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サザエさんとエプロンおばさん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サザエさんとエプロンおばさん
監督 青柳信雄
脚本 笠原良三
蓮池義雄
原作 長谷川町子
製作 杉原貞雄
出演者 江利チエミ
音楽 神津善行
撮影 西垣六郎
製作会社 宝塚映画製作所
配給 東宝
公開 日本の旗 1960年12月25日
上映時間 82分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 サザエさんの赤ちゃん誕生
次作 福の神 サザエさん一家
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サザエとノリ吉が行った「金閣寺
サザエとノリ吉が行った「平安神宮」の境内

サザエさんとエプロンおばさん』は、1960年12月25日に公開された日本映画である。製作は宝塚映画製作所(のちの宝塚映像)、配給は東宝カラー東宝スコープ

概要

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シリーズ第9作目は、同じ長谷川町子原作の「エプロンおばさん」との共演を描いた、いわゆるクロスオーバー作品。

前作「サザエさんの赤ちゃん誕生」ではタラオが産まれて間もない時期であるのに対し、本作ではタラオは3歳に成長しており、また前々作「サザエさんの脱線奥様」よりフグ田家はマスオの会社の社宅住まいだったが、本作では原作同様、磯野家と同居している。

名物の旅行場面は金閣寺平安神宮

共演者には、宝塚映画作品常連の高島忠夫や、無名時代の藤田まことが出演、さらに、後年黒澤明監督映画「どですかでん」(1970年)で六ちゃんを演じる頭師佳孝(当時5歳)が出演し、ノリ吉役の実兄・頭師正明と共演しているが、正明の芸能生活は短いため、大変貴重な作品となっている。

ストーリー

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タラオが誕生日を迎えた。盛大に祝う磯野家。更に大阪に出張中のマスオも、20日振りに帰宅する予定だった。ところがマスオから「仕事の都合で帰宅が延びる」という電話が来て、サザエはガッカリ。だが、マスオが世話になっている大阪の叔父・西野万造一家が誘ってくれるので、サザエはタラオを両親に預けて、一路大阪へ。だが着いてみると、マスオは京都の出張所に泊まらなければならないという。翌日京都に行ったサザエは、喫茶店でマスオとようやく会った。話によると、マスオの仕事は京都支店新築のため、敷地買収で立ち退く人たちとの円満解決を図っているのだが、そのうち1軒だけ立ち退きを拒否し続けている家があるという。その家とは、「エプロンおばさん」こと敷金(しきかね)なしが経営している下宿屋だった。それを知ったサザエは、持久作戦に出ることに、そして敷金家の女中として住み込むことになった。サザエはおばさんに気に入られ、おばさんはサザエを独身だと誤解し、結婚させようとした。だが真相が分かって大憤慨。サザエは首を言い渡されるが、サザエは抵抗する。そこへおばさんの息子・敷金一郎が帰省した。そして就職先が、波平の勤めている「日の丸電機」だと聞いて、おばさんは驚く。結果、おばさんは東京移住のために立ち退くことになった。

スタッフ

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キャスト

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同時上映

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関連項目

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外部リンク

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