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シエナ・ミラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シエナ・ミラー
Sienna Miller
Sienna Miller
2017年
本名 Sienna Rose Miller
生年月日 (1981-12-28) 1981年12月28日(42歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 イギリスの旗 イギリス
職業 モデル・女優・ファッションデザイナー
活動期間 2001年 -
主な作品
映画
レイヤー・ケーキ
カサノバ
ファクトリー・ガール
スターダスト
『ザ・エッジ・オブ・ウォー 戦火の愛』
G.I.ジョー
フォックスキャッチャー
アメリカン・スナイパー
ハイ・ライズ
二ツ星の料理人
夜に生きる
ロスト・シティZ 失われた黄金都市
21ブリッジ
テレビドラマ
ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女
ザ・ラウデスト・ボイス-アメリカを分断した男-
受賞
ゴールデンラズベリー賞
最低助演女優賞
2009年G.I.ジョー
その他の賞
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シエナ・ローズ・ミラー(Sienna Rose Miller, 1981年12月28日 - )は、アメリカ合衆国/イギリスモデル女優ファッションデザイナー

生い立ち

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アメリカ合衆国ニューヨークで生まれ、幼い頃にイギリスロンドンに移住[1]バークシャーの寄宿学校を卒業後、2000年から1年間、ニューヨークのリー・ストラスバーグ・インスティチュートに在籍。

父親のエドウィン・ミラーはアメリカ人の銀行員、母親のジョゼフィーナ・“ジョー”・ミラーはイギリス系南アフリカ人でロンドンのリー・ストラスバーグ・アカデミー・インスティチュートを運営していた。6歳の時に両親が離婚。父親はイギリス人のインテリア・デザイナー(ケリー・ホッペン)と再婚するが再び離婚。兄弟はファッション・デザイナーの実姉(サバンナ)と異母弟が二人(チャールズ、スティーブン)、義母の連れ子である姉(ナターシャ・コレット)がいる。

キャリア

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モデル

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モデルとしてキャリアを始め、タンディ・アンダーソンと契約後にコカ・コーライタリア版『ヴォーグ』、プラダのモデルとなる。2003年には「Pirelli英語版」のカレンダーのモデルに起用される[2]2006年にはペペ・ジーンズ(ロンドン)の専属モデルとして契約する。[3]

俳優

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俳優として間もない頃にニューヨークで舞台『The Striker, Independence』やアンソニー・ミンゲラが監督した『Cigarettes & Chocolate』に出演。2001年に『South Kensington』で映画デビューを果たす。2003年にはアメリカのテレビシリーズ『Keen Eddie英語版』のレギュラーとして出演。

2004年公開の映画『アルフィー』で共演したジュード・ロウとの交際で有名になる。翌年には『お気に召すまま』でヒロインのロザリンドを演じてウエスト・エンドの舞台に立った。同年公開の映画『カサノバ』では、ヒース・レジャーの相手役を演じた。2006年公開の『ファクトリー・ガール』では1960年代のポップ・アイコンイーディ・セジウィックを演じ、映画初主演を果たした。

ファクトリー・ガール』のプレミアにて

2007年公開のスティーヴ・ブシェミ監督作品『Interview英語版』でインディペンデント・スピリット賞主演女優賞や英国アカデミー賞ライジング・スター賞にノミネートされた。

2009年、『アフター・ミス・ジュリー(原題) / After Miss Julie英語版』でブロードウェイの舞台デビューを果たす[4]

2009年公開の『G.I.ジョー』はシエナ自身、最も興行収入の高い作品となったが、ゴールデンラズベリー賞最低助演女優賞を受賞。同年9月から『After Miss Julie』でブロードウェイの舞台に立った。2010年公開の『ロビン・フッド』で恋人マリアンを演じる予定だったが、降板(ケイト・ブランシェットがマリアンを演じた)。

2015年2月17日開幕の『キャバレー』で主役のサリー・ボウルズ役を務める[4]

デザイナー

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2007年7月に姉のサバンナと共に「Twenty8Twelve」というファッションブランドを立ち上げ、デザイナーデビューを果たした[5]。姉妹は2012年までレーベルの実権を握り、その後共同クリエイティブディレクターを辞任すると発表した[6]

私生活

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ジュード・ロウとは2004年12月に婚約したが、2005年7月、ロウと彼の子供のベービーシッターとの浮気が発覚、ロウが公式にミラーに謝罪するというスキャンダルが起き、直後に婚約を破棄。その後も交際は続いたが2006年11月に別れた[7]。2009年に復縁したが、2011年11月に破局[8]

2007年8月から俳優のリス・エヴァンスと交際し婚約するが2008年6月に破局。同年7月にはバルサザール・ゲティとの交際が話題となったが、11月には早くも破局した[9]

2011年より俳優のトム・スターリッジと交際し、2012年7月には娘が生まれている[10][11][12]。2015年7月に関係を解消。

2022年卵子を凍結保存し同年には俳優のオリ・グリーンと交際を公表。[13]

主な出演作品

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映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2001 South Kensington シャロン シエナ・ローズ名義
2002 ハイスピード・バトル
High Speed
サバンナ TBA
ハイスピード・レーサー
The Ride
サラ
2004 レイヤー・ケーキ
Layer Cake
タミー 川庄美雪
アルフィー
Alfie
ニッキー 永島由子
2005 カサノバ
Casanova
フランチェスカ 岡寛恵
2006 ファクトリー・ガール
Factory Girl
イーディ・セジウィック (吹き替え版なし)
2007 Interview カティヤ
スターダスト
Stardust
ヴィクトリア 園崎未恵
2008 The Mysteries of Pittsburgh ジェーン・ベルウェザー
Camille カミーユ・フォスター
Kis Vuk ダーシー 声の出演
ザ・エッジ・オブ・ウォー 戦火の愛
The Edge of Love
ケイトリン・マクナマラ (吹き替え版なし)
2009 G.I.ジョー
G.I. Joe: The Rise of Cobra
バロネス ゴールデンラズベリー賞最低助演女優賞受賞 園崎未恵
2010 Hippie Hippie Shake ルイーズ・フェリエ
2011 ニューイヤーズ・イヴ
New Year's Eve
2012 マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて
Just Like a Woman
マリリン (吹き替え版なし)
2013 ウソはホントの恋のはじまり
A Case of You
サラ 東郷すばる
2014 フォックスキャッチャー
Foxcatcher
ナンシー・シュルツ 山根舞
アメリカン・スナイパー
American Sniper
タヤ・カイル 渋谷はるか[14]
2015 ワイルド・ギャンブル
Mississippi Grind
シモーヌ (吹き替え版なし)
ビジネス・ウォーズ
Unfinished Business
チャック・ポートノイ きっかわ佳代
ハイ・ライズ
High-Rise
シャーロット・メルヴィル 高橋麻里子[15]
二ツ星の料理人
Burnt
エレーヌ 園崎未恵(ソフト版)[16]
TBA(機内上映版)
2016 ロスト・シティZ 失われた黄金都市
The Lost City of Z
ニーナ・フォーセット 園崎未恵
夜に生きる
Live by Night
エマ・グールド 朴璐美
2018 The Catcher Was a Spy エステラ・ヒューニ
シングルマザー ブリジットを探して
American Woman
デボラ・キャラハン (吹き替え版なし)
2019 21ブリッジ
21 Bridges
フランキー・バーンズ 笹島かほる
2020 思い出で綴る物語
Wander Darkly
エイドリアン
TBA Horizon 撮影中
My Mother's Wedding ポストプロダクション

テレビ

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放送年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2002 The American Embassy ベーブ 第4話「Long Live the King
Bedtime ステイシー 計4話出演
2003-2004 Keen Eddie英語版 フィオナ・ビッカートン メイン
2009 トップ・ギア
Top Gear
本人 計2話出演
2012 ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女
The Girl
ティッピ・ヘドレン 主演
2019 ザ・ラウデスト・ボイス-アメリカを分断した男-
The Loudest Voice
ベス・エイルズ ミニシリーズ 山口協佳[17]
2023 エクストラポレーションズ:すぐそこにある未来
Extrapolations
レベッカ・シアラー

脚注

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  1. ^ シネマトゥデイ (2006年6月29日). “今週のクローズアップ”. 2007年12月2日閲覧。
  2. ^ Sienna Miller: Biography”. People. 2008年7月18日閲覧。
  3. ^ Pepe bags Sienna (January 10, 2006)”. Vogue.co.uk (2006年1月10日). 2012年7月10日閲覧。
  4. ^ a b シエナ・ミラーがブロードウェイの「キャバレー」に挑戦!”. シネマトゥデイ (2015年1月13日). 2015年1月13日閲覧。
  5. ^ Emili Vesilind (September 30, 2007). “Shades of Sienna”. LA Times. http://articles.latimes.com/2007/sep/30/image/ig-sienna30 2008年7月18日閲覧。 
  6. ^ ALICIA WAITE (2012年1月25日). “Sienna and Savannah Miller leave Twenty8Twelve”. The Telegraph. Telegraph Media Group. 2024年3月24日閲覧。
  7. ^ Female Farst (2006年11月13日). “Law And Miller Split.”. 2007年3月2日閲覧。
  8. ^ シネマトゥデイ (2011年2月9日). “ジュード・ロウとシエナ・ミラーが二度目の破局!.”. 2011年2月10日閲覧。
  9. ^ だめんず・うぉーかー!? ジュード・ロウ元カノのシエナ・ミラーがまたもや破局
  10. ^ Sienna Miller Gives Birth”. US Weekly. 8 July 2012閲覧。
  11. ^ Sienna Miller Welcomes a Baby Girl”. E! Online. 9 July 2012閲覧。
  12. ^ “Sienna Miller welcomes first child”. (09 July 2012). http://timesofindia.indiatimes.com/entertainment/hollywood/news-interviews/Sienna-Miller-welcomes-first-child/articleshow/14768274.cms 
  13. ^ 昨年に卵子凍結保存したと公表”. 2023年8月23日閲覧。
  14. ^ アメリカンスナイパ―”. ワーナー公式. 2021年3月14日閲覧。
  15. ^ ハイ・ライズ”. VAP. 2021年3月14日閲覧。
  16. ^ 二ツ星の料理人”. ソニー・ピクチャーズ公式. 2021年3月14日閲覧。
  17. ^ ラッセル・クロウ主演「ザ・ラウデスト・ボイス―アメリカを分断した男―」”. WOWOW. 2021年3月14日閲覧。

外部リンク

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