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コンステレーション計画のミッション一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

本項目は、コンステレーション計画のミッションの一覧である(2010年1月中止が決定。詳細についてはコンステレーション計画の項を参照のこと)。

NASAは2006年10月に2019年までのNASAのコンステレーション計画のすべての草案スケジュールを公開した[1][2]。 その後2007年7月にスケジュールは再検討された[3]。 2008年1月にはスケジュールのさらなる見直しが行われた。以下の一覧はその詳細である[4][5]

コンステレーション計画のミッション一覧

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計画番号 月日 ミッション 打ち上げ
ロケット
期間 最大乗員数 発射台 注記
1 10月28日 2009年 アレスI-X [1] アレスI-X 2分間 無人 39B アレスI-X打ち上げロケットの弾道飛行テスト。

4セグメントの固体ロケットモータ (SRM) と模擬第5セグメントからなる第1段に、模擬上段 (USS)、模擬乗員モジュールおよび脱出装置 (CM/LAS simulator) を追加。

計画中だったミッション
2 8月27日
または
9月12日
2013年 アレスI-Y アレスI-Y 8分間 無人 39B アレスI-Yの弾道飛行テスト。

5セグメントの実用段階ブースターにJ-2エンジンのダミーを装備した第2段を接続。高高度で分離。

3 1月 2014年 オリオン1号 アレスI 14日間 無人 39B オリオン宇宙船の初飛行、無人軌道飛行でオーストラリア沖に着水。
4 3月 オリオン2号 アレスI 14日間 2 39B 最初の有人オリオンテスト飛行。

「ドレス・リハーサル」のための初の有人ミッションで、国際宇宙ステーション (ISS) とのランデヴー・接近操作のデモントストレーションを含む。
初のISSとのドッキング。エドワーズ空軍基地へ着陸。ISS上のアダプターを脱却。

5 6月 オリオン3号 アレスI 14日間 2 39B 2回目の有人オリオンテスト飛行、ISS上の2基目のアダプターを脱却。
6 9月 オリオン4号 アレスI 90日間 3 39B ISS乗員交代飛行。初のオリオン運用飛行。
7 3月 2015年 オリオン5号 アレスI 180日間 3 39B ISS乗員交代飛行。
8 9月 オリオン6号 アレスI 30日間 3名 39B ISS乗員交代飛行。
9 3月 2016年 オリオン7号 アレスI 30日間 3名 39B ISS乗員交代飛行。
10 9月 オリオン8号 アレスI 180日間 3名 39B ISS乗員交代飛行。
11 3月 2017年 オリオン9号 アレスI 30日間 3名 39B ISS乗員交代飛行。
12 9月 オリオン10号 アレスI 30日間 3名 39B ISS乗員交代飛行。
13 3月 2018年 オリオン11号 アレスI 30日間 3名 39B ISS乗員交代飛行。
14 6月 アレスV-Y アレスV-Y 無人 39A アレスVの初飛行。
15 9月 オリオン12号 アレスI 30日間 3名 39B ISS乗員交代飛行。
16 12月 アルタイル1号 アレスV 0名 39A アルタイル初飛行。

アルタイルはオリオン13号へ。

17 12月 オリオン13号 アレスI 21日間 0名 39B 無人月近傍通過。初のオリオンの月ミッション。
17b 3月 2019年 オリオン14号 アレスI 7日間 3名 39B、39A ISS乗員交代飛行。
18 6月 アルタイル2号 アレスV 無人 39A アルタイルはオリオン15号へ。
19 6月 オリオン15号 アレスI 21日間 4名 39B 「人類、月に戻る」ミッション。

コンステレーション計画における初の月着陸プロジェクト。
アポロ計画から通算して人類7回目の月面着陸、1972年以来の有人月面着陸ミッション。

20 9月 オリオン16号 アレスI 30日間 3名 39B ISS乗員交代飛行。
21 12月 アルタイル3号 アレスV 0名 39A アルタイルはオリオン17号へ。
22 12月 オリオン17号 アレスI 21日間 4名 39B 8回目の有人月面着陸。
コンステレーション計画における2回目の月面着陸。
23 3月 2020年 オリオン18号 アレスI 30日間 3名 39B ISS乗員交代飛行。
24 6月 アルタイル4号 アレスV 0名 39A アルタイルはオリオン19号へ。
25 6月 オリオン19号 アレスI 21日間 4名 39B 9回目の有人月面着陸。
コンステレーション計画における3回目の月面着陸。
26 9月 オリオン20号 アレスI 30日間 3名 39B ISS乗員交代飛行。
27 5月 2021年 アルタイル5号 アレスV 0名 39A アルタイルはオリオン21号へ。
28 2月 オリオン21号 アレスI 28日間 4名 39B 10回目の有人月面着陸。
コンステレーション計画における4回目の月面着陸。
29 5月 オリオン22号 アレスI 21日間 4名 39B ISS乗員交代飛行。

上昇中断テストの一覧

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飛行中断テストブースター[6]を使用し、アポロ計画で使用されたリトル・ジョーIIと同様のテストを行う。オリオン専用のカプセル[7]および緊急脱出塔のテストもこれらのミッションで行う。

計画番号 ミッション 注記
計画中だったミッション
1 2010年 AA-1 遷音速速度。
2 2011年 AA-2 最大動圧領域(マックスQ)。

射点での打ち上げ中断テストの一覧

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これはオリオン宇宙船の発射台上での打ち上げ脱出システムテストの一覧である[3]

計画番号 日時 ミッション 注記
計画中だったミッション
1 3月 2010年 Pad abort 1 以前の型のLESアダプターを使用。飛行中断テスト[8]としても知られる。

フルスケールのオリオンAFT乗員モジュールはドライデン飛行研究センターで準備されている[9]

オリオン乗員モジュールのパスファインダー(試験機)はラングレー研究所で製作された。 PA-1のテストはニューメキシコ州のアメリカ陸軍ホワイトサンズ・ミサイル実験場で行われる [10]

2 2012年 Pad abort 2

参考文献

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  1. ^ NASA sets Orion 13 for Moon Return, 11 Oct 2006, NASAspaceflight.com
  2. ^ Constellation Program Initial Capability Content (PMR Rev. #1) (PDF) , NASA
  3. ^ a b Multi-Program Integrated Milestones”. NASA (2007年7月10日). 2007年9月21日閲覧。
  4. ^ $700m gap threatens major delays to Ares test flights/development”. NASAspaceflight.com (2008年1月18日). 2008年2月1日閲覧。
  5. ^ Manifest Comparison PMR07 vs. PMR08 Guidelines”. NASA (2008年1月18日). 2008年2月1日閲覧。
  6. ^ ATB、: abort test booster
  7. ^ NASA GRC Solicitation: NASA Abort Test Boilerplate Crew Module Gaseous Nitrogen Cold-gas Reaction Control System, SpaceRef.com, June 8, 2006
  8. ^ AFT、: abort flight test
  9. ^ Surrounded by work platforms, the full-scale Orion AFT crew module is undergoing preparations for the first flight test of Orion's launch abort system”. NASA (2008年5月20日). 2008年10月10日閲覧。
  10. ^ Langley Reaches Milestone, Completes Orion Crew Module Test Article”. NASA (2008年10月6日). 2008年10月10日閲覧。

外部リンク

[編集]
英語