シンガポール・ライオンズXII
シンガポール・ライオンズXII | ||||
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原語表記 | LionsXII | |||
愛称 | シンガポール・ライオンズ、ライオンズXII | |||
クラブカラー | 赤・白 | |||
創設 | 2011年12月5日 | |||
解散 | 2015年 | |||
ホームスタジアム | ジャラン・ベサール・スタジアム(シンガポール・ジャランベサール区) | |||
収容人数 | 8,000 | |||
公式サイト | 公式サイト | |||
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シンガポール・ライオンズXII(シンガポール・ライオンズ・トゥエルブ)とは、マレーシアサッカーリーグに加盟していたシンガポールのクラブチームである。
概要
[編集]シンガポールはマレーシアサッカー協会が1921年に結成されると同時に、同協会が主催のリーグ戦に「シンガポールFA(シンガポール・ライオンズ)」というクラブチームで参加。マレーからの分離・独立後も継続参戦を続け、1994年にはリーグ戦とマレーシアカップの2冠を成し遂げるなど、マレーリーグの強豪として知られていた。しかし、八百長疑惑などでその年を最後にマレーリーグから追放される。その後1996年に自国の国内リーグとして「Sリーグ」が結成。現地のマレー人のチームだけでなく、中国人、日本人/日系人、アフリカ人等のクラブチームが加盟してリーグ戦を行っている。
そんな中の2011年7月にシンガポールの地元新聞が、「マレーシアリーグにシンガポールのチームが復帰」と報じた。これはシンガポールサッカー協会とマレーシアサッカー協会が23歳以下の若手を中心として互いの国のサッカーリーグに2012年から参加させるというものであった。そこでシンガポールサッカー協会がマレーリーグ「復帰」に際し「ライオンズXII」を結成することになった。チーム名は結成年度の2012年であると共に、12番目のフィールド選手であるサポーター(応援団)と一体となってチームを盛り上げるという意味がこめられている。
当初はシンガポール在住マレー人を中心に23歳以下を原則とするものの、オーバーエイジとしてフィールドプレーヤーについては5人まで(ゴールキーパーは人員制限なし)の24歳以上の選手、また外国人も2人までとする方針だったが、Sリーグに参加する同趣旨の「ヤング・ライオンズ」も原則23歳以下で構成されていることや、シンガポールでは20歳前後は兵役義務(軍隊、警察、消防他[1])の任務が必要で、兵役者はチーム参加の場合、関係当局の許諾を得なければいけないため、23歳以下だけで結成するというのは困難であるとして、フィールドプレーヤーの上限を28歳に引き揚げた。
なお年齢制限・国籍条件こそあるものの、Sリーグのヤング・ライオンズや、マレー協会がSリーグに派遣したハリマウ・ムダと同じように、必ずしもその国の年代別ナショナルチームと同じではなく、あくまでもシンガポール協会が運営する若手育成型クラブチームという位置づけである。その結成最初の2012年はGKを含め全員が28歳以下、そのうち23歳以下が17人を占めているが、外国籍選手はいない。また大半の選手はSリーグ(ヤング・ライオンズを含む)の所属チームからの移籍などである。
なお本来スーパーリーグの成績下位2チームはマレー2部の「プレミアリーグ」に自動的に降格するシステムであるが、ライオンズXIIについては少なくとも2015年までの4年間は降格条件の成績で終わったとしてもスーパーリーグに残留することが取り決めとして決定している。
しかし、2015年11月にマレーシアサッカー協会はシンガポールサッカー協会との次年度以降のチーム派遣をしない方針を発表し、それに伴ってシンガポール・ライオンズXIIはマレーシア・スーパーリーグからの撤退が決まった[2]。これによってチームの解散が決定、所属選手がSリーグ内のチームに移籍する場合はその給与は維持される事となった。
獲得タイトル
[編集]国内タイトル
[編集]- マレーシアFAカップ:1回
- 2015
歴代主将
[編集]年 | 選手名 |
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2012–2013 | シャーリル・イシャク |
2014 | イサ・ハリム |
2015 | イズワン・マハブド |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 実際、Sリーグにもホーム・ユナイテッド<警察・消防主体>、シンガポール・アームド・フォーシズFC<軍隊主体>といった兵役者が参加できるクラブが存在する
- ^ NIK AFIQ (25 November 2015). “LionsXII will not take part in M-League from 2016”. Goal.com. 30 November 2015閲覧。
出典
[編集]外部リンク
[編集]- 公式サイト(英語)