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サム・トゥイバイララ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サム・トゥイバイララ
Sam Tuivailala
セントルイス・カージナルス時代
(2017年8月13日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンマテオ郡サンマテオ
生年月日 (1992-10-19) 1992年10月19日(32歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト3巡目
初出場 2014年9月9日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

サミュエル・ジョナサン・トゥイバイララSamuel Johnathan Tuivailala, 1992年10月19日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンマテオ郡サンマテオ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。愛称はトゥイTui[1]

経歴

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プロ入りとカージナルス時代

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2010年MLBドラフト3巡目(全体106位)でセントルイス・カージナルスから野手として指名され、7月15日に契約。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・カージナルスでプロデビュー。遊撃手のほか外野手として起用され、42試合に出場して打率.178、2本塁打、9打点を記録した。

2011年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・カージナルスでプレー。主に三塁手として起用され、44試合に出場して打率.253、1本塁打、15打点、2盗塁を記録した。

2012年アパラチアンリーグのルーキー級ジョンソンシティ・カージナルス英語版で開幕を迎え、一塁手として1試合に出場したが、その後は投手に転向。ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・カージナルスで11試合に登板して防御率4.15、23奪三振を記録した。

2013年はA級ピオリア・チーフスでプレーし、28試合に登板して0勝3敗1セーブ、防御率5.35、50奪三振を記録した。

2014年はまずA+級パームビーチ・カージナルス英語版でプレーし、29試合に登板して0勝1敗3セーブ、防御率3.58、64奪三振を記録した。7月にAA級スプリングフィールド・カージナルスへ昇格し、17試合に登板して2勝1敗1セーブ、防御率2.57、30奪三振を記録した。8月31日にAAA級メンフィス・レッドバーズへ昇格。2試合を無失点に抑え、1セーブを挙げた。9月8日にカージナルスとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると[2]、翌9日のシンシナティ・レッズ戦でメジャーデビュー。8回裏から登板したが、2死満塁のピンチを招き、クリス・ハイジーから2点適時打を打たれ降板した[3]。シーズン2試合目の登板となった9月21日のレッズ戦では、8回表無死一・二塁の場面で登板したが、先頭打者のデビン・メソラコから3点本塁打を打たれ、続くブランドン・フィリップスは左飛に抑えたものの、3人目のジェイ・ブルースに本塁打を打たれ、その後は四球を与えるなどの乱調で降板[4]。この年メジャーでは2試合の登板にとどまり、防御率36.00だった。

2015年は出番を増やし、14試合にリリーフ登板した。14.2イニングで8四球を出す(与四球率4.9)など制球面で課題はあったが、一方で20奪三振、奪三振率12.3という数字をマークし、驚異的な三振奪取能力も見せた。防御率3.07、FIP3.82という成績を残し、成長の跡を見せた。

2016年、メジャーでは12試合・9.0イニングを投げただけに留まり、防御率6.00・WHIP2.00と結果が残らなかった。また、マイナーのAAA級メンフィスでは42試合にリリーフ登板し、3勝2敗17セーブ、防御率5.21、奪三振率13.9という成績を記録、持ち前の三振奪取能力は存分に発揮したものの、防御率は高かった。

2017年は再び成績を伸ばし、自己最多の37試合に投げて3勝3敗、防御率2.55、FIP3.70を記録した。

マリナーズ時代

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2018年7月27日にセス・エレッジ英語版とのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[5]

2020年3月20日に自由契約となった[6]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2014 STL 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 10 1.0 5 2 2 0 0 1 0 0 4 4 36.00 7.00
2015 14 0 0 0 0 0 1 0 2 .000 65 14.2 13 2 8 1 0 20 3 0 5 5 3.07 1.43
2016 12 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 47 9.0 12 0 6 0 2 7 1 0 6 6 6.00 2.00
2017 37 0 0 0 0 3 3 0 1 .500 171 42.1 35 4 11 3 2 34 2 0 12 12 2.55 1.09
2018 31 0 0 0 0 3 3 0 4 .500 144 31.2 35 3 11 2 2 26 4 0 14 13 3.69 1.45
SEA 5 0 0 0 0 1 0 0 0 1.000 21 5.1 6 0 1 0 0 4 1 0 1 1 1.69 1.31
'18計 36 0 0 0 0 4 3 0 4 .571 165 37.0 41 3 12 2 2 30 5 0 15 14 3.41 1.43
2019 23 2 0 0 0 1 0 0 7 1.000 94 23.0 13 1 11 0 2 27 1 0 6 6 2.35 1.04
MLB:6年 124 2 0 0 0 8 7 0 14 .533 552 127.0 119 12 50 6 8 119 12 0 48 47 3.33 1.33
  • 2019年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手(P)












2014 STL 2 0 0 0 0 ----
2015 14 2 2 0 0 1.000
2016 12 0 0 0 0 ----
2017 37 3 6 0 0 1.000
2018 31 1 4 1 0 .833
SEA 5 0 1 0 0 1.000
'18計 36 1 5 1 0 .857
2019 23 0 0 1 0 .000
MLB 124 6 13 2 0 .905
  • 2019年度シーズン終了時

背番号

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  • 64(2014年 - 2018年7月26日)
  • 62(2018年7月31日 - 同年終了)
  • 26(2019年)

脚注

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  1. ^ Cards' Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月20日閲覧
  2. ^ Cardinals announce additional call-ups”. MLB.com Cardinals Press Release (September 8, 2014). January 12, 2015閲覧。
  3. ^ Scores for Sep 9, 2014”. ESPN MLB (September 9, 2014). January 12, 2015閲覧。
  4. ^ Scores for Sep 21, 2014”. ESPN MLB (September 21, 2014). January 12, 2015閲覧。
  5. ^ Greg Johns (2018年7月29日). “Tuivailala added to roster, Lawrence optioned” (英語). MLB.com. 2018年8月2日閲覧。
  6. ^ Greg Johns (2020年3月20日). “Mariners release reliever Tuivailala, option 4” (英語). MLB.com. 2020年3月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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