コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

宇宙飛行の記録一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宇宙飛行の記録一覧(うちゅうひこうのきろくいちらん)は、有人宇宙飛行における最多・最長・最速などの記録の一覧である。当一覧において、無人機の記録および一覧は著名なものを除いて含まない。

単一ミッションでの最長宇宙滞在時間

[編集]
1994年1月8日にソユーズTM-18で打ち上げ、ミールLD-4に437.7日間滞在[1]、彼は地球の周回軌道を7,075周し、総飛行距離は300,765,000 km (186,887,000 mi)である。1995年3月22日に帰還(ソユーズTM-20)。この記録の保持期間は29年 + 283日である。
女性の単一ミッションでの最長宇宙滞在時間記録195日[2]。2007年の国際宇宙ステーション第15次長期滞在で達成。彼女は2007年6月22日のSTS-117で地球に帰還した。

宇宙に人間を滞在させ続けた最長期間

[編集]

ソビエト連邦ロシアは、1989年9月5日のソユーズTM-8の打ち上げから、1999年8月28日のソユーズTM-29の着陸まで、3,644日に渡って宇宙に人間を滞在させ続けた最長期間記録を保持している。これは10年に8日ほど足りない。ソビエト連邦とロシアは有人のソユーズ22機を打ち上げ、全て軌道上のミール宇宙ステーションにドッキングした。さらに、アメリカ合衆国のスペースシャトル・アトランティスエンデバーおよびディスカバリーは1995年から1998年にかけてミールと9回ドッキングし、8回の訪問者の送迎を行った。この記録の保持期間は25年 + 125日である。

アメリカ合衆国とロシアは、2000年10月31日にソユーズTM-31国際宇宙ステーション (ISS) へのドッキングのために打ち上げて以来、共同で宇宙空間における有人宇宙飛行を維持している。ISSは24年 + 60日間連続して使用されている。ISS計画が計画通りに続けば、2010年10月23日でミールの記録を破ることになる。

最長単独飛行

[編集]
1963年6月14日 - 19日の期間、ボストーク5号で4日と23時間過ごした。この飛行で記録された宇宙飛行時間記録は1965年のジェミニ5号乗組員によって破られたが、最長単独飛行記録での記録保持期間は61年 + 194日である。

犬の最長飛行時間

[編集]
1966年2月22日に打ち上げられたコスモス110号の中で22日間を軌道上で過ごし、3月16日に帰還した。この記録の保持期間は58年 + 289日である。

最長月面滞在時間

[編集]
アポロ17号のミッションにおいて、1972年12月11日の着陸から74時間59分40秒月面に滞在した。この記録の保持期間は52年 + 19日である。

最遠有人対地距離

[編集]

アポロ13号乗組員のジム・ラヴェルフレッド・ヘイズジャック・スワイガート月の裏側を通過した時、月面からの距離は254 km (158 mi)、地球からの距離は400,171 km (248,655 mi)だった。この最遠対地距離記録は1970年4月15日0:21 (UTC) に達成され、未だに破られていない。この記録の現在までの保持期間は54年 + 259日である。

月ミッション以外での有人ミッションにおける最高高度

[編集]

1966年9月14日、ジェミニ11号アジェナのロケットエンジンに点火し、打上げから40時間30分後、遠地点1,374.1 km (853.8 mi)に到達した。この記録の保持期間は58年 + 107日である。

最高対地速度

[編集]

アポロ10号乗組員のトーマス・スタッフォードジョン・W・ヤングユージン・サーナンは有史以来の最高対地速度記録である3万9,896 km/h(11.1 km/s、24,790 mph光速の0.000037 %)を達成した。1969年5月26日以来の記録保持期間は55年 + 218日である。

最年長

[編集]

ウィリアム・シャトナー、90歳、2021年10月13日達成。この記録の保持期間は3年 + 78日である。

最年長(軌道飛行)

[編集]

ジョン・H・グレン、77歳、1998年10月29日達成。この記録の保持期間は26年 + 62日である。

最年少

[編集]

オリヴァー・デーメン、18歳、2021年7月20日達成。この記録の保持期間は3年 + 163日である。

最年少(軌道飛行)

[編集]

ゲルマン・チトフ、25歳、329日、1961年8月6日にボストーク2号で達成。この記録の保持時間は63年 + 146日である。

最多飛行回数

[編集]
7回
6回

通算での最長宇宙空間滞在日数

[編集]

セルゲイ・クリカレフはソユーズスペースシャトルミール国際宇宙ステーション (ISS) での6回の宇宙飛行において803日+9時間39分、または2.2年滞在した[5][6]

ペギー・ウィットソンはISSでの2回の宇宙飛行において滞在時間376日+17時間22分を記録した[7]

最多宇宙遊泳回数

[編集]
  • アナトリー・ソロフィエフ、16回の宇宙遊泳で総計77時間41分(回数および総遊泳時間記録)。
  • ペギー・ウィットソン、6回の宇宙遊泳で総計39時間46分(女性の宇宙遊泳・遊泳時間記録)[7]

単一ミッション中の最多宇宙遊泳回数

[編集]

最初の有人宇宙飛行記録

[編集]
初出 人物 宇宙船 国籍 日時
宇宙飛行
軌道周回飛行
ユーリイ・ガガーリン ボストーク1号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1961年4月12日
宇宙船に乗ったまま帰還 (したがって、FAIの定義によれば、最初の「完成した宇宙飛行」です。)[9] アラン・シェパード フリーダム7 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1961年5月5日
宇宙空間に1日滞在 ゲルマン・チトフ ボストーク2号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1961年8月6日 -
8月7日
編隊飛行
Adjacent orbits
宇宙船同士の通信
アンドリアン・ニコラエフ
パーヴェル・ポポーヴィチ
ボストーク3号
ボストーク4号
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1962年8月11日
8月12日
女性の宇宙飛行
民間人の宇宙飛行
ワレンチナ・テレシコワ ボストーク6号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1963年6月16日
6月19日
翼を持つ宇宙船による宇宙飛行 ジョセフ・A・ウォーカー X-15の90回目の飛行 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1963年7月19日
同じ人物による2回の宇宙飛行(高度100 km超) ジョセフ・A・ウォーカー X-15の90・91回目の飛行 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1963年8月22日
3人乗りの宇宙船 ウラジーミル・コマロフ
コンスタンチン・フェオクチストフ
ボリス・イェゴロフ
ボスホート1号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1964年10月12日 -
10月13日
2人乗りの宇宙船 パーヴェル・ベリャーエフ
アレクセイ・レオーノフ
ボスホート2号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1965年3月18日 -
3月19日
宇宙遊泳 アレクセイ・レオーノフ ボスホート2号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1965年3月18日
姿勢制御(軌道変更) ガス・グリソムジョン・W・ヤング ジェミニ3号 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1965年3月23日
2回の軌道飛行 ゴードン・クーパー フェイス7
ジェミニ5号
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1965年3月15日 -
3月16日
1965年8月21日 -
8月29日
宇宙空間に1週間滞在 ゴードン・クーパー
ピート・コンラッド
ジェミニ5号 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1965年8月21日 -
8月29日
宇宙空間でのランデブー
(軌道変更と姿勢制御)
4人が宇宙に滞在
フランク・ボーマンジム・ラヴェル
ウォルター・シラートーマス・スタッフォード
ジェミニ7号
ジェミニ6-A号
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1965年12月15日 -
12月16日
宇宙空間でのドッキング ニール・アームストロング
デヴィッド・スコット
ジェミニ8号アジェナ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1966年3月16日
3機同時ランデヴー ジョン・W・ヤング
マイケル・コリンズ
ジェミニ10号とアジェナ10号とアジェナ8号 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1966年7月19日 -
7月20日
月周回飛行 フランク・ボーマン
ジム・ラヴェル
ウィリアム・アンダース
アポロ8号 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1968年12月24日 -
12月25日
2人同時に宇宙遊泳・乗員交換 アレクセイ・エリセーエフ
エフゲニー・フルノフ
ソユーズ4号
ソユーズ5号
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1969年1月16日
月面歩行 ニール・アームストロング
エドウィン・オルドリン
アポロ11号 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1969年7月20日
5人が宇宙に滞在 ゲオルギー・ショーニンワレリー・クバソフ
アナトリー・フィリップチェンコウラジスラフ・ボルコフヴィクトル・ゴルバツコ
ソユーズ6号
ソユーズ7号
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1969年10月12日 -
10月13日
3機同時飛行
7人が宇宙に滞在
ゲオルギー・ショーニン、ワレリー・クバソフ
アナトリー・フィリップチェンコ、ウラジスラフ・ボルコフ、ヴィクトル・ゴルバツコ
ウラジーミル・シャタロフアレクセイ・エリセーエフ
ソユーズ6号
ソユーズ7号
ソユーズ8号
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1969年10月13日 -
10月16日
2回の月周回飛行を経験 ジム・ラヴェル アポロ8号
アポロ13号
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1970年4月11日 -
4月17日
2週間を超える宇宙空間での滞在 アンドリアン・ニコラエフ
ヴィタリイ・セヴァスチャノフ
ソユーズ9号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1970年6月1日 -
7月19日
宇宙ステーションへの滞在 ゲオルギー・ドブロボルスキー
ビクトル・パツァーエフ
ウラジスラフ・ボルコフ
ソユーズ11号サリュート1号とドッキング ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1971年6月7日 -
6月29日
宇宙船から離れての
船外活動
アラン・シェパード
エドガー・ミッチェル
アポロ14号 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1971年2月6日
宇宙空間での事故死 ゲオルギー・ドブロボルスキー
ビクトル・パツァーエフ
ウラジスラフ・ボルコフ
ソユーズ11号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1971年6月29日
宇宙ステーションに4週間滞在 ピート・コンラッド
ジョセフ・カーウィン
ポール・ワイツ英語版
スカイラブ2号 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1973年5月25日 -
6月22日
宇宙ステーションに8週間滞在 アラン・ビーン
ジャック・ルースマ
オーウェン・K・ギャリオット
スカイラブ3号 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1973年7月28日 -
9月25日
宇宙ステーションに12週間滞在 ジェラルド・カー
ウィリアム・ポーグ
エドワード・ギブソン
スカイラブ4号 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1973年11月16日 -
1974年2月8日
既に滞在者がいる宇宙ステーションに他のクルーが訪問 ウラジーミル・ジャニベコフオレグ・マカロフ サリュート6号EO-1乗組員がソユーズ27号を訪問 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1978年1月10日 -
1月16日
宇宙ステーションに19週間滞在
(4ヶ月)
ウラジーミル・コワリョノクアレクサンドル・イワンチェンコフ サリュート6号EO-2ソユーズ29号 - ソユーズ31号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1978年6月15日 -
11月2日
宇宙ステーションに26週間滞在
(6ヶ月)
レオニード・ポポフワレリー・リューミン サリュート6号EO-4ソユーズ35号 - ソユーズ37号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1980年4月9日 -
10月11日
4種類の宇宙船に搭乗 ジョン・W・ヤング ジェミニ、アポロ(司令船、月着陸船)、シャトルSTS-1 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1981年4月12日
一機に4人乗りでの宇宙飛行 ヴァンス・ブランドロバート・F・オーバーマイアー
ジョセフ・P・アレンウィリアム・B・レノアー
STS-5 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1982年11月11日 -
11月16日
一機に5人乗りでの宇宙飛行 ロバート・L・クリッペンフレデリック・H・ホーク
ジョン・M・ファビアンサリー・ライドノーマン・E・サガード
STS-7 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1983年6月18日 -
6月24日
一機に6人乗りでの宇宙飛行 ジョン・W・ヤング、ブリュースター・H・ショー
オーウェン・K・ギャリオットロバート・A・パーカーウルフ・マーボルト-西独、バイロン・K・リヒテンバーグ
STS-9 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ドイツの旗 ドイツ
1983年11月28日 -
12月8日
命綱なしでの宇宙遊泳 ブルース・マッカンドレス2世 STS-41-B アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1984年2月7日
8人が宇宙に滞在、ドッキングなし オレグ・アトコフヴァンス・D・ブランドロバート・ギブソン英語版レオニード・キジムブルース・マッカンドレス2世ロナルド・マクネイアウラジーミル・ソロフィエフロバート・L・スチュワート サリュート7号EO-3ソユーズT-10STS-41-B ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
1984年2月8日 -
2月11日
11人が宇宙に滞在、ドッキングなし オレグ・アトコフ、ロバート・クリッペンテリー・J・ハート、レオニード・キジム、ユーリイ・マリシェフジョージ・ネルソンディック・スコビーラケッシュ・シャーマ、ウラジーミル・ソロフィエフ、ゲンナジー・ストレカロフジェームズ・ヴァン・ホフテン STS-41-C、サリュート7号EO-3、ソユーズT-10 - ソユーズT-11 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
1984年4月6日 -
4月11日
単一ミッション中に4回の宇宙遊泳 レオニード・キジム、ウラジーミル・ソロフィエフ サリュート7号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1984年4月26日 -
5月18日
女性による宇宙遊泳 スベトラーナ・サビツカヤ ソユーズT-12 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1984年7月25日
宇宙ステーションに33週間滞在
(7ヶ月)
レオニード・キジム、ウラジーミル・ソロフィエフ、オレグ・アトコフ サリュート7号EO-3、ソユーズT-10 - ソユーズT-11 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1984年2月8日 -
10月2日
一機に7人乗りでの宇宙飛行 ロバート・L・クリッペン、ジョン・A・マクブライド
キャサリン・D・サリヴァンサリー・ライドデビッド・C・リーストママーク・ガーノー-カナダ、ポール・D・スカリー=パワー
STS-41-G アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カナダの旗 カナダ
1984年10月5日 -
10月13日
宇宙ステーション滞在要員の一部入れ替え アレクサンドル・ボルコフウラジーミル・ヴァシュチンウラジーミル・ジャニベコフと交代 ソユーズT-14サリュート7号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1985年9月17日 -
9月26日
一機に8人乗りでの宇宙飛行 ヘンリー・W・ハーツフィールドスティーヴン・R・ナージェル
ボニー・J・ダンバージェームズ・F・ブフリギオン・S・ブラフォードラインハルト・フューラー-西独、エルンスト・メッサーシュミット-東独、ウボ・オッケルス-蘭
STS-61-A アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ドイツの旗 ドイツ
オランダの旗 オランダ
1985年10月30日 -
11月6日
宇宙ステーションから
宇宙ステーションへの飛行
レオニード・キジム
ウラジーミル・ソロフィエフ
ソユーズT-15でミールとサリュート7号へ ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1986年5月5日 -
5月6日
宇宙ステーション滞在要員の完全入れ替え ウラジーミル・チトフムサ・マナロフユーリー・ロマネンコアレクサンドル・アレクサンドロフが交代 ソユーズTM-4 - ソユーズTM-2ソユーズTM-3、およびミール ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1987年12月21日 -
12月29日
宇宙ステーションに52週間滞在
(12ヶ月)
ウラジーミル・チトフ、ムーサ・マナロフ ミールEO-3、ソユーズTM-4 - ソユーズTM-6 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1987年12月21日 -
12月29日
12人が宇宙に滞在、
ドッキングなし
シャトル: ヴァンス・ブランドサミュエル・デュランスガイ・S・ガードナージェフリー・A・ホフマンジョン・M・ラウンジロナルド・パリスロバート・A・パーカー

ソユーズ・ソユーズ / ミール: ムーサ・マナロフ、ヴィクトル・M・アファナシェフ秋山豊寛
ミール: ゲンナジー・マナコフゲンナジー・ストレカロフ

STS-35、ミールEO-7、ソユーズTM-10 - ソユーズTM-11 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
日本の旗 日本
1990年12月2日 -
12月10日
3人同時に宇宙遊泳 ピエール・J・テュオットリチャード・J・ハイブ
トーマス・D・エイカーズ
STS-49 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1992年5月13日
13人が宇宙に滞在、
ドッキングなし
シャトル: スティーヴン・S・オズワルドウィリアム・G・グレゴリージョン・グランスフェルド英語版ウェンディ・ローレンスタマラ・E・ジャーニガンサミュエル・デュランスロナルド・パリス

ミール: アレクサンドル・ヴィクトレンコエレーナ・コンダコワワレリー・ポリャコフ
ソユーズ / ミール: ノーマン・E・サガードウラジーミル・デジュロフゲンナジー・ストレカロフ

STS-67、ミール、ソユーズTM-20ソユーズTM-21 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ロシアの旗 ロシア
1995年3月14日 -
3月18日
単機中に10人以上同乗での宇宙飛行、
ドッキングあり
ロバート・L・ギブソンチャールズ・J・プレコートエレン・S・ベイカーボニー・J・ダンバーグレゴリー・J・ハーバーアナトリー・ソロフィエフニコライ・ブダーリン、ノーマン・E・サガード、ウラジーミル・デジュロフ、ゲンナジー・ストレカロフ STS-71、ミール、ソユーズTM-21 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ロシアの旗 ロシア
1995年6月29日 -
7月4日
7回の宇宙飛行を行った人物 ジェリー・L・ロス STS-110 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2002年4月19日
民間資本での有人宇宙飛行 マイク・メルヴィル スペースシップワン15P アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2004年6月21日
単機中に13人同乗での宇宙飛行、
ドッキングあり
マイケル・バラット、マーク・ポランスキー、ダグラス・ハーリー、クリストファー・キャシディー、トーマス・マーシュバーン、デイヴィッド・ウルフ、ティモシー・コプラ、ゲナディ・パダルカ、ロマン・ロマネンコ、ロバート・サースク、ジュリー・パイエット、フランク・ディビュナー、若田光一 ISSソユーズTMA-14ソユーズTMA-15STS-127 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ロシアの旗 ロシア
カナダの旗 カナダ
欧州連合の旗ベルギーの旗 ベルギー
日本の旗 日本
2009年7月17日

宇宙空間滞在時間

[編集]

宇宙飛行士トップ50:

ランク 名前 日数 国籍
1 セルゲイ・クリカレフ 804.371 ロシアの旗 ロシア / ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
2 セルゲイ・アヴデエフ 747.593 ロシアの旗
3 ワレリー・ポリャコフ 678.690 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
4 アナトリー・ソロフィエフ 651.117 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
5 アレクサンドル・カレリ 609.911 ロシアの旗
6 ゲンナジー・パダルカ 585.369 ロシアの旗
7 ヴィクトル・アファナシェフ 555.772 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
8 ユーリー・ウサチェフ 553.016 ロシアの旗
9 ムサ・マナロフ 541.021 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
10 ユーリ・マレンチェンコ 514.539 ロシアの旗
11 アレクサンドル・ヴィクトレンコ 489.066 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
12 ニコライ・ブダーリン 444.060 ロシアの旗
13 ユーリー・ロマネンコ 430.765 ソビエト連邦の旗
14 アレクサンドル・ボルコフ 391.495 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
15 ユーリー・オヌフリエンコ 389.282 ロシアの旗
16 ウラジーミル・チトフ 387.036 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
17 ワシリー・ツィブリエフ 381.662 ロシアの旗
18 ワレリー・コルズン 381.653 ロシアの旗
19 パーヴェル・ヴィノグラードフ 380.678 ロシアの旗
20 ペギー・ウィットソン 376.738 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
21 レオニード・キジム 374.749 ソビエト連邦の旗
22 マイケル・フォール 373.763 アメリカ合衆国の旗 / イギリスの旗 イギリス[10]
23 アレクサンドル・セレブロフ 372.954 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
24 ワレリー・リューミン 371.725 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
25 マイケル・フィンク 365.897 アメリカ合衆国の旗
26 ウラジーミル・ソロフィエフ 361.952 ソビエト連邦の旗
27 トーマス・ライター 350.239 ドイツの旗 ドイツ
28 ミハイル・チューリン 344.213 ロシアの旗
29 タルガット・ムサバイエフ 339.409 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
30 ウラジーミル・リャホフ 333.324 ソビエト連邦の旗
31 ユーリー・ギジェンコ 329.950 ロシアの旗
32 ゲンナジー・マナコフ 309.889 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
33 アレクサンドル・アレクサンドロフ 309.758 ソビエト連邦の旗
34 ジェフリー・ウィリアムズ 290.13 アメリカ合衆国の旗
35 ゲンナジー・ストレカロフ 268.938 ロシアの旗 / ソビエト連邦の旗
36 マイケル・ロペス=アレグリア 257.944 アメリカ合衆国の旗
37 ヴィクトル・サヴィヌイフ 252.849 ソビエト連邦の旗
38 ウラジーミル・デジュロフ 244.229 ロシアの旗
39 オレグ・アトコフ 236.950 ソビエト連邦の旗
40 カール・E・ワルツ 230.212 アメリカ合衆国の旗
41 リロイ・チャオ 229.362 アメリカ合衆国の旗
42 ダニエル・バーシュ 226.594 アメリカ合衆国の旗
43 ウィリアム・マッカーサー 224.930 アメリカ合衆国の旗
44 シャノン・ルシッド 223.161 アメリカ合衆国の旗
45 ヴァレンチン・レベデフ 219.250 ソビエト連邦の旗
46 ウラジーミル・コワリョノク 216.382 ソビエト連邦の旗
47 オレッグ・コトフ 212.49 ロシアの旗
48 ケネス・バウワーソックス 211.594 アメリカ合衆国の旗
49 アナトリー・ベレゾボイ 211.378 ソビエト連邦の旗
50 スーザン・J・ヘルムズ 211.048 アメリカ合衆国の旗
2009年12月23日現在。

国籍別の宇宙飛行時間合計と日数

[編集]
ランク 国籍 合計人日
1 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 / ロシアの旗 ロシア 22713.68[11][12]
2 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 16188.20[11][12]
3 欧州連合の旗 欧州連合 1733.57
4 日本の旗 日本 741.87[12]
5 カナダの旗 カナダ 506.15
6 ドイツの旗 ドイツ 493.64
7 フランスの旗 フランス 432.19
8 イタリアの旗 イタリア 285.57
9 オランダの旗 オランダ 210.69
10 ベルギーの旗 ベルギー 207.66
11 中華人民共和国の旗 中国 57.00
12 スイスの旗 スイス 42.50
13  スウェーデン 26.73
14 スペインの旗 スペイン 18.78
15 イスラエルの旗 イスラエル 15.93
16  ウクライナ 15.69[11]
17  ブルガリア 11.80
18 マレーシアの旗 マレーシア 10.885
19 大韓民国の旗 韓国 10.875
20 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 9.893
ブラジルの旗 ブラジル 9.888
シリアの旗 シリア 8.9
アフガニスタンの旗 アフガニスタン 8.85
チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア 7.93
 オーストリア 7.928
ポーランドの旗 ポーランド 7.919
スロバキアの旗 スロバキア 7.914
インドの旗 インド 7.903
イギリスの旗 イギリス 7.88
 キューバ 7.863
モンゴルの旗 モンゴル 7.863
 ハンガリー 7.86
 ベトナム 7.862
 ルーマニア 7.862
サウジアラビアの旗 サウジアラビア 7.069
メキシコの旗 メキシコ 6.878
2013年6月22日現在

有名な無人宇宙飛行の記録

[編集]

有名な無人宇宙飛行の記録。

目標 船名 内容 日時
地球 A-4 (V-2) 初の宇宙空間へ到達したロケット[13] ナチス・ドイツの旗ドイツ国防軍 1942年10月3日
地球 スプートニク1号 初の軌道周回に成功した人工衛星 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1957年10月4日
地球 バンガード1号 最も長期間宇宙空間に滞在していると考えられる人工衛星。240年間宇宙に在ると予想される。通信衛星業務は1964年5月に終了。 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1958年3月17日
ルナ1号 初の近傍通過、距離 5,995 km ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1959年1月4日
ルナ2号 初の衝突 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1959年9月14日
ルナ3号 初の月の裏側撮影 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1959年10月7日
地球 ディスカバラー13号 初の周回軌道軌道から帰還・回収された人工衛星 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1960年8月11日
金星 ベネラ1号 初の近傍通過、距離 10万 km
(通過前に通信途絶)
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1961年5月19日
金星 マリナー2号 初の(通信を維持した状態での)
惑星近傍通過、距離 34,762 km
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1962年12月14日
火星 マリナー4号 初の火星近傍通過、初の惑星画像撮影、距離 9,846 km アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1965年7月14日
ルナ9号 初の軟着陸、初の月面地表画像 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1966年1月31日
金星 ベネラ3号 初の衝突 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1966年3月1日
ルナ10号 初の周回軌道 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1966年4月3日
金星 ベネラ7号 初の軟着陸 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1970年8月1日
ルナ16号 初の自動操縦によるサンプルリターン ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1970年9月24日
ルナ17号 初の無人月面車 - ルノホート1号 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1970年11月17日
火星 マリナー9号 初の周回軌道 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1971年11月14日
火星 マルス2号 初の衝突 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1971年11月27日
火星 マルス3号 初の軟着陸、20秒後に通信途絶 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1971年12月2日
木星 パイオニア10号 初の近傍通過、距離 13万 km アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1973年12月3日
水星 マリナー10号 初の近傍通過、距離 703 km アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1974年3月29日
金星 ベネラ9号 初の周回軌道
初の他惑星の地表面撮影
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1975年10月22日
太陽 ヘリオス2号 太陽を基準にして最も高速を達成した宇宙機。近日点 (0.29 AU) で 24万7,510 km/h 西ドイツの旗 西ドイツ 1976年4月17日
火星 バイキング1号 初の火星地表撮影 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1976年7月20日
土星 パイオニア11号 初の近傍通過、距離 21,000 km アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1979年9月1日
金星 ベネラ13号 初の他惑星の音声を録音 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1982年3月1日
パイオニア10号 初の太陽系外に出た宇宙機(初かどうかについては議論の余地がある) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1983年6月13日
金星 ベガ1号 初のヘリウム気球による大気圏調査 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1985年6月11日
天王星 ボイジャー2号 初の近傍通過、距離 81,500 km アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1986年1月24日
ハレー彗星 ベガ1号 初の彗星近傍通過、距離 8,890 km ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1986年3月6日
海王星 ボイジャー2号 初の近傍通過、距離 4万 km アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1989年8月25日
ガスプラ ガリレオ 初の小惑星近傍通過、距離 1,600 km アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1991年10月29日
木星 ガリレオ・プローブ 初の衝突 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1995年12月7日
木星 ガリレオ・オービター 初の周回軌道 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1995年12月7日
火星 マーズ・パスファインダー 初の火星探査車 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1997年7月4日
エロス NEARシューメーカー 初の小惑星周回軌道 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2000年2月14日
エロス NEARシューメーカー 初の小惑星への軟着陸 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2001年2月12日
土星 カッシーニ 初の周回軌道 ESA
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2004年7月1日
タイタン ホイヘンス・プローブ 初の軟着陸 ESA
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2005年1月14日
テンペル第1彗星 ディープ・インパクト 初の彗星衝突 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2005年7月4日
イトカワ はやぶさ 初の小惑星からの離陸 日本の旗 日本 2005年11月20日
ボイジャー1号 最も地球から離れている人工物、距離 150億 km アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2006年現在
パイオニア6号 最も長期間操作可能な状態で宇宙空間にある人工物
2000年12月8日に35年ぶりに操作可能な状態に戻った。
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2005年現在
冥王星 ニュー・ホライズンズ 冥王星、カロン、ニクス、ヒドラ、ケルベロス、スティクスの初飛行。
冥王星系と冥王星、カロンの表面を初めてクローズアップ撮影。
カイパーベルトを初めて探査
2006年以前のIAUによる太陽系再定義版で9つの惑星を探査した最初の国。
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2015年 7月14日

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ Encyclopedia Astronautica アーカイブされたコピー”. 2009年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月27日閲覧。
  2. ^ Tariq Malik (2007年). “Orbital Champ: 国際宇宙ステーションの宇宙飛行士 Sets New U.S。Spacewalk Record”. Space.com. 23 March 2008閲覧。
  3. ^ コスタリカで生まれ、コスタリカ名誉市民の称号を持っている
  4. ^ a b 両国の国籍を持つ人物。
  5. ^ a b NASA (2005年). “Sergei Konstantinovich Krikalev Biography”. NASA. October 4 2007閲覧。
  6. ^ NASA (2005年). “Krikalev Sets Time-in-Space Record”. NASA. October 4, 2007閲覧。
  7. ^ a b NASA. “Peggy A. Whitson (Ph.D.)”. Biographical Data. National Aeronautics and Space Administration. 2008年5月13日閲覧。
  8. ^ SPACE.com - Orbital Finale: ISS Spacewalkers Free Stuck Cargo Ship Antenna
  9. ^ FAI Sporting Code Section 8 – Astronautics, 2009 Edition (Class K, Class P)”. Fédération Aéronautique Internationale. 12 November 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。20 September 2022閲覧。
  10. ^ マイケル・フォール はアメリカとイギリスの2つの市民権を保持している。
  11. ^ a b c 2つ以上の国籍を持つ人物は双方の国で勘定に入れた。
  12. ^ a b c 計算にも入れた。
  13. ^ e-Pulsar - Oct-Nov 98 - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)

外部リンク

[編集]
総合リファレンス:

日本語

英語