ガレノキサシン
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IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
販売名 | ジェニナック® |
法的規制 |
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薬物動態データ | |
血漿タンパク結合 | 79-80% |
代謝 | 肝代謝(硫酸及びグルクロン酸抱合) |
半減期 | 12.4±1.1時間 |
排泄 | 尿中及び糞中 |
データベースID | |
CAS番号 | 194804-75-6 |
ATCコード | J01MA19 (WHO) |
PubChem | CID: 124093 |
ChemSpider | 110579 |
UNII | V72H9867WB |
KEGG | D04031 |
化学的データ | |
化学式 | C23H20F2N2O4 |
分子量 | 426.412 g/mol |
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ガレノキサシン(Garenoxacin, 略号: GRNX)は、富士フイルム富山化学(旧富山化学工業)で創製されたキノロン系経口抗菌剤である。商品名はジェニナック® (Geninax)。発売はアステラス製薬、販売提携は大正製薬。海外での販売権はMSD(旧シェリング・プラウ)が持つ。
適応症
[編集]幅広い菌種に効能をもち、レジオネラ・マイコプラズマ・クラミジアにも感受性を持つ。
適応菌種
[編集]ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌(ペニシリン耐性肺炎球菌;PRSPを含む)、モラクセラ・カタラーリス、大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、ヘモフィルス・インフルエンザ、レジオネラ・ニューモフィラ、クラミジア・ニューモニエ、マイコプラズマ・ニューモニエ
抗菌活性
[編集]- Campylobacter jejuni: MIC50は0.032で、GFLXと同等、LVFXの2倍高い。
- Helicobacter pylori: MIC90は0.008で、GFLX・TVFXの4倍高い。阻止率は3者とも≦1μg/mLで100%。[1]
処方の具体例
[編集]Rx) ジェニナック®200mg 2錠 1x夕食後/5日分
脚注
[編集]- ^ 1: Activity of BMS284756 (T-3811) tested against anaerobic bacteria, Campylobacter jejuni, Helicobacter pylori and Legionella spp. Diagn Microbiol Infect Dis. 2001 May-Jun;40(1-2):45-9.