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シトロエン・ディアーヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ディアーヌDYANE )は、シトロエンが1967年から1983年まで製造・販売した自動車である。

概要

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ディアーヌ
概要
製造国 フランスの旗 フランス
イランの旗 イラン
スペインの旗 スペイン
スロベニアの旗 スロベニア
ポルトガルの旗 ポルトガル
販売期間 1967-1983年
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 5ドアハッチバック
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 425/435/602cc F2
車両寸法
全長 3,900mm
全幅 1,500mm
全高 1,540mm
車両重量 600kg
系譜
先代 シトロエン・2CV
後継 シトロエン・ヴィザ
シトロエン・アクセル
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1967年、シトロエンの代表作である2CVの後継車として発表され、またルノー・4に対抗するための車種であった。同社のアミともメカニズムの多くを共有するが、アミは上級車、ディアーヌは2CVを近代化したベーシックカーという位置付けである。アカディアーヌという商用車仕様も生産された。

スタイリングは、1955年からシトロエン傘下となっていたパナール所属のルイ・ビオニエ(Louis Bioner)が手掛けた。シャシエンジン水平対向2気筒空冷)、トランスミッションなどは2CVと共有した。しかし、発表からすでに18年経過していたにもかかわらず2CVの人気は衰えを知らず、ディアーヌは2CVの後継となり得ずに、同車よりも早く生産を終了した。およそ140万台が生産された。

ベーシックカーの刷新を図るも、その根強い人気に対して後継車が定着せず先に生産を終えるという例は、ミニメトロビートルタイプ3タイプ4でも見られる。

日本での普及

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上で述べたように、当時の2CV人気には計り知れないものがあり、その影でディアーヌの存在意義は広く理解されることはなかった。それゆえ、当時はもちろん、現在でも旧車のミーティング以外でディアーヌを見かけることは稀である。

関連項目

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<- Previous シトロエン ロードカータイムライン 1980年代-
タイプ 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
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