コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ジェネラルクォーターズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェネラルクォーターズ
現役期間 2008年 - 2011年
欧字表記 General Quarters
品種 サラブレッド
性別
毛色 芦毛
生誕 2006年3月7日
Sky Mesa
Ecology
母の父 Unbridled's Song
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ケンタッキー州[1]
生産者 R.デイヴィッド・ランデル夫妻[1]
馬主 ケン&サラ・ラムジー[2]
→トーマス・マッカーシー
調教師 ウェスレー・ワード[2]
→トーマス・マッカーシー
→マーク・ミラー[3]
→トーマス・マッカーシー[4](アメリカ)
競走成績
生涯成績 27戦[1][5]4勝[5]
獲得賞金 122万6655USドル[1][5]
テンプレートを表示

ジェネラルクォーターズ (General Quarters) はアメリカ合衆国で生産された[4]競走馬G1競走を2勝した[6][5]

元学校長という経歴を持つ[1]70歳代のトーマス・マッカーシー英語版馬主となり[1][5]、みずから調教師を務めた[1][5]

経歴

[編集]

2007年(1歳)- 2008年(2歳)

[編集]

2007年9月に開かれたキーンランド・セプテンバー・イヤリング・セールにおいて、20000ドルで取引された[7]

2008年5月にクレーミング競走にてデビュー戦を迎え、勝利を挙げた[4]あと、マッカーシーに20000ドルで買われた[5][2]。7月には重賞競走初挑戦となるバッシュフォードマナーステークス (G3) に出走したが6着で、その後は休養をはさみアローワンス競走を中心に5戦したが2着が最高順位であった。

2009年(3歳)

[編集]

2009年、3歳となっての初戦となった1月のパスコステークス(一般競走)で2着となり、続く2月のサム・F・デービスステークス英語版 (G3) で2着に3馬身2分の1の差を付けて[3]重賞競走初勝利を挙げ[4][注 1]、3月のタンパベイダービー (G3) 5着[4]を経て、4月のブルーグラスステークスにてG1競走へ初挑戦した。エイバー・コア英語版[4]初めて騎乗し、11頭立ての8番人気[4]オッズ14-1[5](15倍)の評価であったが、当年のレーンズエンドステークス (G2) の勝ち馬で1番人気に支持されていたホールドミーバックを1馬身半差抑えて勝利を挙げた[4]。コアとマッカーシー厩舎はともに同競走初勝利となった。

5月のケンタッキーダービー (G1) ではマッカーシーに注目が集まり[5][1]、オッズ10-1[1](11倍)の5番人気で出走したが見せ場を作れず、10着に終わった[5][1]。続くプリークネスステークス (G1) でも9着だった[5][1]。その後、休養をはさんで12月の一般戦に出走したが2着に敗れ、3歳シーズンを終えた。

2010年(4歳)

[編集]

2010年は初戦のルイジアナハンデキャップ、続くマインシャフトハンデキャップ (G2) 、ニューオーリンズハンデキャップ (G2) と3戦続けて2着となり勝ちきれない競走が続いていたが、5月1日WRターフクラシック (G1) では2着のコートヴィジョンにクビ差ながらも勝利を収め、G1競走2勝目を挙げた。6月12日スティーブンフォスターハンデキャップ (G1) では3着に終わった。その後7月17日アーリントンハンデキャップ (G3) では6着、8月21日アーリントンミリオンステークスでは7着と惨敗し、4歳シーズンを終えた。

2011年(5歳)以降

[編集]

5歳となった2011年は6戦したが未勝利だった[1]クラークハンデキャップで最下位[1]の13着[5]と敗れたのを最後に現役を引退[5][1]、2012年よりフロリダ州にあるストーンウェル牧場オカラで種牡馬になることが決まった[6]

年度別競走成績

[編集]
  • 2008年(2歳) 7戦1勝
  • 2009年(3歳) 7戦2勝
    • 1着 サム・F・デービスステークス (G3)[3] 、ブルーグラスステークス (G1)[5][1]
  • 2010年(4歳) 7戦1勝
    • 1着 ターフクラシックステークス (G1)[5][6]
  • 2011年(5歳) 6戦0勝

血統表

[編集]
ジェネラルクォーターズ血統シアトルスルー系Mr. Prospector 4×5=9.38%、Northern Dancer 5×4=9.38%、Round Table 5×4=9.38%、Secretariat 5×5=6.25%(父内) (血統表の出典)

Sky Mesa
2000 黒鹿毛
父の父
Pulpit
1994 鹿毛
A.P. Indy Seattle Slew
Weekend Surprise
Preach Mr. Prospector
Narrate
父の母
Caress
1991 黒鹿毛
Storm Cat Storm Bird
Terlingua
La Affirmed Affirmed
La Mesa

Ecology
2001 芦毛
Unbridled's Song
1993 芦毛
Unbridled Fappiano
Gana Facil
Trolley Song Caro
Lucky Spell
母の母
Gdansk's Honour
1989 黒鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Royal Honoree Round Table
Matriarch F-No.16-g

血統背景

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ このときはマーク・ミラーが調教師を務めた[3]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o Grade I Winner General Quarters Retired” (英語). BloodHorse.com (2011年11月29日). 2013年4月29日閲覧。
  2. ^ a b c Cindy Pierson Dulay (2009年4月11日). “2009 Toyota Blue Grass Day at Keeneland” (英語). About.com. p. 3. 2013年4月29日閲覧。
  3. ^ a b c d Shandler, Jason (2009年2月14日). “General Quarters Pulls Sam Davis Upset” (英語). BloodHorse.com. 2013年4月29日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h netkeiba ニュース「ブルーグラスS、ジェネラルクォーターズがV」”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ (2009年4月12日). 2013年4月29日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o McGee, Marty (2011年11月28日). “Churchill Downs: General Quarters retired from racing” (英語). Daily Racing Form. 2013年4月29日閲覧。
  6. ^ a b c General Quarters to Stand at Stonewall Farm” (英語). BloodHorse.com (2012年1月12日). 2013年4月29日閲覧。
  7. ^ Sales Summaries” (英語). Keeneland. 2013年4月29日閲覧。 “2007 September Yearling Sale,Session 8,2579”

外部リンク

[編集]