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佐々木大樹 (サッカー選手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐々木 大樹
名前
愛称 ダイジュ
カタカナ ササキ ダイジュ
ラテン文字 SASAKI Daiju
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1999-09-17) 1999年9月17日(25歳)
出身地 島根県浜田市[1]
身長 180cm
体重 77kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ヴィッセル神戸
ポジション MF / FW
背番号 22
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2018- 日本の旗 ヴィッセル神戸 135 (14)
2018-2019 ブラジルの旗 SEパルメイラスloan 0 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

佐々木 大樹(ささき だいじゅ、1999年9月17日 - )は、島根県浜田市出身のプロサッカー選手Jリーグヴィッセル神戸所属。ポジションはミッドフィールダーフォワード

略歴

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2018年、ヴィッセル神戸U-18からトップチームに昇格[2]。4月4日、ルヴァンカップ第3節の湘南ベルマーレ戦で初先発初得点を決めた[3]。4月11日、第7節の浦和レッズ戦でJ1リーグデビューし、プロ入り初得点を決めた[4]

8月17日、ブラジルのSEパルメイラスに期限付き移籍することが発表されたが[5]、トップでの試合出場は叶わず、2019年8月5日に期限付き移籍満了により神戸に復帰[6]。復帰後は1度もベンチ入りもできずシーズンを終えた。

2020年シーズンは、トルステン・フィンクの元、本職の攻撃的なポジションでの起用ではなく、守備的MFにコンバート起用された[7]。同年12月13日、AFCチャンピオンズリーグ準決勝・蔚山現代FC戦で後半30分にゴールを決めた。しかし、一度は得点が認められたもののVARにより取り消された[8]。結果的にその後逆転されて神戸は敗れた。このVARでファウルと判定された佐々木の得点の前に安井拓也がボールを奪った場面は、韓国メディアも「蔚山は幸運だった」と報じるなど、ファウルを取るのは厳しい判定として日本サッカー協会田嶋幸三会長や初代Jリーグチェアマンの川淵三郎、神戸や日本サッカー協会が抗議を行う考えを明かした[9][10][11]

2021年シーズンは、自身キャリアハイの30試合に出場。また、9月5日に行われたJ1第24節・サンフレッチェ広島戦で挙げた得点は神戸J1リーグ通算1000ゴール目であった[12]。また自身にとってもリーグでは3年ぶりのゴールとなった。

2022年シーズンは、シーズン序盤に負傷で長期離脱したこともあり、6月まで復帰に要したが、復帰直後の天皇杯カターレ富山戦では同点ゴールを決めた。8月のACLラウンド16横浜F・マリノス戦では相手DFのハンドを誘発するシュートを放ち、獲得したPKを自ら決めて一時勝ち越しとなるゴールを挙げた[13]

2023年シーズンは、序盤は途中出場が多かったが、スーパーサブとして結果を残し、5月からはインサイドハーフのポジションでスタメンに定着。シーズン終盤には左右のウイングで起用されることも増え、強靭なフィジカルを活かしたポストプレーや、エアバトルで存在感を発揮した。自己最多となるリーグ戦33試合7得点を記録し、クラブのJ1リーグ初優勝に貢献した。シーズン終了後には自身初のJリーグ優秀選手賞を受賞するなど、大きく飛躍したシーズンとなった

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2018 神戸 38 J1 6 1 4 1 0 0 10 2
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
2018 パルメイラス セリエA 0 0 - 0 0 0 0
2019 0 0 - 0 0 0 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2019 神戸 38 J1 0 0 - 0 0 0 0
2020 12 0 0 0 - 12 0
2021 22 30 1 7 0 1 0 38 1
2022 19 0 2 0 4 2 25 2
2023 33 7 4 0 4 1 41 8
2024 35 5 1 0 6 4 42 9
通算 日本 J1 135 14 18 1 15 7 168 22
ブラジル セリエA 0 0 - 0 0 0 0
総通算 135 14 18 1 15 7 168 22

その他の公式戦

  • コパ・サンパウロ・ジュニオール 2019 1試合0得点
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2020 神戸 38 3 0
2022 22 1 1
通算 AFC 4 1

タイトル

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クラブ

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ヴィッセル神戸U-18
ヴィッセル神戸

個人

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  • Jリーグ優秀選手賞:1回(2023年

代表歴

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  • U-18日本代表
    • 第23回U18リスボン国際トーナメント(2017年)
    • U19-Four Nations(2017年)

脚注

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  1. ^ ヴィッセル神戸U-18よりFW佐々木大樹選手トップチーム昇格のお知らせ』(プレスリリース)ヴィッセル神戸、2017年9月3日https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/13705.html2018年4月12日閲覧 
  2. ^ 神戸、U-18からFW佐々木大樹が来季昇格と発表…今季は2種登録 サッカーキング(2017年9月3日)
  3. ^ 18歳佐々木初ゴール&ウェリの恩返し弾! 若手積極起用の神戸、湘南に3発快勝 ゲキサカ(2018年4月4日)
  4. ^ 岩波“恩返し弾”の浦和、マウリシオV弾で今季初の2連勝!神戸は佐々木のJ1デビュー弾実らず敗戦 ゲキサカ(2018年4月11日)
  5. ^ MF佐々木大樹選手 パルメイラスへ期限付き移籍のお知らせ ヴィッセル神戸(2018年8月17日)
  6. ^ MF佐々木大樹選手 期限付き移籍から復帰のお知らせ ヴィッセル神戸(2019年8月5日)2019年8月7日閲覧。
  7. ^ ブラジル帰り、新たにボランチで頭角 ヴィッセル神戸のMF佐々木” (Japanese). 神戸新聞NEXT (2020年7月29日). 2022年11月10日閲覧。
  8. ^ 「蔚山は幸運、神戸には不運」 韓国メディア、7分間で2度のVARに注目「運命を分けた」 football-zone 2020年12月14日
  9. ^ ACL神戸-蔚山のVAR、日本協会も抗議へ 田嶋会長「判断ミスだと思っている」 デイリー 2020年12月14日
  10. ^ ACL神戸敗戦…VARによる得点取り消しに川淵氏「怒りが収まらない」、審判委員長の回答も明かす ゲキサカ 2020年12月14日
  11. ^ 三木谷会長 VAR判定に抗議文提出の可能性示唆 神戸新聞 2020年12月14日
  12. ^ 神戸FW佐々木大樹「意識していない」クラブJ1通算1000Gも笑顔なし 日刊スポーツ 2021年9月5日
  13. ^ 2022 AFCチャンピオンズリーグ ノックアウトステージ ラウンド16 ヴィッセル神戸vs横浜F・マリノス”. ヴィッセル神戸オフィシャルサイト. 2022年11月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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