コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ゴーストライダー2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴーストライダー2
Ghost Rider: Spirit of Vengeance
監督 マーク・ネヴェルダイン
ブライアン・テイラー
脚本 セス・ホフマン
スコット・M・ギンプル
原案 デヴィッド・S・ゴイヤー
製作 スティーヴ・ポール
マイケル・デ・ルカ
アヴィ・アラド
アリ・アラド
アショク・アムリトラジ
製作総指揮 デヴィッド・S・ゴイヤー
ゲイリー・フォスター
E・ベネット・ウォルシュ
出演者 ニコラス・ケイジ
撮影 ブランドン・トゥロスト
編集 ブライアン・バーダン
製作会社 ハイドパーク・エンターテインメント
イマジネーション英語版
クリスタル・スカイ・プロダクションズ
マーベル・ナイツ
配給 アメリカ合衆国の旗 コロンビア ピクチャーズ
日本の旗 松竹 / ポニーキャニオン
公開 アメリカ合衆国の旗 2012年2月17日
日本の旗 2013年2月8日
上映時間 95分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $57,000,000[1]
興行収入 $132,563,930[1]
1億1900万円[2] 日本の旗
前作 ゴーストライダー
テンプレートを表示

ゴーストライダー2』(原題: Ghost Rider: Spirit of Vengeance)は、2012年公開のアメリカ合衆国のオカルトアクション映画。2007年の『ゴーストライダー』とは、主演がニコラス・ケイジであるということが共通しているだけで物語としての関連性はほぼない。

ストーリー

[編集]

瀕死の父の命と引き換えにロアークと契約し、地獄の処刑人ゴーストライダーとなったジョニー・ブレイズ。制御のきかぬ自身の中の悪魔に絶望し隠遁生活を送っていた。ある日黒人神父のモローが現れ、呪いを解く替わりに一人の少年を守れと依頼される。

少年ダニーは母ナディアと2人、スリで生計を立てる逃亡生活を送っていた。この少年こそ、ロアークがこの世で完全な身体を手に入れるために生まれてきたロアークの息子だった。かつてナディアが瀕死の重傷を負った時、その命を助ける代わりに悪魔の子を懐胎する契約をロアークと結んでしまったという。 ロアークは息子ダニーを捕まえるべく、ダニーの母ナディアをよく知る悪人キャリガンにダニー拉致を依頼する。キャリガンの手がダニーに迫ろうとした時、ジョニーはゴーストライダーとなり真夜中のハイウェイを駆け出した。

フィルム中のライダーは、特別な車両を使用しています:バガー288、世界最大の陸上車両。

罪人の気配に引き寄せられたゴーストライダーは、今まさにダニーを連れ去ろうとしているキャリガン一味に辿り着く。ところが武器の密売を手がけるキャリガンから不意にグレネード弾を打ち込まれ、まんまとキャリガンにダニーを奪われてしまった。ジョニーとナディアはキャリガンを知る男から力づくでキャリガンの隠れ家を聞き出し、ダニー奪還に向かう。

キャスト

[編集]

※括弧内は日本語吹替

製作

[編集]

2007年2月9日、マーベルのプロデューサーのアヴィ・アラドがプレス・イベントで『ゴーストライダー2』の企画を発表した[3]。また、ピーター・フォンダはメフィスト役で再出演したいと述べた[4]。2007年12月上旬、ニコラス・ケイジもまたゴーストライダー役での再出演に関心を示した[5]。ケイジは新たなヴィランを提案し[6]、ダニー・ケッチの登場が噂された[7]

ニコラス・ケイジは2008年9月のIGNのインタビューで、コロンビアと続編に向けてのミーティングが始まったと述べ、「ゴーストライダーがカトリック教会と連携し、『ダ・ヴィンチ・コード』のような時代精神のある作品になるだろう」と語った[8]。2009年2月、コロンビア映画は『ゴーストライダー』の続編を製作し、ニコラス・ケイジが再び主役を務め、新たな脚本家が雇われるという話が浮上した[9]。2009年9月23日、デヴィッド・S・ゴイヤーが、続編の脚本家として雇われたと報じられた[10]。ゴイヤーは続編に関してMTVのインタビューを受け、前作の8年後の話となり、2010年までにクランクインすることを希望していると述べた[11][12]。続編のタイトルは『Ghost Rider: Spirit of Vengeance』となり、マイケル・デ・ルカがプロデュースし[13]、PG-13で上映される[14]

2010年7月14日、ニコラス・ケイジの復帰が確定し、マーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラーのコンビを監督にするために交渉をしていた[15]。7月、ケイジは2010年11月に撮影が始まると明かした[16]。『Superhero Hype!』のインタビューで、エヴァ・メンデスは再出演しないことが明らかになった[17]。映画はルーマニアトルコ3Dで撮影される[18]

2010年11月にルーマニアのブカレスト主要撮影が始まり、その後、シビウロヴィナリヴィドラル湖トランスファガラシャンフネドアラに移った[19]。2011年1月24日に撮影は完了した[20]

評価

[編集]

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは115件のレビューで支持率は18%、平均点は4.00/10となった[21]Metacriticでは22件のレビューを基に加重平均値が34/100となった[22]

イメージソング

[編集]

吉川晃司SAMURAI ROCK[23]

出典

[編集]
  1. ^ a b Ghost Rider: Spirit of Vengeance” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年8月27日閲覧。
  2. ^ キネマ旬報」2014年2月下旬決算特別号 212頁
  3. ^ Peter Sciretta (2007年2月10日). “Ghost Rider 2 Announced”. SlashFilm.com. http://www.slashfilm.com/2007/02/10/ghost-rider-2-announced/ 2007年2月10日閲覧。 
  4. ^ Arya Ponto (2007年8月16日). “Peter Fonda Talks About Working with Russell Crowe and 'Ghost Rider 2'”. JustPressPlay.net. オリジナルの2007年9月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070926235838/http://www.justpressplay.net/movies/310-to-yuma/news/peter-fonda-talks-about-working-with-russell-crowe-and-ghost-rider-2.html 2007年8月17日閲覧。 
  5. ^ Heather Newgen (2007年12月3日). “Nicolas Cage on Ghost Rider 2”. SuperHeroHype.com. http://www.superherohype.com/news/topnews.php?id=6567 2007年12月7日閲覧。 
  6. ^ Larry Carroll (2007年12月5日). “Nicolas Cage Wants Ghost Rider To Team Up With Spidey, Hit The Bottle In Sequel”. MTV. http://www.mtv.com/movies/news/articles/1575898/20071205/story.jhtml 2007年12月7日閲覧。 
  7. ^ Jim Vejvoda (2010年9月10日). “Danny Ketch in Ghost Rider 2?”. IGN. http://uk.movies.ign.com/articles/111/1119520p1.html 2011年1月25日閲覧。 
  8. ^ Vejvoda, Jim (2008年9月3日). “Cage Talks Ghost Rider 2”. IGN. http://uk.movies.ign.com/articles/907/907449p1.html 2009年5月26日閲覧。 
  9. ^ MrDisgusting (2009年1月29日). “Nicolas Cage Attached to 'Ghost Rider' Sequel”. Bloody Disgusting. http://www.variety.com/article/VR1117785776.html 2009年5月26日閲覧。 
  10. ^ MrDisgusting (2009年10月2日). “David Goyer's Shocking 'Ghost Rider 2' News”. Bloody Disgusting. http://www.bloody-disgusting.com/news/17568 2011年1月25日閲覧。 
  11. ^ Josh Wigler (2009年11月4日). “EXCLUSIVE: David Goyer Says 'Ghost Rider 2' Isn't A Reboot, Takes Place Eight Years Later”. splashpage.mtv.com. http://splashpage.mtv.com/2009/11/04/exclusive-david-goyer-says-ghost-rider-2-isnt-a-reboot-takes-place-eight-years-later 2011年1月25日閲覧。 
  12. ^ Uncle Creepy (2009年11月4日). “David Goyer Talks Ghost Rider 2”. dreadcentral.com. http://www.dreadcentral.com/news/34378/david-goyer-talked-ghost-rider-2 2011年1月25日閲覧。 
  13. ^ 'Ghost Rider' Sequel Will Be Like Pushing the Reset Button”. 2011年3月13日閲覧。
  14. ^ Ghost Rider 2 Update”. 2011年3月13日閲覧。
  15. ^ Neveldine and Taylor WIll Direct Ghost Ride Sequel and Cage Will Return”. The Film Stage (2010年6月14日). 2010年6月14日閲覧。
  16. ^ Nicolas Cage Says 'Ghost Rider 2' Is 'A Different Trajectory, But It's Still The Same Guy'”. Splash Page (2010年7月7日). 2010年7月7日閲覧。
  17. ^ No Eva Mendes for Ghost Rider 2”. [Superhero Hype!] (2010年7月19日). 2010年7月19日閲覧。
  18. ^ Ghost Rider Sequel to Shoot this Fall in 3D”. [Superhero Hype!] (2010年8月24日). 2010年8月24日閲覧。
  19. ^ Ghost Rider: Spirit of Vengeance Set for February 17, 2012”. superherohype.com (CraveOnline). (2010年9月17日). http://www.superherohype.com/news/articles/107349-ghost-rider-spirit-of-vengeance-set-for-february-17-2012 2010年9月30日閲覧。 
  20. ^ “‘Ghost Rider’ star Nicolas Cage admires Cappadocia”. Today's Zaman. (2011年1月24日). http://www.todayszaman.com/news-233331-ghost-rider-star-nicolas-cage-admires-cappadocia.html 2011年1月24日閲覧。 
  21. ^ Ghost Rider: Spirit of Vengeance (2011)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年6月22日閲覧。
  22. ^ Ghost Rider: Spirit of Vengeance Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年6月22日閲覧。
  23. ^ 吉川晃司が「ゴーストライダー2」イメージソングを担当!”. 映画.com. 2020年2月15日閲覧。

外部リンク

[編集]