スペードの女王 (宝塚歌劇)
表示
『スペードの女王』(スペードのじょおう)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。原作はアレクサンドル・プーシキンの同名短編小説『スペードの女王』。 併演は『歌くらべ』。
宝塚大劇場公演
[編集]形式名は「グランド・ミュージカル」。20場。
公演期間は1965年5月1日から5月31日まで。
ストーリー
[編集]青年士官のヘルマンが、令嬢のリーザに恋をする。財産を得たいヘルマンは、リーザの義母からトランプゲームで勝利する「スリーカードの秘密」を得ようとするが、その脅迫で養母は死んでしまう。
スタッフ
[編集]- 作・演出:白井鐡造
- 音楽:寺田瀧雄、南安雄、中川昌、奥村貢
- 音楽指揮:野村陽児
- 振付:山田卓、喜多弘
- 衣装:小西松茂、真野誠二
- 照明:今井直次
- 小道具:生島道正
- 効果:村上茂
- 録音:松永浩志
- 演出補:小原弘亘
- 演出助手:岡田敬二
- 振付助手:鈴木武
主な配役
[編集]- ヘルマン:内重のぼる
- 伯爵夫人:美吉佐久子
- リーザ:八汐路まり
- チェカリンスキー公爵:打吹美砂
- アンドロヴィッチ:美山しぐれ
- ポリーナ:初風諄
- ナルーモフ:秩父美保子
- ミハイル:古城都
- 歌手:笹潤子、白峰万里子
東京宝塚劇場公演
[編集]公演期間は1965年7月7日から7月31日まで。
主なスタッフに白井鐡造がいる。
参考文献
[編集]宝塚大劇場公演
- 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』p.22-23(ストーリー以外)(宝塚歌劇団)
- 編集:山本久美子・西村房代・須藤晃代、編集補助:松岡幸子・浜田聖子・松本恵美・加藤貴子、編集協力:坂島和歌子・松川咲絵・浜本ひろ美・浅野千佳子・川口桂、執筆:三宅顕人(小林一三、ならびに劇場解説)『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(舞台編)』p.127(ストーリーのみ)(阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日)ISBN 978-4-484-14600-3
東京宝塚劇場公演
- 宝塚歌劇90年史『すみれの花歳月を重ねて』p.279(宝塚歌劇団)
関連項目
[編集]- 冬の嵐、ペテルブルグに死す - 同じ原作の1994年花組の作品。