ジヒドロミルセノール
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ジヒドロミルセノール Dihydro myrcenol[1] | |
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別称 2,6-ジメチル-7-オクテン-2-オール | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 18479-58-8 |
特性 | |
化学式 | C10H20O |
モル質量 | 156.27 g mol−1 |
外観 | 無色の液体 |
匂い | 果実香 |
沸点 |
84℃(1.1kPa) |
水への溶解度 | 水に不溶 フタル酸ジエチル、油類に可溶 |
危険性 | |
引火点 | 76 °C (169 °F; 349 K) |
半数致死量 LD50 | 3.6mg/kg(ラット、経口) |
関連する物質 | |
関連する異性体 | C10H20Oを参照 |
関連物質 | ミルセノール ジヒドロミルセン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ジヒドロミルセノール(英: Dihydro myrcenol)は、化学式C10H20Oで表される有機化合物である。ミルセノールの関連化合物の中でも最も強く甘いライムの香りを持つ無色の液体で、香料として利用される。天然からは発見されていない[1]。
用途
[編集]ライム、シトラス、フルーツ香を持つ無色の液体で、市販品は20~40%程度のジヒドロミルセンを含有する。ミューゲ、スズラン、ライラック、ヒヤシンスなどのフローラル系やシトラス、ライムタイプの調合香料に利用される。特に男性用化粧品向けの需要が大きく、全世界で数千トンの需要がある[1]。
合成
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d (合成香料編集委員会 2016, pp. 80–81)
- ^ a b c ジヒドロミルセノール(J-GLOBAL)