コパ航空
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設立 | 1944年 | |||
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ハブ空港 | トクメン国際空港 | |||
焦点空港 |
エルドラド国際空港 マナグア国際空港 フアン・サンタマリーア国際空港 ラ・アウロラ国際空港 | |||
マイレージサービス | ConnectMiles | |||
会員ラウンジ | Copa Club | |||
航空連合 | スターアライアンス | |||
親会社 | Copa Holdings, S.A. | |||
保有機材数 | 100機(54機発注中) | |||
就航地 | 85都市 | |||
本拠地 | パナマ・パナマ・シティ | |||
外部リンク | http://www.copaair.com/ |
コパ航空(Copa Airlines)は、パナマの航空会社である。正式社名は、スペイン語名のCompañía Panameña de Aviación, S.A.(パナマ航空会社)。COPAはその略称であり、Copa Airlinesはそのブランドである。
概要
[編集]ユナイテッド航空(特にユナイテッドに買収される前の旧コンチネンタル航空)との関係が強く、マイレージ・プログラムに「マイレージ・プラス」(2011年までは「ワンパス」)を採用、共にコードシェア便を運航、機体のデザインも似たものを採用している。
2007年9月、スカイチームにアソシエート・メンバーとして加盟したが、アソシエート・メンバーの加盟条件とされる後援会社であり、かつ従来より提携関係を持っているコンチネンタル航空がスカイチームを離脱する事を受けて、2009年10月24日、スカイチームを脱退することとなった[1]。その後、2010年11月10日にスターアライアンスへの加盟を発表[2]、2012年6月21日に正式加盟した[3]。
歴史
[編集]1944年6月にCompañía Panameña de Aviación(パナマ航空会社、略称:COPA)として創業、1947年8月に運航開始。32%の資本を持つパンアメリカン航空の支援の元、パナマ国内の投資家グループによって創業された。1980年代初頭まで、エアパナマ・インターナショナル(Air Panamá Internacional)との競合として運営。1979年に国内線運航を止め、ボーイング737-100を初めてのジェット旅客機として購入。
1990年代に拡大路線を取り、アルゼンチン、チリなど中南米の重要都市に就航した。1992年にはエルサルバドルのTACA航空と提携、トクメン国際空港に就航し中南米の重要接続拠点とした。その結果トクメン国際空港が「米州のハブ」となりコスタリカのLACSA航空、グアテマラのアヴィアテカ航空、ニカラグアのニカラグア航空(NICA)等との提携にもつながった。この提携は1998年に終了となった。
1998年にコンチネンタル航空が49%の株式を取得、総合的な運航面、営業面での提携を開始。1999年にはコンチネンタルが51%に増資し、ロゴもコンチネンタルに合わせたものに変更した。当時は「ワンパス」マイレージ・プログラムに参加した。2005年にはコンチネンタルの出資比率を約27.3%に引き下げ、2006年にはさらに約10%までに引き下げた[4]。
2005年にコパ航空はコロンビアの国内航空会社アエロ・レプブリカ(AeroRepública)の株式9割を取得し、コードシェア便の運航を開始。その後コパ航空コロンビア(Copa Airlines Colombia)と改名し路線拡大、機材刷新を実施。同年12月には親会社コパ・ホールディングSAがニューヨーク証券取引所に1400万株で株式上場。
2009年にコンチネンタル航空とともにスカイチーム脱退を発表、その後2010年にユナイテッド航空によるコンチネンタル航空買収により、スターアライアンスへ加盟した。
就航路線
[編集]- 北米(アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ)
- 中米(コスタリカ、キューバ、ドミニカ共和国、エルサルバドル、グアテマラ、ハイチ、ホンジュラス、ジャマイカ、ニカラグア、パナマ、プエルトリコ、トリニダード・トバゴ)
- 南米(アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ウルグアイ、ベネズエラ)ボリビア
機材
[編集]コパ航空が発注したボーイング社製旅客機の顧客番号(カスタマーコード)はV3で、航空機の形式名は737-7V3、737-8V3などとなる。
リスト
[編集]機材 | 運用数 | 発注数 | 座席数 | 備考 | |||
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C | W | Y | 計 | ||||
ボーイング737-700 | 9 | - | 12 | - | 114 | 126 | |
ボーイング737-800 | 58 | - | 16 | 24 | 114 | 154 | 1機を貨物機に改造。 |
120 | 160 | ||||||
150 | 166 | ||||||
ボーイング737 MAX 8 | 1 | 39 | 16 | 24 | 126 | 166 | 各型ごとの航空機の数は未決定。 |
ボーイング737 MAX 9 | 32 | 16 | 24 | 126 | 166 | ||
12 | 24 | 138 | 174 | ||||
ボーイング737 MAX 10 | - | 15 | TBA | [7] | |||
計 | 100 | 54 |
過去の保有機材
[編集]- ボーイング707-320C
- ボーイング727-100
- ボーイング737-100/200
- コンベア240
- コンベア340
- C-46 コマンドー
- ダグラス C-47 スカイトレイン
- ダグラス DC-6B
- エンブラエル 190
- ホーカー・シドレー HS.748
- ロッキード L-188 エレクトラ
- マーチン4-0-4
ギャラリー
[編集]-
ボーイング737-100
-
ボーイング737-200
-
ボーイング737-700
-
ボーイング737-800
-
ボーイング737-800(サッカーパナマ代表 特別塗装)
-
ボーイング737-800(スターアライアンス塗装)
-
ボーイング737-800(レトロ塗装)
-
ボーイング737-800(Connect Miles.com 特別塗装)
-
ボーイング737-800(レトロ塗装)
-
ボーイング737 MAX 9
-
エンブラエル 190
-
ロッキード L-188 エレクトラ
航空事故
[編集]- 1992年6月6日、パナマのトクメン国際空港からコロンビアのアルフォンソ・ボニーラ・アラゴン国際空港へ向かっていたコパ航空201便(ボーイング737-204Adv)がダリエン地峡上空を飛行中、姿勢指示器が不具合を起こした。パイロットが誤った情報を元に機体を建て直そうとしたため機体は急降下し、空中分解した。乗員乗客47人全員が死亡。→詳細は「コパ航空201便墜落事故」を参照
脚注
[編集]- ^ スカイチーム・ニュースフラッシュ - 2009年10月
- ^ AVIANCA-TACA AND COPA AIRLINES TO JOIN STAR ALLIANCE - Star Alliance
- ^ “Copa Airlines Joins Star Alliance, the Leading Global Airline Network” (英語). Copa Airlines (2012年6月21日). 2012年6月22日閲覧。
- ^ [1]
- ^ Our fleet
- ^ Copa Airlines Fleet Details and History
- ^ “Boeing, Copa Airlines Announce Selection of 15 737 MAX 10s”. MediaRoom. 2024年9月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- Copa Airlines
- Copa Airlines (@copaairlines) - Instagram