シクロヘキサデカノリド
表示
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2022年6月) |
シクロヘキサデカノリド Cyclohexadecanolide[1] | |
---|---|
別称 ジヒドロアンブレットリド、オキサシクロヘプタデカン-2-オン | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 109-29-5 |
特性 | |
化学式 | C16H30O2 |
モル質量 | 254.41 g mol−1 |
外観 | 白色の結晶 |
匂い | ムスク香 |
融点 |
34-36℃ |
沸点 |
294 °C, 567 K, 561 °F |
水への溶解度 | 不溶 |
有機溶媒への溶解度 | アルコール、油に可溶 |
危険性 | |
引火点 | >100℃ |
半数致死量 LD50 | >5g/kg(ラット経口、ウサギ経皮) |
関連する物質 | |
関連する大環状ムスク | ムスコン シクロヘキサデカノン シクロペンタデカノリド アンブレットリド |
関連物質 | シクロヘキサデカン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
シクロヘキサデカノリド(英: Cyclohexadecanolide)は、C16H30O2で表される大環状合成ムスクの一種である。
合成
[編集]5-シクロヘキサデセノンまたは8-シクロヘキサデセノンを水素化して得たシクロヘキサデカノンをバイヤー・ビリガー酸化することにより、得られる。シクロヘキサノンの過酸化物三量体を光分解する方法も研究されたが、この方法では反応経路が短い半面、爆発の危険を伴う[1]。
用途
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 印藤元一『合成香料 化学と商品知識』化学工業日報社、1996年、403-404頁。ISBN 4-87326-206-2。