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シソーラス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

シソーラス (: thesaurus) は単語上位 / 下位関係、部分 / 全体関係、同義関係、類義関係などによって単語を分類し、体系づけた類語辞典辞書

概要

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語源はギリシャ語"thesauros"で、宝物庫の意味。1852年、英国でピーター・マーク・ロジェが、語彙を意味によって分類した『Thesaurus of English Words and Phrases』(英語語句宝典、1852)を著してから100年以上続いている。日本では1964年国立国語研究所が編集し『分類語彙表』を発表している。

シソーラスは類語辞典の一種である。類語辞典には五十音順に項目立てしているものと、概念ごとに分類しているものがある。シソーラスは語彙の持つ意味から、大分類 - 中分類と下っていき、目的の単語に達することができるようになっている。

シソーラスは自然言語処理の分野でも重要な位置にあり、『分類語彙表』や『EDR概念体系辞書』のように電子データベース化しているものもある。データベース化したシソーラスは木構造、または表形式で成り立っている。ただし、全文検索システムで利用する「あいまい検索」もシソーラスを利用して行われているとは限らない。

代表的なシソーラス

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日本語のもの

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  • 『分類語彙表』(国立国語研究所)
  • 『日本語語彙大系』(岩波書店
  • 『角川類語国語辞典』(角川書店
  • 『日本語大シソーラス』(大修館書店
  • 『EDR概念体系辞書』(EDRプロジェクト)
  • 『デジタル類語辞典』(ジャングル
  • 『JST科学技術用語シソーラス』(JST科学技術振興機構)

英語のもの

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関連項目

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外部リンク

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