ザック・ネト
ロサンゼルス・エンゼルス #9 | |
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2023年5月14日 | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | フロリダ州マイアミ |
生年月日 | 2001年1月31日(23歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 185 lb =約83.9 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 遊撃手 |
プロ入り | 2022年 MLBドラフト1巡目(全体13位) |
初出場 | 2023年4月15日 |
年俸 | $720,000(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ザカリー・アダム・ネト(Zachary Adam Neto, 2001年1月31日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ出身のプロ野球選手(遊撃手)。右投右打。MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]高校時代はMLBドラフトでは指名されず、キャンベル大学へ進学した。
大学では二刀流選手としてプレーした。初年度の2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響によってリーグ戦が縮小されたため、野手としては3試合の出場、投手としては1試合の登板のみだった。
2年目の2021年は野手としては44試合に出場して打率.405、12本塁打、58打点、12盗塁を記録した。投手としては11試合(先発1試合)に登板して4勝0敗、防御率3.43、16奪三振を記録した。
3年目の2022年は野手としては53試合に出場して打率.407、15本塁打、50打点、19盗塁を記録した。投手としては4試合に登板して1勝0敗3セーブ、防御率3.86、8奪三振を記録した。
プロ入りとエンゼルス時代
[編集]2022年のMLBドラフト1巡目(全体13位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名され[2]、20日に契約を結んだ(契約金は約350万ドル)[3]。契約後はA+級トリシティ・ダストデビルズとAA級ロケットシティ・トラッシュパンダズの2球団でプレーし、合計で37試合に出場して、打率.299、5本塁打、27打点、5盗塁を記録した[4]。
2023年はAA級ロケットシティで開幕を迎え、4月15日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入り。同日のボストン・レッドソックス戦で「8番・遊撃手」で先発出場し、2022年のMLBドラフトで指名された選手として最速でメジャーデビューを果たした[5][6]。この試合では無安打だったが2日後の4月17日の第一打席にブライアン・ベロからメジャー初安打を放った[7]。5月9日の対ヒューストン・アストロズ戦では3回裏にフランバー・バルデスからメジャー初本塁打を放った[8]。6月14日の試合前のウォーミングアップ中に足がつったような感覚を訴え、翌日に腹斜筋の負傷で故障者リスト入りした[9]が、7月15日に復帰している。8月4日にも腰の炎症で故障者リスト入りした[10]が、9月10日に復帰している。この年は84試合に出場し、打率.225、9本塁打、34打点を記録した。
選手としての特徴
[編集]打撃では独特なレッグキック打法から安打を量産し、守備では内野の全ポジションをこなせる。投手としては最速93mph(約149.7km/h)を計測している[11]。また、2ストライクになると三振を防ぐためにレッグキック打法を封印し、すり足打法で打つ。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2023 | LAA | 84 | 329 | 234 | 38 | 65 | 17 | 0 | 9 | 109 | 34 | 5 | 1 | 1 | 3 | 20 | 0 | 16 | 77 | 5 | .225 | .308 | .377 | .685 |
MLB:1年 | 84 | 329 | 234 | 38 | 65 | 17 | 0 | 9 | 109 | 34 | 5 | 1 | 1 | 3 | 20 | 0 | 16 | 77 | 5 | .225 | .308 | .377 | .685 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
遊撃(SS) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2023 | LAA | 84 | 114 | 205 | 7 | 43 | .979 |
MLB | 84 | 114 | 205 | 7 | 43 | .979 |
- 2023年度シーズン終了時
背番号
[編集]- 9(2023年 - )
脚注
[編集]- ^ “Zach Neto Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年4月18日閲覧。
- ^ “Angels select SS Zach Neto with first pick (13th overall) in 2022 MLB Draft” (英語). MLB.com (2022年7月17日). 2022年8月17日閲覧。
- ^ “2022 MLB Draft: Angels Agree To Terms With First-Round Pick Zach Neto And Break Record With 11th-Round Signing”. Angels Nation (2022年7月26日). 2022年8月16日閲覧。
- ^ “Zach Neto Amateur, College & Minor Leagues Statistics”. Baseball-Reference.com. 2023年5月8日閲覧。
- ^ Rhett Bollinger (April 16, 2023). “Surprise! Angels call up No. 2 prospect Neto for MLB debut” (英語). MLB.com. April 18, 2023閲覧。
- ^ “エンゼルス・ネトがメジャー昇格、MLB22年ドラフト組一番乗り フレッチャーが3Aに降格”. 日刊スポーツ (2023年4月16日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ “エンゼルス新人ネトがメジャ-初安打 ネビン監督「特別だね。ここまでも良い打撃していた」 - MLB : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年8月23日閲覧。
- ^ “「逆方向にすごいパワー!」新人ネトが放った“メジャー初HR”に日本人も歓喜!「こっちまで嬉しくなる」”. THE DIGEST. 2024年8月31日閲覧。
- ^ “Angels put rookie shortstop Neto (oblique) on IL” (英語). ESPN.com (2023年6月15日). 2024年8月31日閲覧。
- ^ “Angels activate infielder Drury, place Neto on IL” (英語). ESPN.com (2023年8月5日). 2024年8月31日閲覧。
- ^ 「2022MLB新人ドラフト総括 2022年ドラフト1〜2巡目指名選手リスト」『隔月刊スラッガー』2022年9月号 日本スポーツ企画出版社 74頁
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Zach Neto stats MiLB.com
- Zach (@ZachNeto25) - X(旧Twitter)