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ジェームズ・コナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェームズ・コナー
James Conner
refer to caption
アリゾナ・カージナルス #6
ポジション ランニングバック
生年月日 (1995-05-05) 1995年5月5日(29歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ペンシルベニア州エリー
身長: 6' 1" =約185.4cm
体重: 233 lb =約105.7kg
経歴
高校 マクドウェル高等学校
大学 ピッツバーグ大学
NFLドラフト 2017年 / 3巡目全体105位
所属歴
2017-2020 ピッツバーグ・スティーラーズ
2021- アリゾナ・カージナルス
受賞歴・記録
プロボウル選出(2回)
2018, 2021
その他受賞・記録
  • オールアメリカンファーストチーム (2014)
  • ACC最優秀選手賞 (2014)
  • ACC最優秀攻撃選手賞 (2014)
  • ACC最優秀ランニングバック賞 (2016)
  • 2× オールACCファーストチーム (2014, 2016)
NFL 通算成績
(2023年終了時点)
ラン獲得ヤード 4,876
平均ラン獲得ヤード 4.3
ラッシングTD 51
レシーブ数 234
レシーブ獲得ヤード 1,803
レシービングTD 10
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

ジェームズ・アール・コナーJames Earl Conner, 1995年5月5日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州エリー出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLアリゾナ・カージナルスに所属している。ポジションはランニングバック

経歴

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カレッジ

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ピッツバーグ大学では1年目の2013年シーズンに799ラン獲得ヤード、8つのラッシングTDを記録した。ボーリング・グリーン州立大学とのリトルシーザーズ・ピザボウルでは226ラン獲得ヤードを記録して勝利に貢献し、MVPを受賞した[1]。また、この試合でピッツバーグ大学の選手のボウルゲームにおける最多ラン獲得ヤードを更新した[1]

2014年シーズン、2014年11月1日のデューク大学戦で大学でのキャリアハイとなる263ラン獲得ヤード、3つのラッシングTDを記録した[2]。続くノースカロライナ大学戦では220ラン獲得ヤード、4つのラッシングTDを記録した[3]。シーズンでは最終的に1,765ラン獲得ヤード、ACC記録となる26のラッシングTDを記録[4]。ACCの最優秀選手賞を受賞し、オールアメリカンファーストチームに選出された[5]

2015年シーズンは開幕戦で右膝の内側側副靱帯を断裂し、シーズン残りの試合を全休した[6]。また、リハビリ中にホジキンリンパ腫を患っていたことが発覚したが、オフシーズン中に対処して完治した[7]

2016年シーズンに復帰し、2016年10月27日のバージニア工科大学戦でシーズンハイとなる141ラン獲得ヤードを記録した[8]。シーズン全体では1,092ラン獲得ヤード、16のラッシングTDを記録した。

個人成績
ピッツバーグ
シーズン チーム 試合 ラン レシーブ
Att Yds Avg Lng TD Rec Yds Avg Lng TD
2013 ピッツバーグ 12 146 799 5.5 45 8 3 33 11.0 13 0
2014 13 298 1,765 5.9 75T 26 5 70 14.0 40 0
2015 1 8 77 9.6 40 2 1 7 7.0 7 0
2016 13 216 1,092 5.1 40T 16 21 302 14.4 55T 4
通算 39 668 3,733 5.6 75T 52 30 412 13.7 55T 4

ピッツバーグ・スティーラーズ

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プレドラフト測定結果
身長 体重






40Yrd



10Yrd




20Yrd




20Yrd



3

















6 ft 1+12 in
(187 cm)
229 lb
(104 kg)
31+14 in
(79 cm)
9+78 in
(25 cm)
4.65 s 1.63 s 2.69 s 4.40 s 7.14 s 29 in
(74 cm)
9 ft 5 in
(2.87 m)
20 回
All values from NFL Combine/Pittsburgh's Pro Day[9][10]

2017年のNFLドラフトにて全体105位でピッツバーグ・スティーラーズから指名され、その後4年総額316万ドルのルーキー契約を結んだ[11]。2017年7月には、ルーキーながらユニフォームの売り上げでNFL1位となった[12]

2017年シーズン

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このシーズンはバックアップとして14試合に出場した。2017年12月19日に、大学時代に痛めていた内側側副靭帯の手術を受けた[13]。シーズン全体では144ラン獲得ヤードを記録した。

2018年シーズン

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このシーズンから先発に定着し、クリーブランド・ブラウンズとの開幕戦で135ラン獲得ヤード、2つのラッシングTDを記録した[13]。第8週のブラウンズ戦では146ラン獲得ヤード、2つのラッシングTDに加え5レシーブ、66レシーブ獲得ヤードを記録して勝利に貢献し、AFCの週間最優秀攻撃選手、月間最優秀攻撃選手に選出された[14][15]。シーズン全体で973ラン獲得ヤード、12のラッシングTD、55レシーブ、497レシーブ獲得ヤードを記録し、自身初のプロボウルに選出された[16]

2019年シーズン

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第8週のマイアミ・ドルフィンズ戦で145ラン獲得ヤードを記録したが、肩を痛めて途中退場した[17]。第11週のブラウンズ戦で復帰したが、この試合で再び肩を痛めて離脱した[18]。シーズン全体では464ラン獲得ヤード、4つのラッシングTD、34レシーブ、251レシーブ獲得ヤードを記録した。

2020年シーズン

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ニューヨーク・ジャイアンツとの開幕戦で足首を痛め途中退場した[19]。翌週のデンバー・ブロンコス戦で復帰し、106ラン獲得ヤードを記録した[20]。シーズン全体で721ラン獲得ヤード、6つのラッシングTD、35レシーブ、215レシーブ獲得ヤードを記録した。

プレーオフではワイルドカード・ラウンドのブラウンズ戦で37ラン獲得ヤード、1つのラッシングTDを記録したが、チームは敗れた[21]

アリゾナ・カージナルス

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2021年4月13日にアリゾナ・カージナルスと1年契約を結んだ[22]

2021年シーズン

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第9週のサンフランシスコ・49ers戦でラン、レシーブ合計で173ヤード、3つのタッチダウンを記録した[23]。シーズン全体では752ラン獲得ヤード、リーグ最多の15のラッシングTDを記録し、3年ぶりとなるプロボウルに選出された[24]

2022年シーズン

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2022年3月14日にカージナルスと3年総額2,100万ドルで再契約した[25]。このシーズンは782ラン獲得ヤード、7つのラッシングTD、46レシーブ、300レシーブ獲得ヤード、1つのレシービングTDを記録した[26]

詳細情報

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年度別成績

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レギュラーシーズン

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シーズン チーム 試合 ラン レシーブ ファンブル
GP GS Att Yds Avg Lng TD Rec Yds Avg Lng TD Fum Lost
2017 PIT 14 0 32 144 4.5 23 0 0 0 0.0 0 0 0 0
2018 13 12 215 973 4.5 30 12 55 497 9.0 29 1 4 2
2019 10 10 116 464 4.0 25 4 34 251 7.4 26T 3 1 1
2020 13 11 169 721 4.3 59 6 35 215 6.1 18 0 2 0
2021 ARI 15 6 202 752 3.7 35 15 37 375 10.1 45 3 2 0
2022 13 13 183 782 4.3 23 7 46 300 6.5 22 1 3 1
通算 78 52 917 3,836 4.2 59 44 207 1,638 7.9 45 8 12 4

ポストシーズン

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シーズン チーム 試合 ラン レシーブ ファンブル
GP GS Att Yds Avg Lng TD Rec Yds Avg Lng TD Fum Lost
2020 PIT 1 1 11 37 3.4 9 1 5 30 6.0 9 0 0 0
2021 ARI 1 0 4 19 4.8 11 1 1 5 5.0 5 0 0 0
通算 2 1 15 56 3.7 11 2 6 35 5.8 9 0 0 0

脚注

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  1. ^ a b Press, Associated (2013年12月27日). “James Conner breaks Pittsburgh bowl rushing record, plays defense in Pizza Bowl win over Bowling Green” (英語). lehighvalleylive. 2023年10月5日閲覧。
  2. ^ Duke at Pitt Box Score, November 1, 2014” (英語). College Football at Sports-Reference.com. 2023年10月5日閲覧。
  3. ^ Pitt at North Carolina Box Score, November 15, 2014” (英語). College Football at Sports-Reference.com. 2023年10月5日閲覧。
  4. ^ James Conner College Gamelog” (英語). College Football at Sports-Reference.com. 2023年10月5日閲覧。
  5. ^ Pitt's Conner dethrones Winston for ACC POY” (英語). ESPN.com (2014年12月3日). 2023年10月5日閲覧。
  6. ^ Pitt standout James Conner out for season with MCL injury” (英語). Pittsburgh Post-Gazette. 2023年10月5日閲覧。
  7. ^ Pittsburgh star James Conner diagnosed with cancer” (英語). USA TODAY. 2023年10月5日閲覧。
  8. ^ James Conner College Gamelog” (英語). College Football at Sports-Reference.com. 2023年10月5日閲覧。
  9. ^ NFL Events: Combine Player Profiles – James Conner” (英語). www.nfl.com. 2023年10月5日閲覧。
  10. ^ “*James Conner, DS No. 15 RB, Pittsburgh”, NFLdraftscout.com, http://www.nfldraftscout.com/ratings/dsprofile.php?pyid=126879&draftyear=2017&genpos=RB 2023年10月5日閲覧。 
  11. ^ Zucker, Joseph. “James Conner, Steelers Reportedly Agree to 4-Year Contract” (英語). Bleacher Report. 2023年10月5日閲覧。
  12. ^ Rookie James Conner has NFL's hottest-selling jersey” (英語). NFL.com. 2023年10月5日閲覧。
  13. ^ a b Wilson, Mike (2017年12月20日). “James Conner placed on IR by Steelers after MCL injury” (英語). Cardiac Hill. 2023年10月5日閲覧。
  14. ^ James Conner, Adrian Peterson among Players of the Week - NFL.com”. web.archive.org (2020年2月5日). 2023年10月5日閲覧。
  15. ^ James Conner, Adrian Peterson among Players of the Week - NFL.com”. web.archive.org (2020年2月5日). 2023年10月5日閲覧。
  16. ^ NFL reveals rosters for 2019 Pro Bowl in Orlando” (英語). NFL.com. 2023年10月5日閲覧。
  17. ^ Dolphins 14-27 Steelers (Oct 28, 2019) Game Recap” (英語). ESPN. 2023年10月5日閲覧。
  18. ^ Steelers 7-21 Browns (Nov 14, 2019) Game Recap” (英語). ESPN. 2023年10月5日閲覧。
  19. ^ Pittsburgh Steelers at New York Giants - September 14th, 2020” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2023年10月5日閲覧。
  20. ^ Denver Broncos at Pittsburgh Steelers - September 20th, 2020” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2023年10月5日閲覧。
  21. ^ Wild Card - Cleveland Browns at Pittsburgh Steelers - January 10th, 2021” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2023年10月5日閲覧。
  22. ^ Cardinals Add James Conner To Running Back Mix” (英語). www.azcardinals.com. 2023年10月5日閲覧。
  23. ^ James Conner Helps Carry Cardinals Past Niners With Huge Day” (英語). www.azcardinals.com. 2023年10月5日閲覧。
  24. ^ 2021 NFL Pro Bowlers” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2023年10月5日閲覧。
  25. ^ Cardinals Bring Back James Conner On 3-Year Deal” (英語). www.azcardinals.com. 2023年10月5日閲覧。
  26. ^ James Conner 2022 Game Log” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2023年10月5日閲覧。

外部リンク

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