スカイラーキング
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『スカイラーキング』 | ||||
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XTC の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1986年4月-6月 ニューヨーク・ウッドストック、ユートピア・サウンド・スタジオ | |||
ジャンル | ポップス、ロック、サイケデリック | |||
時間 | ||||
レーベル |
ヴァージン・レコード ゲフィン・レコード | |||
プロデュース | トッド・ラングレン、XTC | |||
XTC アルバム 年表 | ||||
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『スカイラーキング』 (原題: Skylarking)は、1986年にヴァージン・レーベルとゲフィン・レーベルからリリースされた XTCの8枚目のアルバム。レコーディングは1986年にトッド・ラングレンのユートピア・サウンド・スタジオ (Utopia Sound Studios) で彼のプロデュースによって行われたが、メンバー間の諍いなどが相次ぎ、制作には難関を抱えた作品でもある。
トッド・ラングレンが迎えられたのは、デイヴが大ファンであったこともきっかけである。徹底したプロデューサー気質のトッドと、他者の介入を嫌うアンディの間に亀裂が入り、完成も危ぶまれた。トッドの意向により、全体として愛についての楽曲が占めている。前作から一転して、初期のポップ性に回帰している。
シングルのB面だった「ディア・ゴッド」は、トッドとアンディが嫌い、アルバムから除外している。しかし、ラジオを通してヒットしてしまい、アメリカ版では差し替えられて、シングル発売でもA面になり、後にアルバムにも追加された。歌詞は、神に宛てた個人的な手紙形式で、神を信じられないという辛辣な内容だったため、一部のキリスト教信者からラジオ局が脅迫を受けているが、概ねは好意的に受け入れられた。
タイトルは「ばか騒ぎ」の意味。
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「Summer's Cauldron」 | Andy Partridge | |
2. | 「Grass」 | Colin Moulding | |
3. | 「The Meeting Place」 | Colin Moulding | |
4. | 「That's Really Super, Supergirl」 | Andy Partridge | |
5. | 「Ballet for a Rainy Day」 | Andy Partridge | |
6. | 「1000 Umbrellas」 | Andy Partridge | |
7. | 「Season Cycle」 | Andy Partridge | |
8. | 「Earn Enough for Us」 | Andy Partridge | |
9. | 「Big Day」 | Colin Moulding | |
10. | 「Another Satellite」 | Andy Partridge | |
11. | 「Mermaid Smiled」 | Andy Partridge | |
12. | 「The Man Who Sailed Around His Soul」 | Andy Partridge | |
13. | 「Dying」 | Colin Moulding | |
14. | 「Sacrificial Bonfire」 | Colin Moulding | |
15. | 「Dear God」 | Andy Partridge |
レコーディング・メンバー
[編集]XTC
[編集]- アンディ・パートリッジ (Andy Partridge) - ボーカル、ギター
- コリン・モールディング (Colin Moulding) - ボーカル、ベース
- デイヴ・グレゴリー (Dave Gregory) - ボーカル、ギター、ピアノ、シンセサイザー、チェンバリン
参加ミュージシャン
[編集]- トッド・ラングレン (Todd Rundgren) - オーケストラ・アレンジ、コンピューター・プログラミング、キーボード、バック・ボーカル
- プレイリー・プリンス (Prairie Prince) - ドラム
- ミンゴ・ルイス (Mingo Lewis) - パーカッション
- Jasmine Veillette - ボーカル 「Dear God」
スタッフ
[編集]- トッド・ラングレン (Todd Rundgren) - プロデュース、エンジニア
- Kim Foscato - アシスタント・エンジニア
- George Cowan - アシスタント・エンジニア
外部リンク
[編集]- Skylarking - Discogs (発売一覧)