」などの声を挙げている[47]。
また薬用として以下のように利用されていた。
- 日本(1935年 - 1958年の報告) - 本種やゲンゴロウ・クロゲンゴロウなどが民間療法において疳の薬・ジフテリア・百日咳・喘息・肺病・胃腸病の治療・通経などの用途で用いられていた[48]。
- 中国 - ゲンゴロウ類(本種・トビイロゲンゴロウなど)・ガムシ類(ガムシ・コガタガムシなど)が漢方薬「龍虱」(りゅうしつ)として老人・小児の夜間頻尿への薬として用いられていた[49]。
- 朝鮮半島(日本統治時代・1922年の報告) - 老人性頻尿・子供の寝小便・すべての鬱血への薬として用いられていた[50]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 森・北山(2002)は「ゲンゴロウ類 Dytiscoidea は鞘翅目・食肉亜目(オサムシ亜目)水生食肉亜目に属する」と述べている[2]。
- ^ ゲンゴロウ属 Cybister および同属を含むゲンゴロウ族 Cybistrini は森・北山(2002)ではゲンゴロウ亜科 Dytiscinae に分類されているが[4]、Nilsson (2015) では Dytiscinae 亜科から Cybistrinae 亜科を分離し[6]、ゲンゴロウ族 Cybistrini を Cybistrinae 亜科に分類する学説が提唱されている[7]。中島・林ら(2020)はゲンゴロウ類の分類表(307頁)にてゲンゴロウ属・ゲンゴロウモドキ属を「ゲンゴロウ科 ゲンゴロウ亜科・ゲンゴロウモドキ亜科」として紹介している[8]。
- ^ 平野部に生息していたため特に農薬の影響を受けやすかった種と思われる[19]。
- ^ 東京都区部(23区)では1950年代、多摩地域でも1970年ごろを最後に確実な記録がない[20]。伊豆諸島では八丈島のみ確実な記録があったが2013年版レッドリスト改訂前には記録が途絶え、改訂時の現地調査でも生息が確認されなかったため[21]本土部(23区および多摩地域)・伊豆諸島とも絶滅したと推測される[20][21]。小笠原諸島では硫黄島の池沼数か所で確認されているため東京都内全体で絶滅したわけではないが、硫黄島の産地も開発による個体数減少が懸念されているため、小笠原諸島版のレッドデータブックでは絶滅危惧種IB類(EN)に指定されている[22]。
- ^ 2012年に県内における古い標本記録が新しく公表された一方、県内で50年以上生息がないことが確認されたことから2015年3月の県レッドデータブック改訂で「絶滅種」となった[23]。
- ^ 過去に東松浦郡七川村で記録があるが確実な産地はない[29]。
- ^ 県RDB(レッドデータブック)で絶滅危惧1類(CR+EN)に指定されている[30]。2002年(平成14年)10月15日付で「鳥取県希少野生動植物の保護に関する条例」に基づき「特定希少野生動植物」に指定され[31]生きている個体の捕獲・採取・殺傷・損傷などが禁止されている[32]。県内では一時期絶滅寸前にまで陥り[33]、県主導で保護管理事業計画が行われている[34]。
- ^ 県RDB(レッドデータブック)で絶滅危惧1類(CR+EN)に指定されている[35]。2009年(平成21年)3月16日付で「愛媛県野生動植物の多様性の保全に関する条例」に基づき「特定希少野生動植物」に指定され生きている個体の捕獲・採取・殺傷・損傷などが禁止されている[36]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h 環境省 2015, p. 251.
- ^ a b c d 森 & 北山 2002, p. 33.
- ^ 森 & 北山 2002, p. 53.
- ^ a b 森 & 北山 2002, pp. 138–139.
- ^ a b c d 森 & 北山 2002, p. 139.
- ^ Nilsson 2015, p. 7.
- ^ a b c d Nilsson 2015, p. 73.
- ^ 中島 et al. 2020, p. 307.
- ^ 森 & 北山 2002, p. 152.
- ^ a b c d Nilsson 2015, pp. 75–76.
- ^ a b "Cybister tripunctatus lateralis" (英語). Integrated Taxonomic Information System. 2019年11月3日閲覧。
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- ^ a b c d 中島 et al. 2020, p. 100.
- ^ 都築, 谷脇 & 猪田 2003, p. 158.
- ^ 都築, 谷脇 & 猪田 2003, p. 159.
- ^ a b 森 & 北山 2002, p. 155.
- ^ a b 環境省 2018, p. 23.
- ^ a b c 神奈川県 2006.
- ^ a b c 東京都, 2013 & 本土.
- ^ a b c 東京都, 2013 & 伊豆.
- ^ 『『レッドデータブック東京2013』コガタノゲンゴロウ(小笠原諸島)』(プレスリリース)東京都。オリジナルの2019年2月26日時点におけるアーカイブ 。2019年2月26日閲覧。
- ^ a b 『長野県版レッドリスト(動物編 無脊椎動物)2015 カテゴリー新規追加種』(PDF)(プレスリリース)長野県、2015年3月。オリジナルの2019年3月23日時点におけるアーカイブ 。2019年3月23日閲覧。
- ^ 「「長野県版レッドリスト」改定、ゲンゴロウ2種を絶滅種に」『産経新聞』産業経済新聞社、2015年3月19日。オリジナルの2019年3月19日時点におけるアーカイブ。2019年3月19日閲覧。
- ^ 『コガタノゲンゴロウ(レッドリストあいち2015)』(プレスリリース)愛知県、2015年1月22日。オリジナルの2019年3月19日時点におけるアーカイブ 。2019年3月19日閲覧。
- ^ 『コガタノゲンゴロウ(レッドリストあいち2015、本文PDF)』(PDF)(プレスリリース)愛知県、2015年1月22日。オリジナルの2019年3月19日時点におけるアーカイブ 。2019年3月19日閲覧。
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- ^ 『鳥取県公報(平成14年10月15日)』(PDF)(プレスリリース)鳥取県、2002年10月15日、6頁。オリジナルの2019年2月20日時点におけるアーカイブ 。2019年2月20日閲覧。
- ^ 『鳥取県希少野生動植物の保護に関する条例』(PDF)(プレスリリース)鳥取県、2001年12月21日、4頁。オリジナルの2019年2月20日時点におけるアーカイブ 。2019年2月20日閲覧。
- ^ 『レッドデータブックとっとり初版』(PDF)(プレスリリース)鳥取県、2002年3月、30頁。オリジナルの2019年2月20日時点におけるアーカイブ 。2019年2月20日閲覧。
- ^ 『鳥取県コガタノゲンゴロウ保護管理事業計画』(PDF)(プレスリリース)鳥取県、2002年3月。オリジナルの2019年2月20日時点におけるアーカイブ 。2019年2月20日閲覧。
- ^ 『愛媛県レッドデータブック2014』(プレスリリース)愛媛県、2014年12月5日。オリジナルの2019年2月20日時点におけるアーカイブ 。2019年2月20日閲覧。
- ^ 『特定希少野生動植物の所有者、占有者へのお知らせ』(プレスリリース)愛媛県、2009年3月16日。オリジナルの2019年2月20日時点におけるアーカイブ 。2019年2月20日閲覧。
- ^ “採集禁止種”. むし社 (2017年6月4日). 2019年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月19日閲覧。
- ^ “兵庫県西部と島根県東部におけるコガタノゲンゴロウの記録” (PDF). NPO法人こどもとむしの会 (2011年12月25日). 2019年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月19日閲覧。
- ^ “コガタノゲンゴロウ復活プロジェクト”. 相楽東部広域連合立笠置中学校. 2014年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月19日閲覧。
- ^ 「県内で27年ぶり確認 あすから志摩で公開 コガタノゲンゴロウ」朝刊三重総合面、『中日新聞』中日新聞社、2011年12月6日、19面。
- ^ 「絶滅危惧I類の「コガタノゲンゴロウ」、三重県で27年ぶりの発見」『伊勢志摩経済新聞』グローブ・データ、2011年12月7日。オリジナルの2019年3月19日時点におけるアーカイブ。2019年3月19日閲覧。
- ^ 大庭 2015, p. 2.
- ^ 大庭 2015, p. 3.
- ^ 渡部晃平 (2021). “石川県におけるコガタノゲンゴロウの定着状況”. さやばねニューシリーズ(日本甲虫学会和文誌) 41: 1-5. ISSN 21859787 .
- ^ 柳丈陽, 高野直也, 中村涼 (2020). “約30年ぶりの記録となる千葉県産コガタノゲンゴロウの記録2例について”. 月刊むし A Monthly Journal of Entomology 587: 22-23. ISSN 0388418X .
- ^ a b c 三橋 2010, p. 127.
- ^ 三橋 2012, p. 147.
- ^ 三橋 2012, p. 233.
- ^ 三橋 2012, p. 214.
- ^ 三橋 2012, p. 237.
参考文献
[編集]環境省・各都道府県資料
- 西原昇吾・苅部治紀・北野忠・中島淳・永幡嘉之 著「コガタノゲンゴロウ Cybister tripunctatus orientalis Gschwendtner, 1931」、環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室 編『レッドデータブック2014 -日本の絶滅のおそれのある野生動物- 昆虫類』(PDF) 第5巻、ぎょうせい、2015年2月1日、251頁。ISBN 978-4324098998。オリジナルの2019年2月26日時点におけるアーカイブ 。2020年10月10日閲覧。
- 『環境省レッドリスト2018昆虫類』(PDF)(プレスリリース)環境省、2018年5月22日、18,23,28頁。オリジナルの2019年3月19日時点におけるアーカイブ 。2019年3月19日閲覧。
- 『『レッドデータブック東京2013』コガタノゲンゴロウ(本土部)』(プレスリリース)東京都。オリジナルの2019年2月26日時点におけるアーカイブ 。2019年2月26日閲覧。
- 『『レッドデータブック東京2013』コガタノゲンゴロウ(伊豆諸島)』(プレスリリース)東京都。オリジナルの2019年2月26日時点におけるアーカイブ 。2019年2月26日閲覧。
- 『神奈川県レッドデータ生物調査報告書2006』(プレスリリース)神奈川県、2006年7月8日。オリジナルの2019年3月19日時点におけるアーカイブ 。2019年3月19日閲覧。
- 『保全上重要なわかやまの自然-和歌山県レッドデータブック-2012年改訂版』(PDF)(プレスリリース)和歌山県、2012年10月15日、8頁。オリジナルの2019年3月19日時点におけるアーカイブ 。2019年3月19日閲覧。
- 『佐賀県レッドリスト2003』(PDF)(プレスリリース)佐賀県、2004年3月、34,38頁。オリジナルの2019年3月19日時点におけるアーカイブ 。2019年3月19日閲覧。
書籍
- 森正人、北山昭『図説 日本のゲンゴロウ』(改訂)文一総合出版、2002年2月15日(原著2000年6月20日)、152-158,189-190頁。ISBN 978-4829921593。 - 原著『図説 日本のゲンゴロウ』は1993年6月30日に初版第1刷発行。
- 都築裕一、谷脇晃徳、猪田利夫『普及版 水生昆虫完全飼育・繁殖マニュアル』(初版第1刷)データハウス、2003年5月1日(原著2000年6月20日)。ISBN 978-4887187160。 - 『水生昆虫完全飼育・繁殖マニュアル 改訂版』(2000年6月20日発行・原著『水生昆虫完全飼育・繁殖マニュアル』は1999年9月20日発刊)をソフトカバー化して改めて発刊したもの。
- 三橋淳『昆虫食 古今東西』(初版第1刷)工業調査会、2010年2月20日。ISBN 978-4769371755。
- 三橋淳『昆虫食文化事典』(初版第1刷)八坂書房、2012年6月20日。ISBN 978-4896949971。
- 森文俊、渡部晃平、関山恵太、内山りゅう『水生昆虫観察図鑑 その魅力と楽しみ方』(初版第1刷)ピーシーズ、2014年7月30日。ISBN 978-4862131096。
- 中島淳、林成多、石田和男、北野忠、吉富博之『ネイチャーガイド 日本の水生昆虫』(初版1刷発行)文一総合出版、2020年2月4日。ISBN 978-4829984116。
論文
- 大庭伸也「種間比較に基づく大型ゲンゴロウ類の生態の解明と保全」『科学研究費助成事業』第25830152号、長崎大学、2015年、2019年6月7日閲覧。
- 大庭伸也. “2015年度研究成果報告書” (PDF). 2019年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月7日閲覧。
- Anders N. Nilsson (2015) (英語). A World Catalogue of the Family Dytiscidae, or the Diving Beetles (Coleoptera, Adephaga) (Version 1.I.2015 ed.). スウェーデン・ウメオ: University of Umeå(ウメオ大学). pp. 7, 73, 75-76 2020年10月10日閲覧。.