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コスモス1号 (ソ連)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スプートニク11号から転送)
コスモス1号 (ソ連)
主製造業者 ユージュノエ
衛星バス DS-2
任務 電離層
技術
打上げ日時 1962-03-16
11:59(GMT
輸送ロケット コスモス2I 63S1
打上げ場所 カプースチン・ヤール マヤーク-2
任務期間 2か月
軌道減衰 1962-05-25
質量 47 kg
軌道要素
軌道 低軌道
軌道傾斜角 49°
遠点高度 649 km
近点高度 207 km
軌道周期 93.1分
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コスモス1号ロシア語: Космос 1DS-2 #1)はソビエト連邦1962年3月16日に打上げた人工衛星である。西側ではスプートニク11号と呼ばれる場合もある。

コスモス衛星の名を与えられた最初の衛星であり、ドネプロペトロフスク・スプートニク(DS)計画において軌道到達に成功した初の衛星でもある。主なミッションは打上げロケット性能測定、および電離層研究を行うことであった[1]

概要

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ロケットにはコスモス2I 63S1(s/n 6LK)が使用された[2]。これはコスモス2I3度目の打上げで、初の打上げ成功であった。

打上げはカプースチン・ヤールマヤーク発射施設(Mayak Launch Complex)第2射点より行われ、1962年3月16日11時59分(GMT)にロケットが発射された[3]

コスモス1号は近地点207 km、遠地点649 km、軌道傾斜角49度、公転周期93.1分の低軌道に投入され[1]、同年5月25日に軌道減衰英語版して消滅した[4]

コスモス1号は最初に打上げられたDS-2型衛星である。DS-2はDS-1のアビオニクスシステムを省略したスケールダウンバージョンであった。2機目は1964年12月1日に打上げられたが、ペイロードフェアリング分離に失敗し、軌道へは到達しなかった。DS-2は結局この2機だけで終わった[5]

参考文献

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  1. ^ a b Wade, Mark. “DS-2”. Encyclopedia Astronautica. 2009年5月22日閲覧。
  2. ^ McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2009年5月22日閲覧。
  3. ^ Wade, Mark. “Kosmos 2”. Encyclopedia Astronautica. 2009年5月22日閲覧。
  4. ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 2009年5月22日閲覧。
  5. ^ Wade, Mark. “DS”. Encyclopedia Astronautica. 2009年5月22日閲覧。

関連項目

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