ジェネラルクォーターズ
ジェネラルクォーターズ | |
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現役期間 | 2008年 - 2011年 |
欧字表記 | General Quarters |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 芦毛 |
生誕 | 2006年3月7日 |
父 | Sky Mesa |
母 | Ecology |
母の父 | Unbridled's Song |
生国 |
アメリカ合衆国 (ケンタッキー州[1]) |
生産者 | R.デイヴィッド・ランデル夫妻[1] |
馬主 |
ケン&サラ・ラムジー[2] →トーマス・マッカーシー |
調教師 |
ウェスレー・ワード[2] →トーマス・マッカーシー →マーク・ミラー[3] →トーマス・マッカーシー[4](アメリカ) |
競走成績 | |
生涯成績 | 27戦[1][5]4勝[5] |
獲得賞金 | 122万6655USドル[1][5] |
ジェネラルクォーターズ (General Quarters) はアメリカ合衆国で生産された[4]競走馬。G1競走を2勝した[6][5]。
元学校長という経歴を持つ[1]70歳代のトーマス・マッカーシーが馬主となり[1][5]、みずから調教師を務めた[1][5]。
経歴
[編集]2007年(1歳)- 2008年(2歳)
[編集]2007年9月に開かれたキーンランド・セプテンバー・イヤリング・セールにおいて、20000ドルで取引された[7]。
2008年5月にクレーミング競走にてデビュー戦を迎え、勝利を挙げた[4]あと、マッカーシーに20000ドルで買われた[5][2]。7月には重賞競走初挑戦となるバッシュフォードマナーステークス (G3) に出走したが6着で、その後は休養をはさみアローワンス競走を中心に5戦したが2着が最高順位であった。
2009年(3歳)
[編集]2009年、3歳となっての初戦となった1月のパスコステークス(一般競走)で2着となり、続く2月のサム・F・デービスステークス (G3) で2着に3馬身2分の1の差を付けて[3]重賞競走初勝利を挙げ[4][注 1]、3月のタンパベイダービー (G3) 5着[4]を経て、4月のブルーグラスステークスにてG1競走へ初挑戦した。エイバー・コアが[4]初めて騎乗し、11頭立ての8番人気[4]、オッズ14-1[5](15倍)の評価であったが、当年のレーンズエンドステークス (G2) の勝ち馬で1番人気に支持されていたホールドミーバックを1馬身半差抑えて勝利を挙げた[4]。コアとマッカーシー厩舎はともに同競走初勝利となった。
5月のケンタッキーダービー (G1) ではマッカーシーに注目が集まり[5][1]、オッズ10-1[1](11倍)の5番人気で出走したが見せ場を作れず、10着に終わった[5][1]。続くプリークネスステークス (G1) でも9着だった[5][1]。その後、休養をはさんで12月の一般戦に出走したが2着に敗れ、3歳シーズンを終えた。
2010年(4歳)
[編集]2010年は初戦のルイジアナハンデキャップ、続くマインシャフトハンデキャップ (G2) 、ニューオーリンズハンデキャップ (G2) と3戦続けて2着となり勝ちきれない競走が続いていたが、5月1日のWRターフクラシック (G1) では2着のコートヴィジョンにクビ差ながらも勝利を収め、G1競走2勝目を挙げた。6月12日のスティーブンフォスターハンデキャップ (G1) では3着に終わった。その後7月17日のアーリントンハンデキャップ (G3) では6着、8月21日のアーリントンミリオンステークスでは7着と惨敗し、4歳シーズンを終えた。
2011年(5歳)以降
[編集]5歳となった2011年は6戦したが未勝利だった[1]。クラークハンデキャップで最下位[1]の13着[5]と敗れたのを最後に現役を引退[5][1]、2012年よりフロリダ州にあるストーンウェル牧場オカラで種牡馬になることが決まった[6]。
年度別競走成績
[編集]- 2008年(2歳) 7戦1勝
- 2009年(3歳) 7戦2勝
- 2010年(4歳) 7戦1勝
- 2011年(5歳) 6戦0勝
血統表
[編集]ジェネラルクォーターズの血統シアトルスルー系/Mr. Prospector 4×5=9.38%、Northern Dancer 5×4=9.38%、Round Table 5×4=9.38%、Secretariat 5×5=6.25%(父内) | (血統表の出典) | |||
父 Sky Mesa 2000 黒鹿毛 |
父の父 Pulpit1994 鹿毛 |
A.P. Indy | Seattle Slew | |
Weekend Surprise | ||||
Preach | Mr. Prospector | |||
Narrate | ||||
父の母 Caress1991 黒鹿毛 |
Storm Cat | Storm Bird | ||
Terlingua | ||||
La Affirmed | Affirmed | |||
La Mesa | ||||
母 Ecology 2001 芦毛 |
Unbridled's Song 1993 芦毛 |
Unbridled | Fappiano | |
Gana Facil | ||||
Trolley Song | Caro | |||
Lucky Spell | ||||
母の母 Gdansk's Honour1989 黒鹿毛 |
Danzig | Northern Dancer | ||
Pas de Nom | ||||
Royal Honoree | Round Table | |||
Matriarch F-No.16-g |
血統背景
[編集]- 祖母のいとこ、マニラ(1986年ブリーダーズカップ・ターフなどG1競走6勝、種牡馬)
- 祖母のいとこ、ステートリードン(1987年セクレタリアトステークス、種牡馬)
- 半弟、エーシントップ(2012年京王杯2歳ステークス、2013年シンザン記念、ニュージーランドトロフィー勝ち馬)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “Grade I Winner General Quarters Retired” (英語). BloodHorse.com (2011年11月29日). 2013年4月29日閲覧。
- ^ a b c Cindy Pierson Dulay (2009年4月11日). “2009 Toyota Blue Grass Day at Keeneland” (英語). About.com. p. 3. 2013年4月29日閲覧。
- ^ a b c d Shandler, Jason (2009年2月14日). “General Quarters Pulls Sam Davis Upset” (英語). BloodHorse.com. 2013年4月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “netkeiba ニュース「ブルーグラスS、ジェネラルクォーターズがV」”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ (2009年4月12日). 2013年4月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o McGee, Marty (2011年11月28日). “Churchill Downs: General Quarters retired from racing” (英語). Daily Racing Form. 2013年4月29日閲覧。
- ^ a b c “General Quarters to Stand at Stonewall Farm” (英語). BloodHorse.com (2012年1月12日). 2013年4月29日閲覧。
- ^ “Sales Summaries” (英語). Keeneland. 2013年4月29日閲覧。 “2007 September Yearling Sale,Session 8,2579”