DCMサンワ
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒030-0846 青森県青森市青葉3丁目5番地6 |
設立 |
1988年(昭和63年)6月1日 (株式会社三和堂) |
廃止 |
2021年(令和3年)3月1日 (DCMへ統合) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 3420001000994 |
代表者 | 代表取締役社長 中村泰 |
資本金 | 7億402万円 |
発行済株式総数 | 5,280,000株 |
売上高 |
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純資産 |
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総資産 |
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従業員数 |
964名 (2015年2月20日現在) |
決算期 | 2月20日 |
主要株主 |
DCMホールディングス 100% (2017年1月31日現在) |
主要子会社 |
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外部リンク | 公式サイト - ウェイバックマシン(2022年8月19日アーカイブ分) |
DCMサンワ(ディーシーエムサンワ)は、かつてDCMホールディングス傘下のDCM株式会社が、北海道・東北地方(青森県・秋田県)で展開していたホームセンターの店舗ブランド。
また、DCMサンワ株式会社(英: DCM SANWA CO.,LTD.)は、2021年2月28日までこれを運営していた企業。
概要
[編集]社名は顧客・取引先・社員の三つの「和」を大事にするとの思いを込めたもので、またサンワドー時代まで使われていた走る犬のロゴマークは戌年生まれである創業者の中村勝弘の愛犬をモチーフとしている[1]。なお、犬のロゴマークはDCM傘下となってからのDCMサンワでは使用されず、創業家の運営する三和堂のホームページなどで使用されている。
当初は青森県内のみで店舗を展開していて、店名も「Do Shop Sanwa」(略称:サンワ)だったが、1994年4月に北海道に店舗展開したのをきっかけに店名・社名を「サンワドー」に改めた(それまでの会社名は三和堂だった)。北海道第1号店は川沿店(札幌市南区)であったが、近隣の石黒ホーマ(当時)の存在もありオープンから2年少々で閉店した。BOM (カメラのキタムラ) (2004年2月閉店) を経て現在はブックオフ川沿店。
2015年、DCMホールディングス傘下入りを受け店名・社名を「DCMサンワ」に改めた。その際、「Sanwa」のロゴは「サンワドー」へ屋号変更する前の「Do Shop Sanwa」や「スーパーホームセンター ザ・サンワ」で使用されていたものを採用した。
2021年3月1日付でDCMサンワ株式会社を含む事業会社5社が統合(DCM株式会社へ改組)[2]。なお、展開していた業務スーパー事業はDCM株式会社への統合よりも前に事業を分離している。
2022年3月、DCMホールディングスは2年をかけて「DCMサンワ」や「DCMホーマック」などの店名等を「DCM」に統一することを発表し「サンワ」の名称は消滅することになった[3][4]。
沿革
[編集]- 1966年(昭和41年) - 三和部品商会として創業[1]。
- 1972年(昭和47年)8月 - 有限会社三和部品を設立[5]。
- 1976年(昭和51年)7月 - ホームセンター事業に参入。青森市石江に1号店をオープン。
- 1981年(昭和56年)2月 - 函館市のホームセンター・ニューウェイの営業権を取得[5]。
- 1988年(昭和63年)
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)
- 1993年(平成5年)2月 - ホームセンターマツザキ、三和堂、ニューウェイの3社が合併しホームセンターマツザキを存続会社に商号を三和堂とする[5]。
- 1994年(平成6年)4月 - 商号を株式会社三和堂から株式会社サンワドーに変更しホームセンター店舗のブランド名を「サンワドー」に統一[5]。同時に札幌川沿店をオープンさせ、北海道に進出。
- 1995年(平成7年)2月 - 日本証券業協会に株式を店頭登録[5]、青森県で初の店頭公開企業となる。
- 1996年(平成8年) - 三和部品株式会社を設立し、株式会社サンワドーから自動車部品卸売事業を譲受。
- 2002年(平成14年) - 株式会社アップガレージとフランチャイズ契約を結び「アップガレージ青森店」をオープン。
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
- 7月 - 柏店(青森県つがる市)を、スーパーホームセンター“ザ・サンワ柏店”としてリニューアル[5]。
- 12月 - 日本証券業協会店頭登録を取り消し、JASDAQ証券取引所に株式上場[5]。
- 2006年(平成18年)12月 - 弘前桶の口店(青森県弘前市)にスーパーホームセンター"ザ・サンワ弘前樋の口店"としてオープン。
- 2012年(平成24年)11月 - 同社と家電販売でフランチャイズ契約を結んでいたセキドが家電販売から撤退したため、上新電機と新たに家電販売のフランチャイズ契約を結ぶ[5]。
- 2015年(平成27年)
- 6月26日 - 上場廃止。
- 7月 - 株式交換によりDCMホールディングスの子会社となり、商号をDCMサンワ株式会社に変更[6][7]。
- 2016年(平成28年)5月 - サンワドー新発寒店を閉店させ、店舗から北海道統括事務所に変更。
- 2018年(平成30年)10月 - 三和部品株式会社の全事業を株式会社三和堂(1999年10月設立)に譲渡し、三和部品株式会社は解散。
- 2020年(令和2年)12月1日 -
- DCMサンワ株式会社が運営していた業務スーパーの運営を株式会社三和物産(2020年3月設立)に移管[8]。
- DCMサンワ株式会社が運営していたアップガレージの運営を株式会社do sanwa(2020年10月設立)に移管。
- DCMサンワ株式会社が所有していた株式会社青森イエローハット(青森県内のイエローハット店舗のフランチャイザー)の株式を株式会社三和堂へ譲渡。
- 2021年(令和3年)3月1日 - DCMサンワ株式会社はDCM分割準備株式会社に吸収合併され解散。同社はDCM株式会社に社名変更。
- 2022年(令和4年)
事業展開
[編集]展開していた事業
[編集]- Do Shop Sanwa → サンワドー → DCMサンワ - ホームセンター。
- スーパーホームセンター ザ・サンワ - 大型ホームセンター。柏店と弘前樋の口店のみの展開だったが、DCM傘下となってからは上記の「DCMサンワ」に屋号が変更されている。
- ドリームサンワドー - 1990年代後半に展開されていた大型店舗で用いられていた屋号。八食店と上磯店がこの屋号で運営されていたが、2000年代には上記の「サンワドー」に屋号が変更されている。
- 三和部品 - 自動車部品卸売。1996年に当時関連会社だった三和部品に事業譲渡。
以下の事業は一部を除いて上記のホームセンター店内にインショップ形式で展開していた。
- AUTO HOUSE CAL - サンワドー独自のカー用品店。
- ブランドシティBAL - ブランド販売店。
- でんきのセキド - セキドとフランチャイズ契約を結び、家電販売を行っていた。セキドが家電量販業から撤退することに伴い、2012年11月でフランチャイズ契約を終了。
- Joshin - セキドとのフランチャイズ契約終了に伴い、新たに上新電機とフランチャイズ契約を結んだが、青森市の『ジョーシンサンワドー青森中央店』のみの展開で、それ以外の店舗ではサンワドー本体で家電販売を行っていた。2016年1月末で『ジョーシンサンワドー青森中央店』が閉店し、フランチャイズ契約を解消。
- 業務スーパー - 神戸物産と2003年にフランチャイズ契約を結び、業務用の食料品を中心に販売する。2020年12月1日に三和物産が運営を引き継ぐため、DCMサンワと業務スーパーで決済手段などサービスが変更となったほか、この日以降はDCMサンワ(DCM)と業務スーパーで別会計となった。
- アップガレージ - アップガレージと2002年にフランチャイズ契約を結び、中古自動車用品を中心に販売する。2020年12月1日にdo sanwaが運営を引き継いだ。
店舗
[編集]DCMに継承された店舗
[編集]出典:[9]
北海道
[編集]- 北広島店 - 北広島市中央3丁目1番地3
- 砂川店 - 砂川市空知太西4条7丁目327番地1
- 深川店 - 深川市北光町3丁目6-1
- 登別店 - 登別市富岸町1丁目1番地
- 上磯店 - 北斗市七重浜7丁目12-1
青森県
[編集]- 青森中央1号館 - 青森市緑3丁目11番地3
- 青森中央2号館 - 青森市青葉3丁目5番地6
- 青森東バイパス店 - 青森市けやき1丁目1-6
- 弘前堅田店 - 弘前市大字堅田字神田378番1
- 2022年1月23日閉店[10]。
- 弘前城東店 - 弘前市大字高田3丁目1番地1
- 黒石店 - 黒石市大字追子野木3丁目272番地4
- 柏店 - つがる市柏上古川房田145-1
- 弘前樋の口店 - 弘前市大字樋の口2丁目8-8
- 八食店 - 八戸市大字長苗代字狐田5-1
- 八戸新井田店 - 八戸市大字新井田字寺沢20番地
- 十和田店 - 十和田市大字三本木字千歳森169番地1
- 開店当初は道路を挟んでリビング館とレジャー館の2館体制で営業していたが、1996年3月にリビング館の建て替えの際、リビング館は本館へ、レジャー館は「オートハウスCAL」を主体としたCAL館に変更された。CAL館は2018年2月に閉店した。
- DCMへの合併の際、十和田千歳森店に店舗名を変更。2022年9月からはDCM十和田千歳森店となった。
- 2023年11月19日に閉店し、元々入っていた業務スーパー十和田店に特化した[11]。
- 下田店 - 上北郡おいらせ町住吉4丁目50番地33
- むつ店 - むつ市中央1丁目5番地1
秋田県
[編集]- 大館店 - 大館市餌釣字前田1番
かつて存在した店舗
[編集]出典:[12]
北海道
[編集]- 函館湯川店 - 函館市戸倉町33-10
- 八雲店 - 山越郡八雲町豊河町29-2
- 札幌北光店 - 札幌市東区北27条8-1-15
- 札幌篠路店 - 札幌市北区篠路3条4-1-1
- 旭川3条店 - 旭川市3条通り18-1459
- 新発寒店 - 札幌市手稲区新発寒4条1-20-1
- 2016年5月29日閉店[13]。
- 新道店 - 札幌市東区伏古11条3丁目1-50
- 函館本通店 - 函館市本通4丁目16番8
- 2020年10月31日に閉店し、元々入っていた業務スーパー本通店に特化した[16]。
青森県
[編集]- 青森南店 - 青森市大字古館字大柳75番6
- 2020年9月30日に閉店し、元々入っていた業務スーパー青森南店に特化した[16]。
クレジットカード
[編集]2019年6月1日からはDCMグループ共通ポイントの『マイボ』ポイント機能のついた『DCMマイボカード』(セディナとの提携クレジットカード)を導入しているが、過去には独自の提携カードを発行していた。
- 「新・サンワドーカード」 - 日専連系列各社との提携(2007年 - 2019年)
- (このうち青森県・秋田県の各店舗では日専連ホールディングスより、北海道の店舗ではニッセンレンエスコートより、それぞれ発行していた。クレジットカード有効期限到来後に発行される更新カードはDCMサンワと提携しない日専連カードになる予定。)
- かつてはライフ(現・ライフカード)社と提携してサンワドーカードを2003年4月から発行したが、2007年8月からは日専連系列各社との提携に切り替えられ、その後2009年2月28日をもって旧サンワドーカードのライフ提携を終了[17]。
関連会社
[編集]出典
[編集]- ^ a b “サンワドー(青森市)”. 朝日新聞 (2012年4月19日). 2017年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月15日閲覧。
- ^ “会社概要”. DCM. 2022年3月4日閲覧。
- ^ a b “店舗ロゴマークの変更、店名統一について”. DCM株式会社 (2022年3月1日). 2022年6月23日閲覧。
- ^ a b “ホームセンター「サンワ」の名称が消滅へ”. 東奥日報. 2022年3月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “2014年02月21日 - 2015年02月20日 期” (PDF). DCMサンワ株式会社 (2015年2月20日). 2018年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月15日閲覧。
- ^ “DCMホールディングス株式会社による株式会社サンワドーの簡易株式交換による完全子会社化に関する株式交換契約締結のお知らせ” (PDF). DCMホールディングス株式会社 (2015年4月10日). 2015年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月11日閲覧。
- ^ “子会社の商号変更に関するお知らせ” (PDF). DCMホールディングス株式会社 (2015年7月1日). 2021年4月15日閲覧。
- ^ “当社「業務スーパー」運営について” (PDF). DCMサンワ株式会社 (2020年9月17日). 2020年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月17日閲覧。
- ^ “店舗案内”. web.archive.org (2020年8月3日). 2024年9月5日閲覧。
- ^ “【青森県】DCMサンワ 弘前堅田店 2022/1/23(日)閉店のお知らせ | 店舗情報 | ニュース | DCM”. www.dcm-hc.co.jp. 2024年9月5日閲覧。
- ^ “【青森県】DCM十和田千歳森店 2023年11月19日(日) 閉店のお知らせ | 店舗情報 | ニュース | DCM”. 2024年9月23日閲覧。
- ^ “SANWADO”. web.archive.org (1998年12月12日). 2024年9月5日閲覧。
- ^ “「サンワドー新発寒店」閉店セール始まる 29日まで最大半額”. リアルエコノミー. 2024年9月4日閲覧。
- ^ “「業務スーパー札幌新道店」8月2日閉店、DCMサンワのFC店”. リアルエコノミー. 2024年9月4日閲覧。
- ^ “「DCMサンワ札幌新道店」11月30日閉店、札幌から撤退”. リアルエコノミー. 2024年9月4日閲覧。
- ^ a b “DCMサンワがホームセンター追加閉鎖、合併に向け事業改革”. リアルエコノミー. 2024年9月5日閲覧。
- ^ “【サンワドーカードをお持ちのお客様へ重要なお知らせ】”. SANWADO (2009年1月29日). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月15日閲覧。