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サジド・ジャヴィド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サジド・ジャヴィド
Sajid Javid
生年月日 (1969-12-05) 1969年12月5日(55歳)
出生地 イギリスの旗 イギリス
イングランドの旗 イングランドランカシャーロッチデール
出身校 エクセター大学
前職 チェース・マンハッタン銀行副社長
ドイツ銀行取締役
所属政党 保守党
配偶者 ローラ・キング (1997年結婚)
子女 4人
公式サイト 公式ウェブサイト

内閣 第2次ジョンソン内閣
在任期間 2021年6月26日 - 2022年7月5日

内閣 第1次ジョンソン内閣
第2次ジョンソン内閣
在任期間 2019年7月24日 - 2020年2月13日

内閣 第2次メイ内閣
在任期間 2018年4月30日 - 2019年7月24日

内閣 第1次メイ内閣
第2次メイ内閣
在任期間 2016年7月13日 - 2018年4月30日

内閣 第2次キャメロン内閣
在任期間 2015年5月11日 - 2016年7月13日

その他の職歴
イギリスの旗 文化・メディア・スポーツ大臣
(2014年4月9日 - 2015年5月11日)
イギリスの旗 平等担当大臣
(2014年4月9日 - 2014年7月15日)
イギリスの旗 財務省財政担当官英語版
(2013年10月7日 - 2014年4月9日)
イギリスの旗 財務省経済担当官英語版
(2012年9月4日 - 2013年10月7日)
イギリスの旗 ブロムスグローヴ選挙区英語版選出
庶民院議員

(2010年5月7日 - 2024年5月30日)
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サジド・ジャヴィド (Sajid Javid [ˈsæɪd ˈævɪd], 1969年12月5日 - ) は、イギリス保守党所属の政治家2010年から2024年まで庶民院議員(ブロムスグローヴ選挙区英語版選出)で、その間2018年から2019年まで内務大臣、2019年から2020年まで財務大臣、2021年6月から2022年7月まで保健・社会介護大臣を務めた。四大閣僚のふたつを務めた初めてのアジア系イギリス人英語版である。

来歴

[編集]

1969年12月5日、ランカシャーロッチデールパキスタン系移民の子として生まれる[1][2]

エクセター大学で経済学と政治学を学ぶ[2]。ビジネスと金融業界で働き、25歳にしてチェース・マンハッタン銀行の副社長となる。その後ロンドンのドイツ銀行へ移り、2009年に退職[2]

2010年ブロムスグローヴ選挙区英語版から選出されて保守党所属の庶民院議員となる。以降、保守党政権下で財務省経済担当官英語版(在職2012年9月-2013年10月、2013年10月-2014年4月)、 文化・メディア・スポーツ大臣(在職2014年4月-2015年5月)、ビジネス・イノベーション・技能大臣(2015年5月-2016年7月)、住宅・コミュニティ・地方自治大臣 (在職2016年7月-2018年4月)、内務大臣(在職2018年4月-2019年7月)、財務大臣(在職2019年7月-2020年2月)を歴任した[2]

首相ボリス・ジョンソンに補佐官チームの解任を求められたところ、補佐官を擁護して解任を拒否したため財務大臣を更迭され、第2次ジョンソン内閣から去った[3]。ところが、2021年6月26日にマット・ハンコック英語版保健・社会介護大臣が不倫問題で辞任したことを受けて後任に就任し、第2次ジョンソン内閣に舞い戻ることとなった[4]。2022年7月5日、不祥事が相次ぐジョンソン政権への抗議のため、リシ・スナク財務大臣と共に辞任を表明し[5]、ジョンソン首相辞任の引き金となった。これを受けて実施されることになった保守党党首選挙に名乗りを上げたが[6]、推薦人が集まらず辞退した[7]2024年総選挙には立候補せず、引退した。

脚注

[編集]
グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国議会
先代
ジュリー・カークブライド英語版
ブロムスグローヴ選挙区英語版選出庶民院議員
2010年2024年
次代
ブラッドレー・トマス英語版
公職
先代
マリア・ミラー英語版
文化・メディア・スポーツ大臣
2014年–2015年
次代
ジョン・ウィッティングデール
先代
ヴィンス・ケーブル英語版
ビジネス・イノベーション・技能大臣
2015年–2016年
次代
グレッグ・クラーク英語版
先代
グレッグ・クラーク英語版
住宅・コミュニティ・地方自治大臣
2016–2018
次代
ジェイムズ・ブロッケンシャー英語版
先代
アンバー・ラッド
内務大臣
2018年–2019年
次代
プリティ・パテル
先代
フィリップ・ハモンド
財務大臣
2019年–2020年
次代
リシ・スナック
第二大蔵卿
2019年–2020年