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サンタアニタダービー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンタアニタダービー
Santa Anita Derby
競馬場 サンタアニタパーク競馬場
創設 1935年
距離 ダート9ハロン
(約1811メートル
格付け G1(1973年-)
賞金 賞金総額100万ドル
出走条件 サラブレッド3歳
負担重量 122ポンド(約55.3キログラム
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サンタアニタダービーSanta Anita Derby)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタアニタパーク競馬場にて、毎年4月に開催される競馬の競走である。

概要

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1935年創設の競走で、現在この時期の西海岸地区における唯一の3歳G1競走である。

西海岸地区におけるケンタッキーダービーへのプレップレースのひとつであるが、そのなかでも特に主要な競走と目されており、毎年3歳の有力馬が多く顔を揃える競走である。同競走を経てケンタッキーダービーに優勝した馬に、三冠馬アファームドサンデーサイレンスジャスティファイなどがいる。

2019年よりNAR大井所属馬にも本競走への出走枠が設けられることになった。出走枠の選定については大井などで実施する2・3歳戦について、上位馬にあらかじめ決められたレースポイントを付与される。2歳春の新馬戦から始まり、雲取賞(JpnIII)が最終戦となる。他地区及びJRAからの転入馬は、大井転入後からポイントが付与され、転入馬について大井所属馬として2戦以上出走していることが選定の条件となる。また設定されたポイント(200ポイント)を満たした馬もしくはそれに匹敵すると認められる上位馬が選考の対象となり、出走意思を確認したうえで最大2頭が選定される[1]

ポイント対象競走(2023年度)[2]
主催 対象競走 1着 2着
大井 新馬競走 40P
2歳JRA指定競走(1800m戦) 40P
2歳JRA指定競走(1800m戦以外) 20P
上記を除く2歳競走 10P
ゴールドジュニア(SIII) 100P 40P
ハイセイコー記念(SI) 150P 60P
セラフィナイト賞(準重賞) 80P 30P
雲取賞(JpnIII) 150P 100P
南関東 南関重賞競走(2・3歳) 50P 20P
全国 JpnI競走 200P 80P
JpnII競走 150P 60P
JpnIII競走 100P 40P

歴史

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全体の歴史

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  • 1935年 - 創設。
  • 1942年-1944年 - 第二次世界大戦の影響により開催休止。
  • 1973年 - グレード制導入に伴い、G1競走に設定される。
  • 2020年 - 新型コロナウイルス感染拡大の影響で6月に順延開催。
  • 2023年 - マンダリンヒーローが大井所属馬として初めて招待を受諾し、2着に入線。

施行条件の変遷

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  • 1マイル1/16(8.5ハロン・約1709メートル) - 1935年-1937年
  • 1マイル1/8(9ハロン・約1811メートル) - 1938年-1946年、1948年以降
  • 1マイル1/4(10ハロン・約2011メートル) - 1947年
  • ダート - 1935年-2007年、2011年–
  • オールウェザー - 2008年–2010年

近年の勝ち馬

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施行年 勝ち馬 勝利騎手 調教師
2000年 The Deputy Chris McCarron Jenine Sahadi
2001年 Point Given Gary Stevens Bob Baffert
2002年 Came Home Chris McCarron Paco J. Gonzalez
2003年 Buddy Gil Gary Stevens Jeff Mullins
2004年 Castledale Jose Valdivia, Jr. Jeff Mullins
2005年 Buzzards Bay Mark Guidry Jeff Mullins
2006年 Brother Derek Alex Solis Dan Hendricks
2007年 Tiago Mike E. Smith John Shirreffs
2008年 Colonel John Corey Nakatani Eoin Harty
2009年 Pioneerof the Nile Garrett Gomez Bob Baffert
2010年 Sidney's Candy Joe Talamo John Sadler
2011年 Midnight Interlude Victor Espinoza Bob Baffert
2012年 I'll Have Another Mario Gutierrez Doug O'Neill
2013年 Goldencents Kevin Krigger Doug O'Neill
2014年 California Chrome Victor Espinoza Art Sherman
2015年 Dortmund Bob Baffert Martin Garcia
2016年 Exaggerator Kent Desormeaux J. Keith Desormeaux
2017年 Gormley Victor Espinoza John Shirreffs
2018年 Bolt D'Oro Javier Castellano Mick Ruis
2019年 Roadster Mike Smith Bob Baffert
2020年 Honor A. P. Mike Smith John Shirreffs
2021年 Rock Your World Umberto Rispoli John W. Sadler
2022年 Taiba Mike Smith Tim Yakteen
2023年 Practical Move Ramon A. Vazquez Tim Yakteen
2024年 Stronghold Antonio Fresu Philip D'Amato

主な過去の勝ち馬

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日本調教馬の成績

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脚注

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  1. ^ 東京シティ競馬の新たな国際交流事業について大井競馬、2018年6月5日閲覧
  2. ^ 2023年度サンタアニタダービーポイントについて大井競馬、2023年12月26日閲覧

外部リンク

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