地球以外の天体へ到達した探査機一覧
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地球以外の天体へ到達した探査機一覧(ちきゅういがいのてんたいへとうたつしたたんさきいちらん)は、地球以外の惑星 / 衛星 / 太陽系小天体などへ着陸、衝突した、またはそれらの天体の大気圏に突入した宇宙探査機の一覧である。宇宙探査機全ての一覧については宇宙探査機の一覧を参照。
月
[編集]→「月にある人工物の一覧」も参照
1959年 |
ミッション | 国籍 / 運用者 | 着陸 / 衝突日時 | 注記 |
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1959年 | |||
ルナ2号 | ソビエト連邦 | 1959年9月13日 | 初の月衝突 |
1962年 | |||
レインジャー4号 | NASA | 1962年4月26日 | 意図的に高速衝突 / 月の裏側へ衝突したがナビゲーションに失敗 |
1964年 | |||
レインジャー6号 | NASA | 1964年2月2日 | 意図的に高速衝突 |
レインジャー7号 | NASA | 1964年7月31日 | 意図的に高速衝突 |
1965年 | |||
レインジャー8号 | NASA | 1965年2月20日 | 意図的に高速衝突 |
レインジャー9号 | NASA | 1965年3月24日 | 意図的に高速衝突 |
ルナ5号 | ソビエト連邦 | 1965年5月12日 | 軟着陸に失敗 / 月面で損壊 |
ルナ7号 | ソビエト連邦 | 1965年10月7日 | 軟着陸に失敗 / 月面で損壊 |
ルナ8号 | ソビエト連邦 | 1965年12月6日 | 軟着陸に失敗 / 月面で損壊 |
1966年 | |||
ルナ9号 | ソビエト連邦 | 1966年2月3日 | 初の軟着陸成功 / 初の月面写真 |
サーベイヤー1号 | NASA | 1966年6月2日 | 軟着陸 |
サーベイヤー2号 | NASA | 1966年9月23日 | 軟着陸に失敗 / 月面で損壊 |
ルナ・オービター1号 | NASA | 1966年10月29日 | 月探査機、意図的に衝突させミッション終了 |
ルナ13号 | ソビエト連邦 | 1966年12月24日 | 軟着陸 |
1967年 | |||
サーベイヤー3号 | NASA | 1967年4月20日 | 軟着陸 |
サーベイヤー4号 | NASA | 1967年7月17日 | 降下後通信途絶 |
サーベイヤー5号 | NASA | 1967年9月11日 | 軟着陸 |
サーベイヤー6号 | NASA | 1967年11月10日 | 軟着陸 |
1968年 | |||
サーベイヤー7号 | NASA | 1968年1月10日 | 軟着陸 |
1969年 | |||
アポロ11号LM | NASA | 1969年7月20日 | 初の有人月面着陸 |
ルナ15号 | ソビエト連邦 | 1969年7月21日 | 月面降下後のサンプルリターンを計画 / 月面で損壊 |
アポロ12号LM | NASA | 1969年11月18日 | 有人ミッション |
1970年 | |||
アポロ13号第3段 (S-IVB) | NASA | 1970年4月14日 | 月地表に衝突させ月震研究[1] / 有人着陸ミッション中止 |
ルナ16号 | ソビエト連邦 | 1970年9月20日 | 初の自動サンプルリターン成功 |
ルナ17号 / ルノホート1号 | ソビエト連邦 | 1970年11月17日 | 自動月面車 |
1971年 | |||
アポロ14号LM | NASA | 1971年2月5日 | 有人ミッション |
アポロ15号LM | NASA | 1971年7月30日 | 有人ミッション / 月面車 |
ルナ18号 | ソビエト連邦 | 1971年9月11日 | サンプルリターンに失敗 / 着陸時に損壊 |
1972年 | |||
ルナ20号 | ソビエト連邦 | 1972年2月21日 | 自動サンプルリターン |
アポロ16号LM | NASA | 1972年4月21日 | 有人ミッション / 月面車 |
アポロ17号LM | NASA | 1972年12月7日 | 有人ミッション / 月面車 |
1973年 | |||
ルナ21号 / ルノホート2号 | ソビエト連邦 | 1973年1月8日 | 自動月面車 |
1974年 | |||
ルナ23号 | ソビエト連邦 | 1974年11月6日 | サンプルリターンに失敗 / 着陸時に損壊 |
1976年 | |||
ルナ24号 | ソビエト連邦 | 1976年8月18日 | 自動サンプルリターン |
1993年 | |||
ひてん | ISAS | 1993年4月10日 | 月探査機、意図的に衝突させミッション終了 |
1999年 | |||
ルナ・プロスペクター | NASA | 1999年7月31日 | 月探査機、意図的な月極への衝突により月内部への震動伝播で水の存在を検知しようとするテスト(検知出来ず)を最後にミッション終了 |
2006年 | |||
スマート1 | ESA スウェーデン |
2006年9月3日 | 月探査機、意図的に衝突させミッション終了 |
2008年 | |||
チャンドラヤーン1号 月面衝突探査装置 |
ISRO | 2008年11月14日 | 衝突 |
2009年 | |||
おきな | JAXA | 2009年2月12日 | 衝突 |
嫦娥1号 | CNSA | 2009年3月1日 | 意図的に衝突させミッション終了 |
かぐや | JAXA | 2009年6月10日 | 意図的に衝突させミッション終了 |
セントール | NASA | 2009年10月9日 | 衝突。月に水が存在することを発見。 |
エルクロス | |||
2013年 | |||
嫦娥3号 / 玉兎号 | CNSA | 2013年12月2日 | 軟着陸。自動月面車を搭載。 |
金星
[編集]→「金星にある人工物の一覧」も参照
ミッション | 国籍 / 運用者 | 着陸 / 衝突日時 | 注記 |
---|---|---|---|
1966年 | |||
ベネラ3号 | ソビエト連邦 | 1966年3月1日 | 初の他惑星への衝突 / 金星接近前に通信途絶 |
1968年 | |||
ベネラ4号着陸機 | ソビエト連邦 | 1967年10月18日 | 大気圧により地表衝突前に圧壊 |
1969年 | |||
ベネラ5号着陸機 | ソビエト連邦 | 1969年5月16日 | 大気圏探査機 / 大気圧により地表衝突前に圧壊 |
ベネラ6号着陸機 | ソビエト連邦 | 1969年5月17日 | 大気圏探査機 / 大気圧により地表衝突前に圧壊 |
1970年 | |||
ベネラ7号着陸機 | ソビエト連邦 | 1970年12月15日 | 初の他惑星への軟着陸成功 / 地表から23分間のみ通信 |
1972年 | |||
ベネラ8号着陸機 | ソビエト連邦 | 1972年7月22日 | 軟着陸 / 地表から50分間のみ通信 |
1975年 | |||
ベネラ9号着陸機 | ソビエト連邦 | 1975年10月22日 | 軟着陸 / 地表から53分間のみ通信 / 初の地表画像 |
ベネラ10号着陸機 | ソビエト連邦 | 1975年10月25日 | 軟着陸 / 地表から55分間のみ通信 |
1978年 | |||
パイオニア・ヴィーナス2号 | NASA | 1978年12月9日 | 4機のプローブと本体に分離し大気圏へ突入 / うち1機は衝突後も67分間通信 |
ベネラ12号着陸機 | ソビエト連邦 | 1978年12月21日 | 軟着陸 |
ベネラ11号着陸機 | ソビエト連邦 | 1978年12月25日 | 軟着陸 |
1982年 | |||
ベネラ13号着陸機 | ソビエト連邦 | 1982年3月1日 | 軟着陸 |
ベネラ14号着陸機 | ソビエト連邦 | 1982年3月5日 | 軟着陸 |
ベガ1号着陸機 | ソビエト連邦 | 1985年6月11日 | 軟着陸 / データ送信に失敗 |
ベガ2号着陸機 | ソビエト連邦 | 1985年6月15日 | 軟着陸 |
火星
[編集]→「火星にある人工物の一覧」も参照
ミッション | 国籍 / 運用者 | 着陸 / 衝突日時 | 注記 |
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1971年 | |||
マルス2号着陸機 | ソビエト連邦 | 1971年11月27日 | 着陸時損壊し通信途絶 |
マルス3号着陸機 | ソビエト連邦 | 1971年12月2日 | 着陸後20秒間のみデータ送信 |
1974年 | |||
マルス6号着陸機 | ソビエト連邦 | 1974年3月12日 | 着陸後通信途絶 |
1976年 | |||
バイキング1号着陸機 | NASA | 1976年7月20日 | 軟着陸成功 / 初の地表画像 |
バイキング2号着陸機 | NASA | 1976年9月3日 | 軟着陸成功 |
1997年 | |||
マーズ・パスファインダー / ソジャーナ |
NASA | 1997年7月4日 | 火星探査車 |
1999年 | |||
マーズ・ポーラー・ランダー | NASA | 1999年12月3日 | 着陸前に通信途絶 |
2003年 | |||
ビーグル2 | イギリス ESA |
2003年12月25日 | 着陸前に通信途絶 |
2004年 | |||
MER-スピリット | NASA | 2004年1月3日 | 火星探査車 |
MER-オポチュニティ | NASA | 2004年1月25日 | 火星探査車 |
2008年 | |||
フェニックス | NASA | 2008年5月25日 | 極点地域が生存に適しているかどうかの調査 |
2012年 | |||
キュリオシティ | NASA | 2012年8月6日 | 火星探査車 |
その他の天体
[編集]→「地球以外の天体にある人工物の一覧」も参照
天体名 | ミッション | 国籍 / 運用者 | 着陸 / 衝突日時 | 注記 |
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エロス | NEARシューメーカー | NASA | 2001年2月12日 | 周回探査のみを行う計画だったが、延長ミッションとして着陸を試み成功 / 小惑星地表から16日間に渡ってデータ送信を行う |
木星 | ガリレオ | NASA | 1995年12月7日 2003年9月21日 |
1995年12月7日:大気圏突入観測機 2003年9月21日:軌道周回観測機 軌道周回観測および意図的な観測機の大気圏突入により木星大気圏内で崩壊に至る様子を観察した(最終的には軌道周回観測機も機体に付着している微生物がエウロパを汚染することを防ぐために木星へ突入・崩壊させた)。 |
土星 | カッシーニ | NASA | 2017年9月15日[2] | 付着している可能性のある微生物類を衛星に持ち込まないための処置として、意図的に突入・崩壊させた。 |
タイタン | ホイヘンス・プローブ | ESA NASA ASI |
2005年1月14日 | 軟着陸成功 |
テンペル第1彗星 | ディープ・インパクト衝突体 | NASA | 2005年7月4日 | 衝突 |
イトカワ | はやぶさ | JAXA | 2005年11月20日 2005年11月26日 |
はやぶさ本体は11月20日にアクシデントで約30分、11月26日にサンプルリターン計画[3]の一環で約1秒ほど存在したが、その後飛び立ち地球に帰還したため現在は存在しない。 なお、ターゲットマーカーは現在も存在している。 |
リュウグウ | はやぶさ2 | JAXA | 2019年2月22日 | はやぶさ2本体はサンプル採取のため数回に渡って着地したが、2019年11月13日に地球への帰還フェーズに移行し、現存しない。 小型ローバー「ミネルバII」2台や「マスコット」、ターゲットマーカーは現在も存在している。 |
注記:1989年にフォボス計画で火星の衛星フォボスへの着陸を計画したが成功していない。
脚注
[編集]- ^ "The Sky is Falling"、NASA、April 28、2006
- ^ “Cassini End of Misson Timeline”. NASA. 2017年10月15日閲覧。
- ^ “「はやぶさ」試料回収カプセルの再突入結果について(速報)” ({{{1}}} (PDF)). JAXA (2010年6月16日). 2010年6月22日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]総合リファレンス:
日本語
英語
- NASA - NASA
- www.astronautix.com
- NASA SpaceFlight.com
- 宇宙カレンダー (NASA JPL)
- www.spacearchive.info
- www.spaceflightnow.com
- Хроника освоения космоса (ロシア)