ザ・ゴー!チーム
The Go! Team | |
---|---|
2006年のサウス・バイ・サウスウエストにて | |
基本情報 | |
出身地 | イングランド ブライトン |
ジャンル |
ヒップホップ ポストロック |
活動期間 | 2000年 - |
レーベル |
メンフィス・インダストリーズ サブ・ポップ Shock Records コオペレイティヴ・ミュージック tearbridge records Secret City Records |
公式サイト |
www |
メンバー |
イアン・パートン ニンジャ サム・ドゥーク Angela Won Yin Mak Cheryl Pinero Simone Odaranile |
旧メンバー |
シルキー・シュタイディンガー ジェイミー・ベル ツチダ・カオリ カイ・フカミ・テイラー |
ザ・ゴー!チーム(英: The Go! Team) は、イギリスのヒップホップ/ロックバンド[1] 。
メンバー
[編集]- イアン・パートン:ギター、ハーモニカ他
- リーダー。バンドの創設者。すべての作曲、サンプルアレンジをこなす。レディング出身。
- ニンジャ:ボーカル、ラップ、ドラム他
- ナイジェリア人とエジプト人のハーフ。ロンドン出身。イギリス人。
旧メンバー
[編集]- シルキー・シュタイディンガー:ギター、キーボード、2ndドラム、メロディカ他
- ドイツ出身。マルチ奏者。ギターポップバンド「KAPUTT」で活動。
- ジェイミー・ベル:ベース
- ニューキャッスル出身。
- ツチダ・カオリ:ギター、サイドボーカル、ピアノ、メロディカ、たて笛、鉄琴
- カイ・フカミ・テイラー:ドラム、ボーカル他
来歴
[編集]1999年頃、バンドでのドラム経験があり、番組制作の仕事をしていたイアン・パートンが、ブライトンの自宅で個人的な楽曲制作を開始。翌2000年、イギリスのインディーズレーベルPICKELD EGGよりGo! Team名義でEP『Get It Together』をリリース。その後、2001年から2002年頃までに、デビューアルバムの全体像をイアン1人で練り上げ、デモテープを各所に送り、メンフィス・インダストリーズと契約。2003年、デビューEP『Junior Kickstart』リリース。
2004年、フランツ・フェルディナンドのスウェーデン・ツアーのサポートとして出演依頼を受ける。1人でラップトップスタイルでのライブを敢行することも考えるも、バンド編成のほうが良いと決断しメンバーを募り始める。オーディションや知人の紹介などで約3週間でバンドメンバーを集めることとなり、サム、ジェイミー、フカミ、シルキー、ニンジャが正式メンバーに決定。ニンジャの採用に関しては、ヒップホップマニアで、優れたヴォーカリストであれば国籍は関係ないとし、慎重に選び抜いた結果だという。ここから男3名・女3名の6人編成となる。
2004年7月、シングル「The Power Is On」をリリース。サウス・バイ・サウスウエストに出演するなど、ロック・フェスティバル等への出演が増えはじめる。同年9月、デビュー・アルバム『サンダー・ライトニング・ストライク』を発表。多くの音楽ジャンルの特長を取り入れた斬新な音楽性は、英NME、米ローリング・ストーン、ビルボードなどの多くの音楽メディアから高い評価を受ける。
2005年、フジロック・フェスティバルホワイト・ステージにて初の日本公演。以降、多くのライブ、ロック・フェスティバルへの出演、ソニック・ユースのツアー・サポートなどを行いつつ、レコーディングを行う。2007年、グラストンベリー・フェスティバル出演。同年9月にセカンドアルバム『プルーフ・オブ・ユース』を発表。ポルトガル、オーストラリア他でライブ活動を行う。同年12月、2度目の日本ツアー。コーネリアス、HALFBYらのリミックスも収録された来日記念盤『ザ・ラース・オブ・マーシー(THE WRATH OF MARCIE)』を発売。
2008年夏、2度目のフジロック・フェスティバル出演。レッドマーキーを満員に埋め尽くした。2011年、ディアフーフのサトミやベスト・コーストのべサニーをゲストに迎えた4年ぶりとなるスタジオ・アルバム『ローリング・ブラックアウツ』をリリース。同年、イアン・パートンが日本のガールズユニット・ももいろクローバーZの「労働讃歌」を作曲。
2015年3月、4枚目のアルバム『ザ・シーン・ビトウィーン』を発売。このアルバムでは、ザ・ゴー!チームの原点に戻ってイアン1人で制作している[6]。同年の日本ツアーには日本人メンバーは参加しない。
バンド名
[編集]The Go Teamは、災害原因などを調査する人たちのことを意味し、“Go”の後に“!”を付け、イアンが命名。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 収録曲 | レーベル |
---|---|---|---|
:2004年9月13日 :2006年5月24日 |
Thunder, Lightning, Strike サンダー・ライトニング・ストライク |
日本盤
|
メンフィス・インダストリーズ VROOM SOUND |
:2007年9月10日 :2007年9月5日 |
Proof of Youth プルーフ・オブ・ユース |
日本盤
|
メンフィス・インダストリーズ tearbridge records |
:2011年1月31日 :2011年1月12日 |
Rolling Blackouts ローリング・ブラックアウツ |
日本盤
|
メンフィス・インダストリーズ avex trax |
:2015年3月24日 :2015年3月18日 |
The Scene Between ザ・シーン・ビトウィーン |
日本盤
|
メンフィス・インダストリーズ OCTAVE RECORDS |
タイアップ
[編集]CM
[編集]- ナイキ - 『Power Is On』2006年
- AXE - 『Get It Together』2007年
- 日産・キューブ - 『Feel Good By Numbers』2010年
- docomo dヒッツ(夜の街) - 『Titanic Vandalism』2013年
ゲームBGM
[編集]- リトルビッグプラネット『Get It Together』2008年
- ウイニングイレブン2019
『MAY DAY』2019年
脚注
[編集]- ^ “The Go! Team (ゴー・チーム)”. CDJournal.com 音楽出版社. 2015年6月22日閲覧。
- ^ a b c the_go_teamのツイート(603221198634377216)
- ^ LaikaMuttnikのツイート(605001791084863488)
- ^ LaikaMuttnikのツイート(606344967271940096)
- ^ LaikaMuttnikのツイート(605050740097331200)
- ^ “ザ・ゴー!チーム、4年振りの新作”. タワーレコード (2015年3月3日). 2015年7月25日閲覧。
外部リンク
[編集]- The Go! Team
- the go! team (thegoteam) - Facebook
- the go! team (@the_go_team) - X(旧Twitter)
- Ninja (@ninjaisaninja) - X(旧Twitter)
- sam dook (@DookSam) - X(旧Twitter)
- Angela Mak (@angelalamak) - X(旧Twitter)
- Cheryl Pinero (@cherylpinero) - X(旧Twitter)
- Simone Odaranile (@SimoneOdaranile) - X(旧Twitter)
- The Go! Team - SoundCloud
- The Go! Team - YouTubeチャンネル
- The Go! Team - Myspace
- What goes around comes around - ツチダ・カオリのBlogger(2010年11月27日 - 2011年6月22日)
- Chi Fukami Taylor (@LaikaMuttnik) - X(旧Twitter)
- THE GO! TEAM - STUBBIE RECORDS
- THE GO! TEAM - tearbridge records