南山城村
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みなみやましろむら 南山城村 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 京都府 | ||||
郡 | 相楽郡 | ||||
市町村コード | 26367-2 | ||||
法人番号 | 3000020263672 | ||||
面積 |
64.11km2 | ||||
総人口 |
2,174人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 33.9人/km2 | ||||
隣接自治体 |
相楽郡笠置町、和束町 三重県:伊賀市 奈良県:奈良市 滋賀県:甲賀市 | ||||
村の木 | さつき | ||||
村の花 | 山桜 | ||||
南山城村役場 | |||||
村長 | 平沼和彦 | ||||
所在地 |
〒619-1411 京都府相楽郡南山城村大字北大河原小字久保14番地1 北緯34度46分22秒 東経135度59分37秒 / 北緯34.77281度 東経135.99356度座標: 北緯34度46分22秒 東経135度59分37秒 / 北緯34.77281度 東経135.99356度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
南山城村(みなみやましろむら)は、京都府の南部に位置し、相楽郡に属する村。
概要
[編集]京都府唯一の村となっており、京都府では最東端、且つ、最南端の自治体である。「自然が薫り 絆が生きる 自立するむら!みなみやましろ」を村の標語に掲げている。
地理
[編集]地形
[編集]河川
[編集]- 主な川
湖沼
[編集]- 主な湖
- 主なダム
人口
[編集]2010年(平成22年)国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、11.19%減の3,078人であり、増減率は府下26市町村中24位、36行政区域中34位。
南山城村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 南山城村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 南山城村
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
南山城村(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
2017年(平成29年)には過疎地域に指定された[1]。京都府南部では隣接する笠置町、和束町が以前から指定されていたが、南山城村は長らく指定を受けていなかった。
隣接自治体
[編集]歴史
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
古代
[編集]- 平安時代
- 896年(寛平8年)完成の『類聚三代格』に南山城村の「大河原」の名が見られる[2]が、『和名抄』には当村の領域と推定される地名は認められず、当時はこの地域の開発が進んでいなかった事がうかがえる[3]。
中世
[編集]- 南北朝時代
近世
[編集]- 江戸時代
- 高尾村、法ヶ平尾村、田山村、北大河原村、南大河原村、野殿村があった(いずれも柳生藩に所属)。
- 木津川の水運の起点で、信楽焼の出荷や木材の積み出し場であったが、1897年(明治30年)に加茂・伊賀上野間に鉄道が開通して以後水運は衰退した[2]。
近現代
[編集]- 明治
- 昭和
- 1953年(昭和28年)- 南山城水害により甚大な被害が発生。
- 1955年(昭和30年)4月1日 – 相楽郡大河原村(元の南大河原村、北大河原村、野殿村、童仙房村)・高山村(元の田山村、高尾村)が合併し、南山城村が誕生。
- 1961年(昭和36年)3月31日 – 準用財政再建団体に転落(1960年(昭和35年)度決算・赤字額731万7千円)。
- 1963年(昭和38年)– 財政再建完了。
- 1969年(昭和44年) - 高山ダム完成。
現代
[編集]- 平成
行政
[編集]村長
[編集]- 村長 – 平沼 和彦(ひらぬま かずひこ)(2019年 – 1期目)
政治
[編集]村議会
[編集]- 南山城村議会 定数:10人[7]
衆議院
[編集]- 任期:2021年(令和3年)10月31日 - 2025年(令和7年)10月30日(「第49回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
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京都府第6区(宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市、久世郡、綴喜郡、相楽郡) | 山井和則 | 立憲民主党 | 8 | 選挙区 |
施設
[編集]警察
[編集]- 本部
- 駐在所
- 高山駐在所
- 大河原駐在所
消防
[編集]- 本部
郵便局
[編集]- 主な郵便局
- 南山城村郵便局
- 京都高山郵便局
集会施設
[編集]- 公民館
- 高尾公民館
- 月ヶ瀬ニュータウン集会所
- 南大河原会館
- 南山城村文化会館(やまなみホール)
文化施設
[編集]- 教育施設
- 童仙房生涯学習センター
- 南山城村自然の家
- 南山城村農業者トレーニングセンター
- 多目的交流施設
- 南山城村移住交流スペースやまんなか
経済
[編集]第一次産業
[編集]農業
[編集]南山城村の茶畑の面積は昭和中期以降大幅に拡大しており、1960年(昭和35年)には73.8ヘクタールであった作付面積は1982年(昭和57年)には263.9ヘクタールに拡大した。 なお同時期の宇治市の茶の作付面積は159.7ヘクタールから94.5ヘクタールに減少している[8]
第二次産業
[編集]工業
[編集]- 北本製茶工場
生活基盤
[編集]ライフライン
[編集]電力
[編集]- 発電所
電信
[編集]- NTT西日本 奈良支店
- 市外局番
市外局番は、0743(市内局番は20~99、このうちNTT西日本は主に93、94を割り当て)となっている。 当村は京都府内にありながらNTTの区域としては奈良県扱いのため、同じ市外局番の笠置町以外の京都府内への通話は県外通話となる。 また、市外局番0742の地域(奈良市の大部分)へは市内料金で通話できる。 なお、生駒市、天理市、大和郡山市などは隣接していないが、市外局番が同じ0743のため、市外局番を省略して通話可能である。
教育
[編集]高等学校
[編集]- 廃校
- 京都府立木津高等学校大河原分校(昼間定時制、1960年3月31日廃止)
中学校
[編集]- 公立
- 廃校
- 笠置町南山城村中学校組合立笠置中学校高山分校(1976年2月15日廃止、笠置中学校へ統合)
- 笠置町南山城村中学校組合立笠置中学校野殿童仙房分教場(1976年2月15日廃止、笠置中学校へ統合)
小学校
[編集]- 公立
- 廃校
- 南山城村立大河原小学校(2003年3月31日廃止、南山城小学校へ統合)
- 南山城村立高尾小学校(2003年3月31日廃止、南山城小学校へ統合)
- 南山城村立田山小学校(2003年3月31日廃止、南山城小学校へ統合、現・田山生涯学習センター[9])
- 南山城村立野殿童仙房小学校(2006年3月31日廃止、南山城小学校へ統合)
保育園
[編集]- 公立
- 南山城保育園
交通
[編集]鉄道
[編集]村の代表となる駅:大河原駅
鉄道路線
[編集]- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
バス
[編集]路線バス
[編集]- 南山城村村営バス(月曜 – 金曜運行・祝祭運休・無料)
- 月ヶ瀬口駅~田山・高尾方面(宮ノ前経由松笠行き)
- 南山城村コミュニティバス(毎週水曜日運行・無料)
- 大河原~野殿・童仙房方面
- 相楽東部広域バス(月・水・金・土の運行)
- 月ヶ瀬口駅~加茂駅
- 三重交通
- 月ケ瀬口駅~尾山口(観梅シーズン運行)
道路
[編集]国道
[編集]府県道
[編集]- 主要地方道
- 一般府道
道の駅
[編集]- 道の駅お茶の京都みなみやましろ村 - 2017年(平成29年)4月15日にオープンした。
観光
[編集]名所・旧跡
[編集]- 日本遺産
- 日本遺産第1号『日本茶800年の歴史散歩』京都・山城
- 童仙房・高尾・田山・今山の茶畑が、2015年(平成27年)4月24日に日本遺産第1号『日本茶800年の歴史散歩』京都・山城を構成する文化財要素として、大規模な山なり茶園と茶園に囲まれ点在する茶農家群が指定。
- 童仙房地区は、明治初期に京都府主導により士族を転住させ開拓、府の支庁を設け、輸出増に対応すべく茶業振興に努めた地をストーリーの構成要素の1つとして、日本遺産認定[10]。
- 今山七尾鳥地区は、1969年(昭和44年)の高山ダムの建設に伴い、高尾や田山から移転してきた農家によって開墾され、茶畑が造成された[11]。
-
高尾地区荒堀の茶畑、一部の木は茶葉の収穫後に切り戻されており茶色く見える
-
高尾地区荒堀の茶畑、畑の中に民家が点在する
-
七尾鳥地区の茶畑
- 寺院
- 神社
- 田山地区の宗教施設
- 華将寺跡・磨崖仏
- 薬師神社(かさがみさん)
- はうずきさん(はがみさん)
-
磨崖仏
-
磨崖仏
-
薬師神社
-
はうずきさん
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観光スポット
[編集]- 大河原橋 別名:恋路橋
- 高山ダム湖公園
- 月ヶ瀬カントリークラブ
- 月ヶ瀬湖
- 名張川
- レイクフォレストリゾート
- 山のテーブル 童仙房地区の旧野殿童仙房保育園舎を利用したコミュニティスペース&カフェスペース[12]
- 夢絃峡温泉
文化・名物
[編集]祭事・催事
[編集]- 主な催事
関連著名人
[編集]脚注
[編集]- ^ ●平成29年3月31日付けで以下の市町村が公示されました(4月1日施行)。
- ^ a b 『京都大辞典 府域編』株式会社淡交社 1994年 p.503
- ^ a b 『角川日本地名大辞典』26 京都府 下巻 1982年(昭和57年)p.623
- ^ 南山城村史編さん委員会『南山城村史 資料編』南山城村 2002年(平成14年)
- ^ “日本遺産ポータルサイト” (日本語) 2018年7月22日閲覧。
- ^ “童仙房・高尾・田山・今山の茶畑(高尾)”. 日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」 2018年7月22日閲覧。
- ^ “南山城村議会議員名簿(任期:2016年(平成28年)4月1日~2020年(令和2年)3月31日/定員:10人)”. 2018年11月25日閲覧。
- ^ 『農政研究資料』第84-27号「京都府における茶業経営の実態」1984年 京都府農業会議発行 p.3
- ^ “宇治茶歴史街道 緑の茶園ときらめく水面の癒しの道”. 京都府. 2024年8月22日閲覧。
- ^ “日本遺産第1号『日本茶800年の歴史散歩』~京都・山城~構成文化財の一覧”. 山城広域振興局農林商工部企画調整室 農業・宇治茶振興担当. 2018年7月22日閲覧。
- ^ 南山城村産業生活課『南山城村の宇治茶生産景観』南山城村産業生活課、2018年3月1日、6頁。
- ^ やまびこ編集室『京都南山城村のおたより やまびこ』山のテーブル、20170330。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 京都府公式メディア(南山城村観光)
- 南山城村移住交流スペースやまんなか
- 南山城村に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ
和束町 | 滋賀県甲賀市 | |||
笠置町 | 三重県伊賀市 | |||
南山城村 | ||||
奈良県奈良市 |