ゴースト・エージェント/R.I.P.D.
ゴースト・エージェント/R.I.P.D. | |
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R.I.P.D. | |
監督 | ロベルト・シュヴェンケ |
脚本 |
フィル・ヘイ マット・マンフレディ |
原案 |
フィル・ヘイ マット・マンフレディ デヴィッド・ドブキン |
原作 |
ピーター・M・レンコフ ルーカス・マランゴン |
製作 |
マイケル・フォットレル ニール・H・モリッツ マイク・リチャードソン |
製作総指揮 |
デイヴィッド・ドブキン キース・ゴールドバーグ ピーター・M・レンコフ オリ・マーマー ジョナソン・コマック・マーティン |
出演者 |
ジェフ・ブリッジス ライアン・レイノルズ ケヴィン・ベーコン メアリー=ルイーズ・パーカー ステファニー・ショスタク |
音楽 | クリストフ・ベック |
撮影 | アルヴィン・H・キュヒラー |
編集 | マーク・ヘルフリッチ |
製作会社 |
ダークホース・エンターテインメント オリジナル・フィルム |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 |
2013年7月19日 2013年10月18日 |
上映時間 | 96分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $130,000,000[2][1] |
興行収入 | $33,618,855[1]$78,324,220[1] |
次作 | R.I.P.D. 2 Rise Of The Damned |
『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』(R.I.P.D.)は、2013年公開のアメリカ合衆国の超自然アクション・コメディ映画である。ピーター・M・レンコフとルーカス・マランゴンが手がけ、ダークホースコミックスより出版されている漫画『R.I.P.D.』を原作としている。ちなみに、表題にある「R.I.P.D.」とは、「Rest In Peace Department」の略であり、英語で「安らかに眠れ」を意味する「R.I.P.」(Rest In Peace)と、「警察署」を意味する「P.D.」(Police Department)を組み合わせた造語である。
あらすじ
[編集]恋人と幸せな暮らしを送っていた警察官ニック(ライアン・レイノルズ)は、ある潜入捜査中に殉職してしまう。しかし、有能な警官だった彼は、下界で人間に紛れて成仏できない死者たちを逮捕し、黄泉の世界に送り返す組織『R.I.P.D.』にスカウトされる。1800年代から働くロイ(ジェフ・ブリッジス)とコンビを組むことになった彼は、逮捕した悪霊から世界の滅亡を画策する陰謀を暴く。それは、悪霊たちを黄泉の世界から下界に呼び戻し溢れさせるというものだった。その報をもとに、かつてない最凶のコンビが世界を救うために立ち上がる。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- ロイシーファス・“ロイ”・パルシファー - ジェフ・ブリッジス(壤晴彦)
- ニック・ウォーカー - ライアン・レイノルズ(松本保典)
- ボビー・ヘイズ - ケヴィン・ベーコン(安原義人)
- 管理官 - メアリー=ルイーズ・パーカー(高島雅羅)
- ジュリア・ウォーカー - ステファニー・ショスタク(北西純子)
- ニックのアバター - ジェームズ・ホン(間宮康弘)
- ロイのアバター - マリサ・ミラー(坂井恭子)
- スタンリー・ノーウィッキー - ロバート・ネッパー
- エリオット - マイク・オマリー
- プラスキ - デヴィン・ラトレイ
製作
[編集]元々ロイ・パルシファー役にはザック・ガリフィアナキスがキャスティングされていたが、スケジュールの都合により降板した[3]。当初、管理官役にはジョディ・フォスターが構想されていたが、結局メアリー=ルイーズ・パーカーがキャスティングされた[4]。
宣伝
[編集]2013年7月16日、アダルトスイムのYouTubeチャンネルに前日譚となる短編アニメーションがアップロードされた[5]。
公開
[編集]撮影は2012年1月28日に終了し[6]、アメリカ合衆国での公開は2013年6月28日に設定された[7]。しかしながらユニバーサル・ピクチャーズは2013年7月19日に変更した[1]。
批評家の反応
[編集]2013年7月20日時点でRotten Tomatoesでは41件のレビューで支持率は12%となっている[8]。Metacriticでは25件のレビューで加重平均値は25/100となっている[9]。映画批評家のロジャー・ムーアは4ツ星満点で1ツ星半を与え、「『ジョナ・ヘックス』以来最低のコミック原作映画」と評した[10]。
興行収入
[編集]アメリカ合衆国とカナダでは公開初週末3日間で約1260万ドルを売り上げ、初登場7位となった[1]。この数値は製作費の10%以下であり、興行的に失敗とみられている[11]。
参考文献
[編集]- ^ a b c d e f “R.I.P.D.”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年7月20日閲覧。
- ^ “'The Conjuring' to scare off pricey 'R.I.P.D.' on crowded weekend”. Los Angeles Times (2013年7月18日). 2013年7月18日閲覧。
- ^ Chitwood, Adam (April 8, 2011). “Zach Galifianakis Drops Out of R.I.P.D.”. Collider.com. September 25, 2011閲覧。
- ^ Jagernauth, Kevin (August 19, 2011). “Mary-Louise Parker Takes Role Jodie Foster Was Looking At In ‘R.I.P.D.’”. indieWire. September 25, 2011閲覧。
- ^ “Adult Swim Airs Sweet Animated R.I.P.D. Prequel”. Bloody Disgusting (2013年7月17日). 2013年7月18日閲覧。
- ^ Kubas-Meyer, Alec (January 30, 2012). “Ryan Reynolds: R.I.P.D. has wrapped filming”. Flixist.com. January 30, 2012閲覧。
- ^ Marshall, Rick (June 27, 2011). “'R.I.P.D.' Gets A Release Date”. SplashPage.MTV.com. July 18, 2011閲覧。
- ^ “R.I.P.D.”. Rotten Tomatoes. 2013年7月20日閲覧。
- ^ “R.I.P.D.”. Metacritic. 2013年7月20日閲覧。
- ^ Moore, Roger (2013年7月19日). “Movie Review: R.I.P.D. - "Jonah Hex Redux"”. Movie Nation. 2013年7月19日閲覧。
- ^ “'R.I.P.D.' Box Office Disappoints As 'The Conjuring' Wins The Weekend”. 2013年7月24日閲覧。