コンゴ共和国 (レオポルドヴィル)
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- コンゴ共和国
(1960-1964)
コンゴ民主共和国
(1964-1971) - République du Congo
(1960-1964)
République démocratique du Congo
(1964-1971) -
← 1960年 - 1971年 → (国旗) (国章) - 国の標語: "Justice – Paix – Travail"
(仏: 正義、平和、労働) - 国歌: Debout Congolais
"起てコンゴ人よ" -
公用語 フランス語 言語 リンガラ語、コンゴ語、スワヒリ語、ルバ語 首都 レオポルドヴィル
(1966年にキンシャサと改名)通貨 コンゴ・フラン 現在 コンゴ民主共和国
コンゴの歴史( ) | ||
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コンゴ王国 | ||
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コンゴ民主共和国 | ||
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コンゴ民主共和国 | コンゴ共和国 | アンゴラ |
コンゴ共和国(コンゴきょうわこく、仏: République du Congo)またはコンゴ・レオポルドヴィル(仏: Congo-Léopoldville)は、1960年にベルギー領コンゴがベルギーから独立して成立した国家である。国名は「コンゴ共和国」だが、全く同名の隣国(1960年フランスから独立、こちらは首都名をとって「コンゴ・ブラザヴィル」等と呼ばれた)と区別するため、首都レオポルドヴィル(1966年にキンシャサと改名)の名前を付して「コンゴ・レオポルドヴィル」等と呼ばれた。
建国当初からコンゴ動乱が始まり、コンゴ国内は混乱した。1964年8月1日この国家は隣国のコンゴ・ブラザヴィルとの区別を目的として「コンゴ民主共和国」(仏: République démocratique du Congo)と改名。そしてコンゴ動乱による権力の空白を止めるため以前から実権を掌握していたモブツ・セセ・セコが1965年にクーデターを起こして独裁体制を確立した。これによってコンゴ動乱は終結した。モブツはその後1971年に国名を「ザイール」と改名し、同時に植民地時代の名残を排除するために地名をコンゴの伝統的な名前に改称した。その後1997年に反政府勢力の革命によって再びコンゴ民主共和国となり、現在に至っている。