コリアカップ (競馬)
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コリアカップ | |
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競馬場 | レッツランパークソウル |
創設 | 2016年9月11日 |
2023年の情報 | |
距離 | ダート1800m |
格付け | 国際G3 |
賞金 |
1着賞金8億ウォン(約8,000万円) 賞金総額16億ウォン(約1億6,000万円) |
出走条件 | サラブレッド3歳以上 |
負担重量 |
3歳牡馬・せん馬 56キロ(南半球産馬2キロ減) 3歳牝馬 54キロ(南半球産馬2キロ減) 4歳以上牡馬・せん馬 57キロ(南半球産馬0.5キロ減) 4歳以上牝馬 55キロ(南半球産馬0.5キロ減) |
コリアカップ | |
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各種表記 | |
ハングル: | 코리아컵 |
漢字: | なし |
発音: | コリアコプ |
英語: | Korea Cup |
コリアカップ(코리아컵、Korea Cup)は、KRAの主催で2016年より行われている韓国の競走。
概要
[編集]2016年7月6日、韓国馬事会とキーンランド協会は韓国初の国際招待競走となる本競走とコリアスプリントの創設を発表した[1]。
本競走は国際招待競走であり、香港や日本などアジア諸国や北米、オセアニア地区からの参戦が期待されている。出走馬の所属先は、2017年が7か国・地域、2018年が9か国・地域と広がりを見せつつある[2]。
2016年7月に韓国は国際競馬統括機関連盟(IFHA)のパート2国に昇格しており、本競走も2019年から国際G3の付与が決定していたが[3]、2019年、KRAは日韓関係悪化の影響で日本調教馬を不招待を発表し[4]、これによる国際レーティング下落で国際G3化は見送られた[3]。
2020年、2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催中止となった[5][6]。
2022年からは、改めて国際G3の格付けが付与されることとなり[7]、2023年には総賞金が前年に比べ60%増額された[8]。
2024年からブリーダーズカップ・チャレンジの対象競走に指定され、優勝馬には当該年のブリーダーズカップ・ダートマイルへの優先出走権と出走登録料・輸送費用の一部負担の特権が付与される[9]。
歴代勝ち馬
[編集]回 | 年月日 | 勝ち馬 | 性齢 | 騎手 | 管理調教師 | タイム | 出典 |
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第1回 | 2016年9月11日 | 크리솔라이트 (Chrysolite) |
牡6 | 후지이 카니치로 (藤井勘一郎) |
오토나시 히데타카 (音無秀孝) |
1分52秒3 | [10] |
第2回 | 2017年9月10日 | 런던타운 (London Town) |
牡4 | 이와타 야스나리 (岩田康誠) |
마키타 카주야 (牧田和弥) |
1分50秒7 | [11] |
第3回 | 2018年9月9日 | 런던타운 (London Town) |
牡5 | 이와타 야스나리 (岩田康誠) |
마키타 카주야 (牧田和弥) |
1分50秒6 | [12] |
第4回 | 2019年9月8日 | 문학치프 (Moonhak Chief) |
牡4 | 문세영 (ムン・セヨン) |
김순근 (キム・スングン) |
1分53秒3 | [13] |
第5回 | 2022年9月4日 | 위너스맨 (Winner's Man) |
牡4 | 서승운 (ソ・スンウン) |
최기홍 (チェ・ギホン) |
1分53秒1 | [14] |
第6回 | 2023年9月10日 | 크라운프라이드 (Crown Pride) |
牡4 | 카와다 유가 (川田将雅) |
신타니 코이치 (新谷功一) |
1分51秒5 | [15] |
第7回 | 2024年9月8日 | 크라운프라이드 (Crown Pride) |
牡5 | 요코야마 타케시 (横山武史) |
신타니 코이치 (新谷功一) |
1分51秒8 | [16] |
日本調教馬の成績
[編集]→詳細は「日本調教馬の日本国外への遠征 § コリアカップ」を参照
出典
[編集]- ^ “キーンランド協会、韓国最高賞金額のレースのスポンサーとなる(韓国)[開催・運営] - 海外競馬ニュース(2016/07/14)【開催・運営】”. 公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (2016年7月14日). 2018年1月11日閲覧。
- ^ “韓国馬が地元G1で日本馬にボロ負けする理由”. 東洋経済オンライン (2018年11月25日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ a b “日韓対立、韓国競馬界に飛び火 日本馬不在で困惑も”. 日本経済新聞 (2019年9月21日). 2020年6月22日閲覧。
- ^ “菜七子とコパノキッキングの韓国遠征プラン消滅…韓国馬事会が9月国際G3に日本馬招待せず”. スポーツ報知 (2019年8月12日). 2019年8月12日閲覧。
- ^ “第5回コリアC、コリアスプリントは来年に延期|極ウマ・プレミアム”. p.nikkansports.com. 2020年8月14日閲覧。
- ^ 입력: 2021.09.10 08:56 (2021年9月10日). “‘코리아컵은 내년에 만나요’…올해 남은 경마는 어떻게 운영될까” (朝鮮語). sports.khan.co.kr. 2022年4月13日閲覧。
- ^ “コリアカップ歴代日本馬出走・成績一覧 | 競馬まとめ”. netkeiba.com. 2023年7月17日閲覧。
- ^ “2023 韓国国際競走: コリアカップ、コリアスプリントの要綱 (簡易版)” (2023年5月31日). 2023年6月14日閲覧。
- ^ Breeders' Cup Releases 2024 Challenge Series Schedulebloodhorse.com、2024年4月15日配信・閲覧
- ^ “【コリアC】クリソライト圧勝 日本馬ワンツーフィニッシュ”. デイリースポーツ. (2016年9月12日) 2017年9月12日閲覧。
- ^ “【コリアカップ】日本馬がワンツー!ロンドンタウンがV クリソライトが2着”. スポーツニッポン. (2017年9月10日) 2017年9月12日閲覧。
- ^ 김문석 (2018年9月9日). “‘런던타운’ 제3회 코리아컵 우승, 코리아스프린트 ‘모아닌’ 우승…17억의 영광은 일본에게로” (朝鮮語). 스포츠경향 2018年9月9日閲覧。
- ^ “문학치프, 코리아컵 우승…한국 경주마로는 처음” (朝鮮語). yna.co.kr (2019年9月8日). 2019年9月8日閲覧。
- ^ “Full Result 8.35 Seoul (KOR) | 4 September 2022 | Racing Post”. www.racingpost.com. 2022年9月4日閲覧。
- ^ “Full Result 8.30 Seoul (KOR) | 10 September 2023 | Racing Post”. www.racingpost.com. 2023年9月10日閲覧。
- ^ “Full Result 8.30 Seoul (KOR) | 8 September 2024 | Racing Post”. www.racingpost.com. 2024年9月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- 2017 韓国国際競走: コリアカップ、コリアスプリントの要綱 - ジャパンスタッドブックインターナショナル