コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

スティーブ・ハモンド (内野手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スティーブ・ハモンド
Steve Hammond
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州アトランタ
生年月日 (1957-05-09) 1957年5月9日(67歳)
身長
体重
187 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 三塁手, 外野手
プロ入り 1978年 アマチュア・フリーエージェントでアトランタ・ブレーブスと契約
初出場 MLB / 1982年6月28日 オークランド・アスレチックス
NPB / 1987年4月10日
最終出場 MLB / 1982年10月3日
NPB / 1987年
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

スティーブン・ベンジャミン・ハモンドSteven Benjamin Hammond, 1957年5月9日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身の元プロ野球選手内野手外野手)。弟のクリス・ハモンドも元メジャーリーガー

来歴・人物

[編集]

1974年MLBドラフト4巡目でカリフォルニア・エンゼルスに指名されるもこれを拒否し、フロリダ州立大学に進学。

1978年にアマチュアFAでアトランタ・ブレーブスと契約。

1982年カンザスシティ・ロイヤルズに移籍。同年6月28日の対オークランド・アスレチックス戦(カウフマン・スタジアム)で6番・右翼手として先発出場してメジャーデビュー。結果は3打数2安打だった。

1983年からは再びマイナーリーグ生活となる。

1987年NPB南海ホークスに入団。南海は前年に香川伸行三塁コンバートが失敗に終わり、三塁手補強のため1986年にAAA級ながらリーグ2位となる.330という確実性のある打撃、そして三塁・外野に加え、マイナーリーグでは捕手も務めたことがある器用さを持つハモンドを獲得した。しかし、打球の正面に体を移動させず手だけで処理するという拙守ぶりに15失策を記録。また、チャンスに弱いという欠点のため打順も降格していき、終盤は代打要員としての起用が中心となる。結局、攻守共に見るべきものがないとされ、同年限りで退団。

真面目な性格で、日本でのプレーが決まると日本語学校に通っていた。

上述の通りのパフォーマンスであったため、南海ファンからは早々に見切りを付けられ、6月頃からは本来の応援歌とは別に、「働け、働け、ハモンド」と揶揄する歌詞での裏応援歌が作られた。後年でもホークスの不振気味の選手を発奮させる意味を込め、時折「働け、働け、⚪⚪」と替え歌が歌われることがある。

1987年シーズンの対西武戦において、5-5-4-3のトリプルプレーを完成させた(サード:ハモンド、セカンド:湯上谷竑志、ファースト:加藤英司)。

詳細情報

[編集]

年度別打撃成績

[編集]
















































O
P
S
1982 KC 46 131 126 14 29 5 1 1 39 11 0 1 0 1 4 0 0 18 7 .230 .252 .310 .561
1987 南海 115 352 318 25 87 8 1 9 124 29 1 1 1 3 25 1 5 41 14 .274 .333 .390 .723
MLB:1年 46 131 126 14 29 5 1 1 39 11 0 1 0 1 4 0 0 18 7 .230 .252 .310 .561
NPB:1年 115 352 318 25 87 8 1 9 124 29 1 1 1 3 25 1 5 41 14 .274 .333 .390 .723

記録

[編集]
NPB

背番号

[編集]
  • 27 (1982年)
  • 4 (1987年)

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]