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ジェアン・パトリッキ・リマ・ドス・ヘイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェアン・パトリッキ
名前
本名 ジェアン・パトリッキ・リマ・ドス・ヘイス
Jean Patric Lima dos Reis
愛称 ジャン、ジェアン
カタカナ ジェアン パトリッキ
ラテン文字 Jean Patric
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 (1997-05-14) 1997年5月14日(27歳)
出身地 バイーア州
身長 175cm
体重 70kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ヴィッセル神戸
ポジション FW
背番号 26
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2017 ブラジルの旗 サンパウロFC 0 (0)
2017 ブラジルの旗 アメリカ-RN (loan) 12 (0)
2017 ブラジルの旗 ヴォルタ・レドンダFC (loan) 5 (0)
2017-2018 ブルガリアの旗 PFKセプテムヴリ・ソフィア 4 (0)
2018 ブラジルの旗 グレミオ・アナポリス
2018 モルドバの旗 FCザリア・バルツィ 12 (2)
2019 ブラジルの旗 アメリカ-RN 25 (5)
2019-2020 ポルトガルの旗 アカデミコ・デ・ヴィゼウFC 21 (4)
2020-2021 ポルトガルの旗 CDサンタ・クララ 36 (2)
2022 日本の旗 セレッソ大阪 28 (5)
2023- 日本の旗 ヴィッセル神戸 56 (5)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ジェアン・パトリッキ・リマ・ドス・ヘイス(Jean Patric Lima dos Reis、1997年5月14日 - )は、ブラジルバイーア州イタパリカ島出身のプロサッカー選手Jリーグヴィッセル神戸所属。ポジションはフォワード

Jリーグでの登録名はジェアン・パトリッキ

略歴

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2017年、サンパウロFCで出場が無く契約満了となり、無職となった。

8月4日、PFKセプテムヴリ・ソフィアのトライアルに参加[1]。9月2日、PFCロコモティフ・ソフィアとのフレンドリーマッチで2ゴールを決めた[2]。9月10日、セプテムヴリ・ソフィアと正式に2年契約を掴み取った[3]。9月15日のレフスキ・ソフィア戦で加入後公式戦初出場[4]

2018年1月11日、双方合意の上で契約を解除し退団した[5]

CDサンタ・クララに加入、同僚に守田英正がいる。

セレッソ大阪

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2022年1月8日、CDサンタ・クララからセレッソ大阪に2年契約で完全移籍加入[6]

入団当初は全く無名であり、戦力としては未知数だったが、スピードを持った貴重な選手として活躍をみせた。天皇杯ラウンド16・名古屋戦で、時速37.8kmを記録。第19節川崎フロンターレ戦で、途中出場から勝ち越しゴールを決めてシーズンダブルに貢献[7]。第22節アウェイ開催のガンバ大阪戦で、途中出場し、試合終了間近の90分に、前線の選手の連動からドリブルで独走した後にミドルシュートで決勝点を決めて、逆転勝ち、シーズンダブルに貢献[8]。ルヴァンカップ準決勝・アウェイでの浦和レッズ戦では、途中出場し、前線からの守備の流れから、ドリブルで持ち運びチームの4点目を決めた[9]。2戦合計5-1となり、チームの2年連続の決勝進出に貢献。

セレッソでは先発の為田大貴がハイプレスの役割を全うした後に、試合後半から為田に代わって起用されるスーパーサブとして活用され、爆発的なスピードを持つサイドアタッカーとして重要な戦力だったが、ヴィッセル神戸から好条件のオファーを受けて、セレッソの2023年チーム始動の1日前にヴィッセル神戸に完全移籍した[10][11]

ヴィッセル神戸

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2023年よりヴィッセル神戸に完全移籍で加入[12]。セレッソ在籍時と同じくスーパーサブで活用された。開幕戦で途中出場から6分で決勝点を決めた[13]。公式戦7得点と活躍、クラブ史上初のリーグ優勝にも貢献した。

2024年、第33節で途中出場から12分で決勝点を決め、チーム新記録となる同一シーズンリーグ戦6連勝に貢献した[14][15]

人物

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  • セレッソ入団内定が決まっていた当時高校生の阪田澪哉が練習参加した際に「パスが来れば得点になるチャンスがあったのですが、ボールを要求しても来ない状況があった」という阪田に対して「それは違うよ。プロになったら、もっともっと要求しないといけない。できるんだから、もっと要求したほうが良い」と声をかけた[16]
  • セレッソ時代の応援歌には振り付けがついていた。勝利した試合の後に、パトリッキは公式グッズのペンライトを持って、通訳と共にその振り付けを踊るなどサポーターから愛されていた[17]
  • 首の脈を抑えて右手で心電図を描くゴールパフォーマンスについて「生きているうちはあきらめちゃダメだよと。人生の中で今、苦しくても逆転できるし、成功できるし、つらいことはひっくり返していける。逆境に負けないというメッセージ。あきらめちゃいけない。立ち止まっちゃいけないといつも自分に言い聞かせる」と説明している[18]

個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
2017 アメリカ-RN RN州 12 0 1 0 - 13 0
ヴォルタ・レドンダ セリエC 5 0 0 0 5 0
ブルガリア リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2017-18 セプテムヴリ・ソフィア ファースト 4 0 - 2 0 6 0
モルドバ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2018 ザリア・バルツィ ナツィオナラ 12 2 2 1 - 14 3
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
2019 アメリカ-RN セリエD 9 3 2 0 - 11 3
RN州 16 2 - 16 2
ポルトガル リーグ戦 リーグ杯ポルトガル杯 期間通算
2019-20 アカデミコ・ヴィゼウ セグンダ 21 4 0 0 5 0 26 4
2020-21 サンタ・クララ プリメイラ 20 0 0 0 3 0 23 0
2021-22 16 2 3 1 2 0 21 3
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2022 C大阪 26 J1 28 5 7 1 4 1 39 7
2023 神戸 27 4 3 1 4 2 34 7
2024 29 1 2 1 5 1 36 3
通算 ブラジル セリエC 5 0 0 0 - 5 0
ブラジル セリエD 9 3 2 0 - 11 3
ブラジル RN州 28 2 1 0 - 29 2
ブルガリア ファースト 4 0 - 2 0 6 0
モルドバ ナツィオナラ 12 2 2 1 - 14 3
ポルトガル プリメイラ 36 2 3 1 5 0 44 3
ポルトガル セグンダ 21 4 0 0 5 0 26 4
日本 J1 84 10 12 3 13 4 109 17
総通算 199 23 20 5 25 4 244 32

タイトル

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クラブ

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アメリカ-RN
ヴィッセル神戸

脚注

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  1. ^ Blitz.bg/Sport. “Жеан Патрик с първа тренировка в Левски (ВИДЕО)”. blitz.bg. 2017年9月16日閲覧。
  2. ^ Септември вкара пет на Локомотив (София) - БГ Футбол”. Sportal.bg. 2017年9月16日閲覧。
  3. ^ Септември се подсили с бразилеца Жеан Патрик”. fcseptemvri.com. 2017年9月16日閲覧。
  4. ^ Вездесъщ Обертан върна Левски на победния път - Септември иска две дузпи (видео+галерия) - БГ Футбол”. Sportal.bg. 2017年9月16日閲覧。
  5. ^ Септември се раздели с двама футболисти
  6. ^ ジェアン パトリッキ選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)セレッソ大阪、2022年1月8日https://www.cerezo.jp/news/2022-0108-1900/2022年1月25日閲覧 
  7. ^ 2022明治安田生命J1リーグ 第19節”. 2022年9月25日閲覧。
  8. ^ 2022明治安田生命J1リーグ 第22節”. 2022年9月25日閲覧。
  9. ^ 2022Jリーグ YBC ルヴァンカップ 準決勝 第2戦”. 2022年9月25日閲覧。
  10. ^ 【神戸】C大阪FWパトリッキ電撃獲得 推定1億5000万円の違約金支払い獲得”. 2023年1月8日閲覧。
  11. ^ ヴィッセルは1月6日に始動していた
  12. ^ FWジェアン パトリッキ選手 セレッソ大阪より完全移籍加入のお知らせ”. 2023年1月8日閲覧。
  13. ^ 神戸V弾パトリッキ 首を触るゴールパフォの意味は「脈を押さえている、生きているうちはあきらめちゃダメだよとメッセージ」”. 2023年2月19日閲覧。
  14. ^ 京都vs神戸の試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2024年10月6日)”. 2024年10月6日閲覧。
  15. ^ 神戸がクラブ新の同一シーズン6連勝!! パトリッキ弾で首位・広島にプレッシャー!! 京都はエリアス10戦10発も2連敗”. 2024年10月6日閲覧。
  16. ^ “凄い世代”を率いる東山の阪田澪哉。セレッソ入団内定の注目株は、悲願の選手権王者に「絶対になれる」と確信”. 2022年12月1日閲覧。
  17. ^ 「体験したいわー」セレッソのパトリッキ、試合後のダンスパフォーマンスが話題!「楽しそう」”. 2023年1月8日閲覧。
  18. ^ 神戸V弾パトリッキ 首を触るゴールパフォの意味は「脈を押さえている、生きているうちはあきらめちゃダメだよとメッセージ」”. 2023年2月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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